HIGH CARD

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2023HIGH CARD

HIGH CARD

★ 3.5 / 5.0アクションファンタジー
放送年2023年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作その他
制作Studio Hibari

孤児院が経営危機に直面していることを知ったフィンは、街で自由に暮らしていたが、一攫千金を求めてカジノへ向かう。しかし、彼を待つ悪夢には備えようがなかった。そこでフィンは、ある男の「幸運の」カードによって引き起こされたカーチェイスと銃撃戦に遭遇する。フィンはやがてそのカードの真実を学ぶことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

孤児院の経営危機を知ったフィンは、一攫千金を夢見てカジノへ足を踏み入れる。しかしそこで彼を待っていたのは、謎のカードをめぐるカーチェイスと銃撃戦という予想外の悪夢だった。カードに秘められた力の真実を知ったフィンは、やがて特殊な組織”ハイカード”に引き込まれていく。52枚のトランプ型超能力カード「エックスプレイイングカード」をめぐる戦いが幕を開ける。

みどころ・魅力

① トランプカードと超能力が融合したユニークなバトル設計

各キャラクターが異なるカードの能力を持ち、スーツや数字によって個性が変わるという設定が秀逸。能力バトルでありながらカードゲームのような戦略性も漂い、「次はどのカードが出るか」というワクワク感が毎話続く。

② スタイリッシュなカーチェイスと洗練されたアクション演出

第1話から全力でぶっ込んでくるカーアクションは圧巻。スパイ映画的な洒落た雰囲気とハイテンポな銃撃戦が共存しており、映像的な気持ちよさが全編を通じて高水準で維持されている。

③ 個性豊かなキャラクターたちのアンサンブル

孤独な青年フィンを中心に、ワケありな面々が集う”ハイカード”チームの関係性が見どころ。シリアスなシーンとコミカルなやり取りのバランスが巧みで、各キャラクターの掘り下げも丁寧に描かれる。

キャスト・声優一覧

クリス・レッドグレイヴ
クリス・レッドグレイヴ
メイン
›
増田俊樹
フィン・オールドマン
フィン・オールドマン
メイン
›
佐藤元
ウェンディ・サトー
ウェンディ・サトー
メイン
›
白石晴香
ヴィジャイ・クマール・シング
ヴィジャイ・クマール・シング
メイン
›
梅原裕一郎
レオ・コンスタンティン・ピノクル
レオ・コンスタンティン・ピノクル
メイン
›
堀江瞬
バーナード・シモンズ
バーナード・シモンズ
サブ
›
山路和弘
セオドール・コンスタンティン・ピノクル
セオドール・コンスタンティン・ピノクル
サブ
›
小野大輔
オーウェン・オールデイズ
オーウェン・オールデイズ
サブ
›
島﨑信長
バン・クロンダイク
バン・クロンダイク
サブ
›
関智一
ティルト
ティルト
サブ
›
豊永利行
ボビー・ボール
ボビー・ボール
サブ
›
沢城千春
グレッグ・ヤング
グレッグ・ヤング
サブ
›
森川智之

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スタッフ

原案キャラデザえびも
キャラクターデザイン河野のぞみ
音楽高橋諒
美術監督鈴木朗、大西穣
音響監督はたしょうじ
OPファイブ・ニュー・オールド「Trickster」
EDめいちゃん「Trickster」
EDめいちゃん「スクワッド!」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけは知っていた。なんなら1期が終わる頃にはもう2期の話が出ていて、「ああ、あれまだ見てない」という微妙な後ろめたさだけが蓄積していた。アクション×トランプ×スーツ×声優陣という組み合わせを見ると、普通は「わかった、刺さる人には刺さるやつだ」と判断して積む。そのまま1年以上が経過した。

実際に見始めたのは深夜の気まぐれで、とくに覚悟はなかった。1話のカーチェイスで、思っていたより全然ちゃんとしていることに気づいた。スーツを着た男たちがカードで超能力を使いながら銃撃戦をするという、冷静に考えると相当キワモノな設定なのに、画面に漂う空気がどこか本格的なのだ。関智一がバン・クロンダイクの声を当てていて、ああこのキャラクター、この人が演じることで10割増しで「大人の男」になっているな、と最初の10分で思った。

2周目で気づいたのは、フィンの立ち回りの細かさだ。初見では展開の速さに引っ張られて見落としていた表情や間が、落ち着いて見ると積み重なっている。

「居場所がない」ではなく「居場所を選ぶ」——孤児と出来損ないの集団が守るものの話

HIGH CARDの核にあるのは、超能力バトルでも謎のカードの争奪戦でもなく、「どこにも属していない人間が、自分で居場所を選ぶ」という話だと思う。フィンは孤児で、カジノで小銭を稼いで生きていた。孤児院の経営危機という動機は最初の推進力にすぎなくて、物語が進むにつれて彼が守ろうとするものは「施設」から「チームの人間」へとじわじわ移行していく。

