劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

2013劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

★ 3.8 / 5.0ドラマラブコメ日常系超自然
放送年2013年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作A-1 Pictures

このテレビシリーズは、複数の主要キャラクターの視点から再構成されており、彼らの幼少期、オリジナルシリーズ中、そしてシリーズ終了から1年後の新たな追加エピソードが含まれています。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

テレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の劇場版。幼い頃に亡くなった少女・本間芽衣子(めんま)と、彼女の死によってバラバラになってしまった幼馴染たちの物語を、複数のキャラクターそれぞれの視点から再構成。幼少期の輝かしい記憶、オリジナルシリーズで描かれた出来事、そしてシリーズ終了から1年後の新エピソードを織り交ぜながら、喪失と再生、そして前へ進む勇気を丁寧に描く。

みどころ・魅力

① 複数視点で再発見する、それぞれの「あの日」

TVシリーズでは主に仁太の視点で語られた物語が、じんたん・あなる・ゆきあつ・つるこ・ぽっぽ、そしてめんまの6人それぞれの視線で再構成される。同じ場面でも人物によって見え方がまるで異なり、TVシリーズを見た視聴者ほど「あのシーンはこういう意味だったのか」という発見が深い。

② 1年後のエピローグが描く、静かな再生

劇場版最大の見どころは、TVシリーズ終了から1年後を舞台にした新規エピソード。めんまが去った後も続く日常のなかで、それぞれがどう変わり、どう前を向いているかが描かれる。完結した物語へのやさしい後日談として、原作ファンにとって感慨深い内容となっている。

③ 花火と夏の記憶が呼び起こす圧倒的な感情

秩父の豊かな自然と四季を背景に、花火・夏の光・幼少期の原風景が鮮やかに描かれる。細部まで丁寧に作り込まれた映像と、劇伴・主題歌が相まって、涙腺を直撃する感情体験を作り出す。一度ではなく、何度観ても発見のある作品だ。

キャスト・声優一覧

宿海仁太
宿海仁太
メイン
›
入野自由
本間芽衣子
本間芽衣子
メイン
›
茅野愛衣
安城鳴子
安城鳴子
メイン
›
戸松遥
松雪集
松雪集
メイン
›
櫻井孝宏
鶴見知利子
鶴見知利子
メイン
›
早見沙織
久川鉄道
久川鉄道
メイン
›
近藤孝行
春菜
春菜
サブ
›
水原薫
亜紀
亜紀
サブ
›
牧野由依
鳴子の母
鳴子の母
サブ
›
斉藤貴美子
本間イレーヌ
本間イレーヌ
サブ
›
大浦冬華
本間 学
本間 学
サブ
›
保村真
本間 聡志
本間 聡志
サブ
›
水原薫

🎁 キャラクターグッズをお探しなら METALBOX

スタッフ

監督長井龍雪
キャラクターデザイン田中将賀
音楽堀川麗美
音響監督明田川仁
EDGalileo Galilei「サークルゲーム」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

テレビシリーズが話題になったとき、正直「泣けるアニメ」という触れ込みが少し苦手で、後回しにしていた。そういう作品に限って、泣かせにくる構造が見え透いていたりする。で、劇場版が公開されると聞いて、じゃあ先にテレビ版から、と重い腰を上げて見始めたら——止まらなかった。

劇場版は複数キャラクターの視点でテレビシリーズを再構成している。「総集編」と聞くと食指が動かない人も多いと思うけれど、これは単なるダイジェストじゃない。仁太の視点だけで見ていたものを、知利子の目線、鳴子の目線から見直したとき、同じシーンの意味がごろっと変わる瞬間がある。最初に見たとき気づかなかった表情や、聞き流していた台詞が急に刺さってくる。そういう体験ができる劇場版だった。

「ちゃんと悲しめなかった子ども」が、10年後にやっと泣く話

この作品を「幽霊と再会する青春もの」として見ると、どこかずれる。本当の話は、めんまが成仏できるかどうかではなく——じんたんたちがめんまの死を、ちゃんと悲しめていなかったということにある。

子どもの頃に近しい誰かを亡くしたことがある人なら、わかるかもしれない。あの年齢では、死の輪郭がうまく掴めない。泣いたけど何に泣いたのかよくわからない。大人になってから、ふとした瞬間に「ああ、あのときの自分はちゃんと悲しめていなかったんだ」と気づく——あの感覚を、この作品は正確に描いている。

超平和バスターズの六人が秘密基地に集まれなくなったのは、めんまが死んだからじゃない。「悲しみを共有できなかったから」だ。知利子はめんまへの嫉妬を抱えたまま、鳴子はじんたんへの感情を押し込めたまま、それぞれが「めんまのせいで壊れた自分」を認められないまま、バラバラになっていった。

