銀魂。

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2017銀魂。

銀魂。

★ 4.4 / 5.0アクションコメディドラマSF
放送年2017年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Bandai Namco Pictures

幕府への抵抗に参加したぎんたちとギャングは、桂と彼の攘夷志士たちとともに身を隠している。万事屋はすぐに今井信女と鬼兵隊の2人に接近される。彼らは白兵海賊が第7師団のカミイ隊長と彼らの元同盟者・高杉に反旗を翻したことを説明する。鬼兵隊はぎんたちに仕事を提示する。それは行方不明になった高杉を探すことだった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

幕府への抵抗運動に加わった万事屋一行は、桂小太郎率いる攘夷志士たちとともに身を隠していた。そこへ今井信女と鬼兵隊の2人が接触し、驚くべき事態を告げる――白夜叉率いる白兵海賊団が、第七師団のカミイ隊長および旧同盟者・高杉晋助に反旗を翻したというのだ。さらに高杉の行方が掴めなくなっており、鬼兵隊は万事屋に依頼を持ちかける。「高杉を探してほしい」――この一件を機に、各勢力の思惑が交差しながら、新たな戦いの幕が上がる。

みどころ・魅力

① 複雑に絡み合う勢力図の面白さ

鬼兵隊・白兵海賊・第七師団・万事屋と、それぞれ異なる思惑を持つ勢力が入り乱れる構図が本作最大の醍醐味。敵と味方が状況によって入れ替わる展開は先が読めず、シリアスな政治劇としての緊張感が最後まで途切れない。

② ギャグとシリアスの振れ幅が極端で笑えて泣ける

銀魂シリーズ屈指の特徴である「笑いと感動の切り替え」が本作でも健在。コメディ色の強いシーンから一転、キャラクターの覚悟や過去に迫る場面へなだれ込む構成は、何度見ても引き込まれる。

③ 高杉晋助というキャラクターの深み

本作では長らく「謎の反乱者」として描かれてきた高杉晋助にスポットが当たる。彼が何を目指し、何を捨ててきたのかが少しずつ明かされることで、単なる悪役では終わらない人間としての側面が浮かび上がる。

キャスト・声優一覧

坂田銀時
坂田銀時
メイン
›
杉田智和
志村新八
志村新八
メイン
›
阪口大助
神楽
神楽
メイン
›
釘宮理恵
桂小太郎
桂小太郎
メイン
›
石田彰
坂本辰馬
坂本辰馬
メイン
›
三木眞一郎
高杉晋助
高杉晋助
メイン
›
子安武人
星海坊主
星海坊主
メイン
›
速水奨
神威
神威
メイン
›
日野聡
定春
定春
サブ
›
高橋美佳子
エリザベス
エリザベス
サブ
›
古谷徹
河上万斉
河上万斉
サブ
›
山崎たくみ
来島また子
来島また子
サブ
›
早水リサ

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スタッフ

監督宮脇千鶴
原作矢立肇
キャラクターデザイン竹内進二
音楽オーディオ・ハイズ
美術監督福島孝喜、間庭奈美
音響監督高松信司
OPハニーワークス「今日もサクラ舞う暁に」
OPCHiCO「カゲロウ」
OPりある「SILVER」
EDRIZE「We Gotta Fight」
EDライズ「SILVER」
EDЯeaL「カゲロウ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

銀魂に「。」がついた時点で察した人間は多いと思う。367話かけて積み上げてきた話を、最終章だけ切り取って見ようとするのは正直どうかしてる。それでも「まあ高杉が動くなら」と再生した。

最初の感想は「前提知識の暴力」だった。画面に映るキャラクターの半分以上に、こちらの記憶が追いつかない。子安武人の声が聞こえるたびに「高杉の文脈、全部入ってる人には刺さるんだろうな」と思いながら見ている感覚。2回目に通しで見ると、銀時と高杉の関係性がどれだけ長い時間をかけて作られてきたかが輪郭として見えてきた。1回目では記号にしか見えなかったものが、少しだけ肉体を持ちはじめる。それでも全部はわからない。

入口としての銀魂。は、向いていない。これは長い旅の終点で、途中から乗り込もうとした人間への答えがここにある。

「仲間のために戦う」じゃなく、「一緒に終わる覚悟」の話

銀魂という作品がずっとやってきたことは、コメディの皮をかぶせながら「本当の別れ」を先送りにし続けることだったと思っている。367話のギャグと泣かせの繰り返しは、読者・視聴者に「まだ続く」という慣れを植え付けるための長い準備だった。だから銀魂。が機能するのは、その蓄積があってこそだ。

最終章が描こうとしているのは、よくある「仲間を守るために戦う」話ではない。もっと具体的で、もっと乾いている。それは「自分が何者だったかを知っている人間と、一緒に終わりに向かう覚悟」の話だ。高杉晋助というキャラクターの動き方を見ているとそれがよくわかる。子安武人の芝居がここで効いてくるのは、彼が「壊したい」のか「終わらせたい」のかを声だけで曖昧にしたまま演じているからで、その曖昧さこそが高杉という人間の核心だ。