High Cardというチーム自体が、そもそも正規の組織ではない。王家直属とはいえ、各メンバーは一癖も二癖もある人間の集まりで、関係性もどこか他人行儀なままで話が進む。森川智之演じるグレッグ・ヤングのような「表の顔を持つ大人」も、小野大輔演じるセオドール・コンスタンティン・ピノクルのような「理屈で動いているように見えるキャラ」も、どこかで「本当に欲しいもの」と「今やっていること」のズレを抱えている。

この作品が単なる能力バトルアニメに見えない理由は、戦闘シーンよりもキャラクターが「なぜそこにいるのか」を問い続けるシーンに尺を割いているからだ。島﨑信長のオーウェン・オールデイズなど、登場した瞬間から「この人、絶対に裏がある」とわかる人物造形で、実際に2周目で見るとセリフの含みが全然違う。

梅原裕一郎のヴィジャイ・クマール・シングは、作中でも特異な立ち位置にいて、彼のシーンが入ると急に物語の「地面」がずれる感覚がある。梅原裕一郎という声優の、表面は穏やかなのにどこか不穏という質感が、このキャラクターに異様に合っている。

結局この作品が描いているのは、「孤独な人間が、理由もなく誰かを守りたいと思う瞬間」の積み重ねだ。大げさな自己犠牲ではなく、もっと小さい「なんかこいつを見ていると放っておけない」という感情。それが最終的にチームという形になる過程を、カードバトルというフォーマットに乗せて見せている。

特に刺さったシーン

序盤の銃撃戦とカーチェイスが合流するシーンで、フィンが「自分がなぜここにいるのか」をまだ理解できていないまま体だけが動いている描写がある。初見では単純にアクションシーンとして見ていたけれど、2周目でその直前の表情を確認したら、完全に「状況に飲まれている顔」をしていた。これ、意図的にやってるな、と思った。

声優の話をすると、関智一のバン・クロンダイクが部下に何かを指示するシーンの間の取り方が異様に好きだ。セリフとセリフの間に、この人物の「長く生きてきた感」が詰まっていて、若い声優には出せない重さがある。出演作374本という数字は確かにすごいが、それよりも「この声で育ったアニオタが今ここで聞いている」という既視感の蓄積が、バン・クロンダイクというキャラクターに奥行きを与えている気がする。

終盤の、チームが初めて「チームとして動いた」と感じられる展開。言葉で説明されるのではなく、各キャラクターの動き方が変わっていることで示されるのが好みだった。

読んで見たくなったら——『HIGH CARD』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • スーツ×アクション×アンダーグラウンドという組み合わせに弱い
  • 声優陣の演技を聞き比べる視聴スタイルの人(関智一・森川智之・小野大輔が同じ画面にいる時点で既にコンテンツとして成立している)
  • チームものの、「仲間になる過程」が一番好きなタイプ
  • 世界観の説明が最小限で、見ながら拾っていく構成が苦にならない人
  • 1クールで綺麗に終わらない話を「続きがある」として受け入れられる人

合わない人

  • カードゲームの戦略的な駆け引きを期待している人(そういう作品ではない)
  • 1話完結型でテンポよく消化したい人
  • 設定の整合性を細かく気にするタイプ(超能力の「ルール」はある程度ふわっとしている)
  • 主人公が初期段階から強くないと落ち着かない人

次に見るなら

91Daysが好きなら、スタイリッシュな時代背景×復讐×男たちの駆け引きという構図が近い。HIGH CARDより重く、救いも少ないが、「大人のアニメ」という感触は近い。

能力バトル×組織の内部抗争という組み合わせなら文豪ストレイドッグスがある。こちらは文学ネタが入るぶん独自の趣味があって、乗れると深くハマる。HIGH CARDよりキャラクターの数が多く、関係性の整理に少し時間がかかるが、チームものとしての構造は似ている。

「訳ありの大人たちが裏社会で動く」という雰囲気が刺さったならBANANA FISHも候補になる。作品の重さはかなり違うが、孤独な主人公が「なぜか守りたい存在」を得る流れは通底している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『HIGH CARD』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスでそのまま視聴できる可能性が高いでしょう。まずは加入中のサービスから確認してみてください。

よくある質問

Q. 『HIGH CARD』は何クールのアニメですか?
A. 2023年放送の第1期は全13話構成です。続編となる第2期『HIGH CARD season2』も制作・放送されており、続きが気になった方はそのまま視聴できます。
Q. 原作漫画はありますか?
A. はい、タジマ粒子によるコミカライズ版がマガジンポケットで連載されています。アニメと並行して読むことでストーリーをより深く楽しめます。
Q. 主人公フィンの声優は誰ですか?
A. フィン・オールドマンを演じるのは花江夏樹さんです。明るく前向きなフィンの魅力を活き活きと表現しており、作品の雰囲気にぴったりとはまっています。
Q. アクション重視ですか?それともストーリー重視ですか?
A. 両方バランスよく楽しめる作品です。スタイリッシュなアクションシーンが多い一方、キャラクターの背景やカードの謎に迫るストーリーもしっかり描かれています。

まとめ

『HIGH CARD』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスでそのまま視聴できる可能性が高いでしょう。まずは加入中のサービスから確認してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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