銀魂

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2006銀魂

銀魂

★ 4.2 / 5.0アクションコメディドラマSF
放送年2006年
フォーマットTVアニメ
話数201話
原作漫画
制作Sunrise

江戸時代の日本に宇宙人が襲来して支配してしまった。新しい医療制度は優れているが、刀の使用禁止令により、多くの浪人は進路に悩まされることになった。坂田銀時のように、昼間の仕事に向いていない者にとっては特に困難である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

時は江戸時代末期。天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人の侵略によって、日本は異星人の支配下に置かれた。刀狩り令が発布され、多くの侍が職を失うなか、元天人対抗戦の英雄・坂田銀時は万事屋(よろずや)を営みながらその日暮らしの生活を送っていた。「万事承ります」を看板に、志高き青年・志村新八や、異星人の少女・神楽とともに、銀時はさまざまな依頼事件に飛び込んでいく。笑いと涙、熱い展開が共存する唯一無二の江戸SF人情コメディ。

みどころ・魅力

① ギャグとシリアスの振り幅が圧倒的

下ネタや時事ネタを交えた破壊力のあるギャグ回と、キャラクターの過去や信念にどっぷり向き合うシリアス回が交互に展開される。笑いで緩めた直後に感情を揺さぶってくる構成が絶妙で、どの回から見始めても引き込まれる独特のテンポ感が銀魂最大の魅力のひとつ。

② キャラクターの厚みと関係性の積み重ね

坂田銀時をはじめ、土方・近藤ら新選組、高杉晋助ら攘夷志士など、個性豊かなキャラクターが数十人規模で登場。各キャラクターに丁寧な背景と信念が設けられており、回を重ねるごとに関係性と感情移入の深度が増していく。長編だからこそ味わえる重厚なドラマが待っている。

③ パロディとオリジナル展開を両立する作家性

あらゆるアニメ・漫画・映画・芸能ネタをパロディしながらも、物語としての完成度を落とさない稀有な作品。ギャグの中に現代社会への皮肉や人情論が溶け込んでおり、単純な笑いに留まらない。日本のポップカルチャーに慣れ親しんでいるほど、随所で発見がある。

キャスト・声優一覧

志村新八
志村新八
メイン
›
阪口大助
坂田銀時
坂田銀時
メイン
›
杉田智和
神楽
神楽
メイン
›
釘宮理恵
定春
定春
メイン
›
高橋美佳子
沖田ミツバ
沖田ミツバ
サブ
›
島本須美
本城狂死郎
本城狂死郎
サブ
›
私市淳
龍隊長
龍隊長
サブ
›
石丸博也
カイケイ
カイケイ
サブ
›
勝杏里
隈無清蔵
隈無清蔵
サブ
›
楠大典
日輪
日輪
サブ
›
櫻井智
キャサリン
キャサリン
サブ
›
杉本ゆう
おじいさん
おじいさん
サブ
›
麦人
麦人

