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2010

銀魂 新訳紅桜篇
★ 4.2 / 5.0アクションコメディSF
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Sunrise |
異星人に侵略された江戸時代を舞台に、万事屋銀時は様々な奇想天外な仕事を引き受けている。ごく普通の依頼から危険な任務まで、多くの困難に直面する銀時たちだが、主人公・坂田銀時の謎めいた過去が明かされると、事態は予想外の展開を迎える。個性的なメンバーたちとの絆を深めながら、彼らは次々と訪れるトラブルに立ち向かっていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
天人(あまんと)の襲来によって変わり果てた江戸を舞台に、よろず屋稼業を営む坂田銀時たちのもとへ、いつもと変わらぬ騒がしい日常が流れていた。しかしある日、銀時の旧友である桂小太郎が何者かに襲撃され、行方をくらます。事件の裏には、人を喰らうと噂される妖刀「紅桜」の存在があった。妖刀を追ううちに、銀時はかつての戦友や、自らが背負ってきた過去と否応なく向き合うことになる。新八や神楽とともに、銀時は仲間を取り戻すため、そして江戸の平穏を守るために剣を取る。TVシリーズ屈指の人気エピソード「紅桜篇」を、新規作画と再構成で描き切った劇場版です。みどころ・魅力
① 妖刀「紅桜」をめぐるシリアス展開
普段はギャグ全開の『銀魂』ですが、本作は人気の「紅桜篇」をベースにしたシリアス寄りのストーリーが軸。妖刀を追う中で銀時の過去や攘夷戦争の影が色濃く描かれ、笑いと緊張感が緩急よく交差します。シリーズの世界観の深さを存分に味わえる一作です。② 劇場版クオリティの戦闘作画
新訳と銘打たれた通り、TV版から大幅にブラッシュアップされた作画が見どころ。銀時と岡田似蔵の激突をはじめ、迫力ある剣戟アクションがスクリーン映えする密度で描かれます。キャラクターの感情がぶつかり合う殺陣は、本作随一の見せ場と言えるでしょう。③ 万事屋と仲間たちの絆
銀時・新八・神楽のよろず屋トリオに加え、桂や個性豊かな面々が事件に絡んでいく群像劇も魅力。軽妙な掛け合いの裏にある仲間への想いが、クライマックスで一気に熱を帯びます。『銀魂』らしいギャグも随所に挟まれ、初見でも楽しめる構成です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 高松信司 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 竹内進二 |
| 美術監督 | 野村裕樹 |
| 音響監督 | 小林克良 |
| ED | ドーズ「僕たちの季節」 |
| ED | ドーズ「Bakuchi Dance」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編が長すぎて、途中で止まったまま何年も放置している。だから「映画だけ見ていいのか」という後ろめたさを抱えたまま再生した、というのが正直なところだ。結論から言うと、新訳紅桜篇は、そういう中途半端な人間にこそ優しかった。タイトルの「新訳」が、置いてきぼりの言い訳をまるごと引き受けてくれる。最初は内輪ノリについていけるか不安だったのに、気づけば銀時たちの距離感に馴染んでいて、コメディの緩さからシリアスへ落ちる落差で背筋が伸びた。劇場の音響で浴びていたら、あの斬り合いの低音はもっと腹に来たんだろうな、と後から悔しくなった。守るものがある奴だけが、刀に喰われずに済む
紅桜という妖刀は、振るう者の力を吸い上げる代わりに、心を喰っていく。強さそのものを目的にした人間が、手にした強さに食い尽くされる。この映画の芯は、たぶんそこにある。単なるチャンバラのカタルシスではなく、「何のために強くなるのか」を持たない者の末路を、刀という装置で描いている。 刀に取り憑かれた男は、強さの先に何も持っていない。だから際限なく欲しがって、最後は自分が刀の一部みたいになっていく。対して銀時は、強さに執着していない。むしろ強さなんてどうでもよさそうに振る舞う。彼が刀を抜くのはいつも、自分のためではなく、隣にいる誰かが傷つけられたときだけだ。同じ剣の腕を持っていても、片方は喰われ、片方は喰われない。その差が「守るものがあるかどうか」だけで説明されてしまうのが、この作品の容赦ないところだと思う。 銀時の過去——白夜叉と呼ばれた頃の断片が差し込まれることで、その対比はもっと重くなる。かつては彼も、強さしか持たない側に立っていたのかもしれない。失って、捨てて、今は万事屋の安いソファの上に流れ着いている。守るものを後から見つけた人間の強さは、最初から強さしか持たない人間の強さとは、質が違う。ギャグの皮をかぶっているくせに、この映画はそこを真顔で突いてくる。特に刺さったシーン
終盤、銀時が完全に腹を括る場面。それまでへらへらと崩れていた態度が剥がれ落ちて、声の温度が一段下がる瞬間がある。杉田智和の芝居は、普段のだるそうな銀時とのギャップで殴ってくるタイプで、ここぞというときの低く据わった声に、こっちの呼吸まで浅くなった。あのトーンの落とし方は、長い付き合いの声優じゃないと出せない。 そこに釘宮理恵の神楽が、心配と怒りをぐちゃぐちゃに混ぜた声で割り込んでくる。可愛い系の役で名を知られた人だけど、この神楽の啖呵は別物で、守りたいくせに素直に言えない不器用さが声だけで伝わる。石田彰の桂も、飄々とした喋りの奥に折れない芯があって、笑かしにきているのに格好いいのがずるい。脇の厚みも効いていて、三木眞一郎の坂本辰馬がふらりと顔を出すだけで画面の温度が変わるし、小林ゆうの猿飛あやめの一瞬すら妙に忘れがたい。ギャグとシリアスの配線が一本に繋がっている、と気づいたのはこのあたりだった。読んで見たくなったら——『銀魂 新訳紅桜篇』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を見ていない、途中で止まっている、でもアクションのカタルシスは味わいたい人
- コメディの緩さから一気にシリアスへ落ちる温度差にやられたい人
- 殺陣の作画と低音の効いた音楽を、画面と音で浴びたい人
合わない人
- キャラの関係性の積み重ねを、説明なしで放り込まれるのが苦手な人
- 終始シリアスで筋の通った物語を求める人(ギャグとの落差が前提なので)
- 下ネタや楽屋オチ的なノリが生理的にだめな人
次に見るなら
銀魂(TVシリーズ):映画で関係性に馴染めたなら、結局は本編へ戻るのがいい。紅桜篇の周辺が何倍も効いてくるし、止まっていた続きを再生したくなる。 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-:刀と過去を背負った男の話が刺さったなら。殺陣の緊張感と、戦う理由を問う芯がこの映画と近い。 サムライチャンプルー:時代劇の枠を崩しながら殺陣で魅せるノリが好きなら。緩さと鋭さの同居っぷりが、似た手触りで楽しめる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『銀魂 新訳紅桜篇』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで配信されており、各サービスで視聴できます。複数の主要動画配信サービスに対応しているため、すでに契約しているサービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合も、見放題対応かどうかを各サービスで確認したうえで選ぶのがおすすめです。