桂が石田彰で、坂本が三木眞一郎で、神楽が釘宮理恵である意味は、この最終章で改めて確認できる。声が持つ「その人物の歴史」は、画面上の年数とは別の時間軸で積み重なっていて、キャスト陣の経歴の厚みがキャラクターの厚みと重なる瞬間がある。釘宮神楽が叫ぶシーンは2回目で聞くと、笑えるシーンとシリアスなシーンで全く同じ声量と切り方を使っていることに気づく。それが神楽という人間の一貫性そのものだ。

この作品を「単なる長寿ギャグアニメのラスト」として消費することはできない。長さそのものがテーマになっている数少ない作品で、短縮版での視聴は本質的に不可能だ。最終章だけ見て「よくわからなかった」と感じた人は正しい。ただし、それは作品の欠点ではなく、この話の正直さだと思う。

特に刺さったシーン

終盤、銀時と高杉が言葉ではなくただ対峙するシーンがある。派手な台詞もなく、長い説明もなく、杉田智和と子安武人の声がそこに存在しているだけで、2人の関係の重さが伝わってくる演出だ。台本で読んだらたった数行かもしれない。それがあれだけの重量を持つのは、300話以上かけて作られた文脈を2人の声優が体に入れているからだと思う。

2回目に見てより刺さったのは、神楽の戦闘シーンの作画だった。銀魂の作画は全編通じてムラがあることで有名なのに、最終章の主要バトルでは明らかに枚数と密度が違う。「ここぞ」の判断がはっきりしていて、釘宮の演技と作画の熱量が噛み合うタイミングで、思わず巻き戻した。

読んで見たくなったら——『銀魂。』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 銀魂を第1話から見てきた人、もしくは主要エピソードをある程度把握している人
  • 長い付き合いのキャラクターが「終わり方」に向かっていくのを見届けたい人
  • 子安武人・石田彰・釘宮理恵といったキャストの芝居に価値を置いている人
  • コメディとシリアスが同じ温度で混在する構成を許容できる人

合わない人

  • 銀魂初見でここから入ろうとしている人(前提知識なしだと登場人物の3割に感情移入できない)
  • きれいにまとまった「最終回らしい最終回」を求めている人
  • 長大なシリーズに途中から乗り込むことへの抵抗感が薄い人(それで期待値が上がると危険)

次に見るなら

銀魂’や銀魂° など前作シリーズ——これが正論だとわかっていても言う。銀魂。を見て「なんかよくわからなかったけど引っかかった」なら、それは正しい入り口に立っている証拠で、第1話から追いかけ直すのが唯一の回答になる。コメディとして普通に面白いので苦行にはならない。

同じく「長さそのものが武器」の作品としてうしおととらがある。連載完結済みの原作を丁寧にアニメ化した作品で、積み上げてきた関係性が終盤で一気に回収される快感は銀魂と同系統の感触だ。全39話という比較的コンパクトな尺なので入りやすい。

攘夷志士たちの「終わり損ねた理想」というテーマが気になったなら機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズも選択肢に入る。こちらは明確に「間に合わなかった人間の話」で、後味の重さは段違いだが、銀魂。が見せた乾いた諦念と似た温度がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『銀魂。』は2017年放送のTVアニメで、現在ABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と主要な配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。加入しているサービスがあればすぐに観られる環境が整っているため、気になっているなら今すぐチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 銀魂シリーズを初めて観る場合、この『銀魂。』から始めても大丈夫ですか?
A. 本作は過去シリーズの続きにあたるため、キャラクターや世界観をある程度把握してから視聴するのがおすすめです。まずは無印の『銀魂』から観始めると、ストーリーをより深く楽しめます。
Q. 全何話ですか?
A. 『銀魂。』は2017年放送で全51話構成です。前半・後半に分かれて放送されており、シリアスな「銀ノ魂篇」に向けた橋渡し的な位置づけになっています。
Q. ギャグ中心ですか、それともシリアス寄りですか?
A. ギャグとシリアスが混在するのが銀魂の持ち味です。日常コメディ回でたっぷり笑わせつつ、シリアス編では息をのむような展開が続きます。どちらのジャンルが好きな方でも楽しめる構成になっています。
Q. Netflixで全話配信されていますか?
A. Netflix・Hulu・U-NEXT・ABEMA・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Disney+など複数のサービスで配信中です。ご利用のサービスで視聴できるか、各サービスの配信ページからご確認ください。

まとめ

『銀魂。』は2017年放送のTVアニメで、現在ABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と主要な配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。加入しているサービスがあればすぐに観られる環境が整っているため、気になっているなら今すぐチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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