だから劇場版で各キャラクターの視点が挿入される意味が出てくる。同じ出来事が、それぞれの「後ろめたさ」のフィルターを通してまったく違う色になる。めんまが求めているのは「お願いを叶えてもらうこと」ではなく、みんなが「あの日の自分たち」に戻って、ちゃんとお別れをすること——それを受け取るのに、見る側にも少し時間がかかる。

茅野愛衣のめんまは、幽霊なのに怖くない。というより、幽霊だということをほとんど感じさせない。あのふわっとした声の質感が、「いるかいないかわからない存在」というより「いつもそこにいた子」として映像に溶け込んでいる。それがかえって、終盤の「消える」という事実の重さを引き立てる。

特に刺さったシーン

終盤、各キャラクターが手紙を書くシーン。そこで鳴子が声をあげて泣く場面——戸松遥の演技が、うまいとかそういう評価を通り越している。「がんばってきたのにずっと報われなかった子」の泣き方が、あそこに全部ある。泣き崩れるというより、ずっと溜まっていたものが決壊する感じ。映画館の音響で聴くと、その声の細かいところまで聞こえてしまって、こちらも不意をつかれる。

あと、じんたんを演じた入野自由。「声優と夜あそび」のMCとしての印象が強い人が多いと思うけど、このじんたんは本当に「外に出られなくなった少年」の重さがある。序盤のじんたんのセリフは、ほぼぼそぼそとしているのに、終盤に向かって少しずつ声が変わっていく。その変化が、派手なシーンよりもずっと長く残る。

読んで見たくなったら——『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 子どもの頃の友人関係が、理由もよくわからないまま自然消滅した経験がある人
  • 「ちゃんと悲しめなかった」という感覚に心当たりがある人
  • 泣くことを目的にせず、キャラクターの関係性の変化を追いたい人
  • 声優の細かい演技の変化を聞き取りながら見る層

合わない人

  • テレビシリーズ未視聴で劇場版から入ると、感情の文脈が追いにくい(先にテレビ版を見ることを強く勧める)
  • 総集編という性質上、新規シーンの比率を重視する人には物足りないかもしれない
  • 「超常現象の設定にリアリティがないと乗れない」タイプには、前提からきつい

次に見るなら

心が叫びたがってるんだ。——「言いたいことが言えないまま傷つけてしまった」という後悔を抱えた青春劇。あの花と同じ岡田麿里脚本で、感情の描き方の解像度が近い。声に出せない感情が積み重なっていく息苦しさと、それが解放される瞬間のカタルシスが好きなら間違いなく合う。

さよならの朝に約束の花をかざろう——「先に逝く者」と「残される者」という構図を、数百年というスケールで描いた岡田麿里の監督作。あの花が「短すぎた別れ」なら、こちらは「長すぎる別れ」。悲しみの種類は違うが、根っこにある問いは同じだと思う。映像の密度も高く、劇場版として見ごたえがある。

君の膵臓をたべたい(2018年アニメ映画版)——余命宣告を受けた少女と、感情を外に出すのが苦手な少年の話。テーマの重さとしてはあの花より直球だが、「気持ちを言えないまま終わること」への恐怖という点で共鳴する部分が多い。浪川大輔と Lynn の掛け合いが静かに効いてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixと主要な配信サービスで幅広く視聴可能です。サブスクを契約中であればすぐに視聴できる環境が整っており、TVシリーズと合わせて一気見するのに最適な状況です。気になっていた方はぜひこの機会にご覧ください。

よくある質問

Q. TVシリーズを見ていないと楽しめませんか?
A. TVシリーズの総集編を兼ねているため、本作単体でも物語の流れはつかめます。ただし、各キャラクターの感情の機微を深く味わうには、TVシリーズを先に視聴することを強くおすすめします。
Q. 総集編とのことですが、新規映像はどのくらいありますか?
A. 各キャラクターの視点を補完する新カットに加え、TVシリーズ終了から1年後を描いたオリジナルエピローグが収録されています。TVシリーズファンにとって見応えのある新規要素が追加されています。
Q. どんな人に特におすすめですか?
A. 幼馴染や青春時代の友情・喪失をテーマにした感動系アニメが好きな方に最適です。また、TVシリーズを見てもう一度キャラクターたちに会いたいと思っているファンにとっても、特別な作品となっています。
Q. Netflixでも視聴できますか?
A. はい、Netflix・ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVと複数のサービスで配信中です。すでに契約しているサービスがあれば、追加費用なしに視聴できる可能性が高いです。

まとめ

『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixと主要な配信サービスで幅広く視聴可能です。サブスクを契約中であればすぐに視聴できる環境が整っており、TVシリーズと合わせて一気見するのに最適な状況です。気になっていた方はぜひこの機会にご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

目次