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スタッフ

シリーズ構成大和屋暁
キャラクターデザイン竹内進二
音楽オーディオ・ハイズ
音響監督小林克良
OP「バクチ・ダンサー」
OP「風のごとく」
OP「可能性ガール」
OP「カートニアゴ 」
OPTommy heavenly6「Pray」
OPヨウキング「遠い匂い」
OPレッドバルーン「銀色の空」
OPハーツグロウ「かさなる影」
OPドーズ「曇天」
OPモノブライト「アナタMAGIC」
OPばってん少女隊「Stairway Generation」
OPプラハ「Light Infection」
ED「僕たちの季節」
ED「R2: “Wave” by Vijandeux (eps 10-26)」
ED「R3: “In My Life” by AZU (eps 27-39)」
ED「R4: “Sakurane” by Piko (eps 40-51)」
EDキャプテン・ストレイダム「Fuusen Gum」
EDアンブリファイド「MR.RAINDROP」
EDレッドバルーン「雪の翼」
ED高橋ひとみ「Candy Line」
EDダズ「Shura」
EDスノーケル「Kiseki」
EDケルン「SIGNAL」
EDザ・ロデオ・カーベレーター「Speed of Flow」
EDポッシビリティ「Sanagi」
EDプリングミン「This World is yours」
EDゴーストノート「Ai, Ai, Ai」
EDシギ「Kagayaita」
EDペンギン「Asa Answer」
ED高橋ひとみ feat. Beat Crusaders「Wo Ai Ni」
EDONE☆DRAFT「Wonderful Days」
EDクワイ「さよならの空」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初に見たのは友人に「とりあえず50話くらいまで見ろ」と言われたのがきっかけで、当時は「50話って普通の作品の全話数じゃないか」と思いながら渋々再生した記憶がある。第1話、江戸に宇宙人が来て刀が禁止になっていて、万事屋という何でも屋が出てきて……という設定説明の雑さに、正直「これ大丈夫か」と思った。杉田智和が銀時の声で「俺は天然パーマだ」とぼやいているのを聞いて、あ、これは良い意味でおかしい作品だと察した。

2周目以降で気づいたのは、序盤のギャグ回が後半の伏線になっていることがあるという点より、むしろ「途中から見ても割と成立する」という構造の巧みさだった。長い。総話数で言えば367話あるわけで、それを全部頭から見るのは並大抵の覚悟ではない。でも銀魂は「昨日の続き」をそこまで強く要求してこない。世界観さえ掴めば、どの回からでも笑えるし、どの回からでも急に泣かされる。それがこの作品の本質的な強さだと思う。

「侍」であることを捨てられない男たちの、不器用な居場所の話

銀魂を「ギャグアニメ」と一言で片付ける人が多いし、実際ギャグは多い。シリアス回の直前にジャンプ漫画のメタネタをぶっ込んでくる作品を真面目に論じるのも少し気恥ずかしいところがある。それでも複数回見ていると、この作品が一貫して描こうとしているのは「変わってしまった時代の中で、変われない人間がどう生きるか」という問いだということが浮かび上がってくる。

舞台設定からして意図的だ。天人(アマント)に支配された江戸では、刀が禁止されている。これは単純に「侍の職業が奪われた」という話ではなく、侍という生き方の根拠そのものが消えた世界だ。坂田銀時はその世界で万事屋をやっている。便利屋であり、何でも引き受け、金になるかわからない依頼でも首を突っ込む。これが表面上の銀時の姿だ。

でも過去の描写が入るたびに、銀時が吉田松陽のもとで何を学んだか、攘夷戦争で何を失ったかが少しずつ見えてくる。銀時は「侍を捨てた男」として生きているように見えて、実際には捨てられていない。釘宮理恵が演じる神楽の底抜けの明るさや、阪口大助が演じる新八の真面目さに接するたびに、銀時の中の何かが緩んでいく。そのプロセスが、ギャグの合間にさりげなく積み重ねられている。

この作品が「単なるパロディギャグアニメ」ではなく機能するのは、笑いの奥に「時代の変わり目に生きることの重さ」が通奏低音として流れているからだと思う。天人支配という SF 設定は、突き詰めれば「自分たちが守ろうとしたものが通用しない世界に取り残された人間」の話だ。それは幕末でも現代でも変わらない普遍的な感覚で、だからこそギャグで包んでも骨格が腐らない。

特に刺さったシーン

シリアス回に入った瞬間の空気の変わり方は何度見ても慣れない。直前まで定春(高橋美佳子)が体当たりギャグをやっていたのに、銀時の過去が絡む回になった途端、杉田智和の声のトーンが数段落ちる。あの落差の付け方が上手い。「この人、こんな声も出せたのか」と最初は思うが、2周目以降はむしろその落差のために直前のギャグ回がある、という構造が見えてくる。

吉田松陽が絡む回の回想シーンは、出てくるたびに違う見え方がする。初見では「過去の先生との思い出」として流れるが、銀時と神楽と新八の関係が積み重なった後で見ると、銀時が万事屋をやっている理由の輪郭がくっきりしてくる。楠大典が演じる隈無清蔵のような敵役の造形も含め、「この作品の敵は単なる悪役として描かれていない」という点が、繰り返し見ても飽きない理由の一つだと思う。

読んで見たくなったら——『銀魂』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 長期連載の漫画を読む感覚でアニメを見られる人。367話という総量を「多い」より「それだけ付き合える」と思える人向け
  • ギャグとシリアスの温度差が激しいコンテンツが好きな人。笑っていた口が気づいたら閉じている、という体験が好みなら合う
  • 江戸時代 × SF というジャンルミックスに免疫がある人。設定を真剣に考え始めると詰む箇所があるので、雰囲気で乗れるかどうかが鍵
  • 声優の演技のレンジが好きな人。杉田智和・釘宮理恵がシリアスとギャグを行き来するたびに見せる幅は、それだけで見る価値がある

合わない人

  • 一話完結でなくて話が繋がっていないと不安になる人。銀魂は逆の構造なので、繋がりの薄さを欠点と感じると消耗する
  • ジャンプ・アニメ・漫画業界のメタネタが刺さらない人。パロディの密度が高いので、元ネタを知らないと笑えない箇所が多い
  • 序盤で判断する人。正直、最初の30話くらいはまだ助走期間で、作品が本気を出してくるのはもう少し先

次に見るなら

銀魂のように「ギャグに見せかけて急にシリアスを食らわせる」系が好きなら、日常とは逆方向の体験ができるサムライチャンプルーがある。江戸〜現代をSF的に繋ぐ発想より、幕末の空気感そのものを楽しみたいならるろうに剣心も選択肢に入る。剣心の「もう人を斬らない」という縛りと銀時の「刀を抜けない時代」という縛りは、根っこの問いとして似ている。

長期シリーズの「途中から見ても成立する」という感覚が気に入ったなら、同じ構造を持つ名探偵コナンも見やすい。こちらはSFではなくミステリだが、「延々と続く日常の中に時折挟まる本筋」という骨格は銀魂と共通している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『銀魂』はABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスほぼ全てで視聴可能です。加入中のサービスがあればすぐに視聴をスタートできる恵まれた配信環境が揃っています。長編作品ながら各話完結のエピソードも多く、気軽に見始められるのも嬉しいポイントです。

よくある質問

Q. 銀魂はどこから見ればいいですか?
A. 第1話から順番に視聴するのが基本ですが、各話完結のギャグ回が多いため、途中から入っても楽しめます。シリアス展開は前後のエピソードとつながるため、主要な長編編に差し掛かる前に序盤を抑えておくとより深く楽しめます。
Q. 銀魂は全部で何話ありますか?
A. TVアニメシリーズは2006年放送開始の第1期から2018年放送の「銀魂.」まで複数シリーズが制作されており、合計話数は300話を超える大作です。OVAや劇場版なども存在するため、コンプリートするとかなりの볼륨になります。
Q. ギャグが多いと聞きましたが、シリアスな話もありますか?
A. はい、あります。「紅桜編」「吉原炎上編」「将軍暗殺編」などのシリアス長編は、ギャグ作品とは思えないほど感情を揺さぶる展開と作画クオリティで高く評価されています。笑いと感動のバランスが銀魂の大きな魅力です。
Q. アニメを見た後に原作漫画も読む価値はありますか?
A. 十分にあります。原作漫画にはアニメ化されていないエピソードも存在するほか、空知英秋先生独自の言葉やコマ割りの妙が読んでこそ伝わる部分もあります。アニメで好きになったキャラクターを漫画で掘り下げるのも楽しみ方のひとつです。

まとめ

『銀魂』はABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスほぼ全てで視聴可能です。加入中のサービスがあればすぐに視聴をスタートできる恵まれた配信環境が揃っています。長編作品ながら各話完結のエピソードも多く、気軽に見始められるのも嬉しいポイントです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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