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トライブナイン
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | LIDENFILMS |
ネオ東京で、失意の青少年たちが「エクストリームベースボール」という過激なゲームで部族同士の戦いを繰り広げていた。ある夜、少年ハルとタイガは最強のXBプレイヤー・神谷シュンに出会い、シュンが率いる港族に入る。全部族を支配し始めた謎の男に対抗するため、彼らは激しい戦いに臨む。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ネオ東京——そこは野球を過激化させた究極のゲーム「エクストリームベースボール(XB)」が、街の勢力図を左右する世界。失意を抱えた少年ハルとタイガは、ある夜、最強のXBプレイヤー・神谷シュンと出会い、彼が率いる港族(みなとぞく)の一員となる。やがて、全部族を力で従えようとする謎の男の野望が明らかに。仲間と築いた絆を胸に、ハルたちは部族の誇りを懸けた熱きXBの戦いへと身を投じていく。スポーツとバトルが融合した、スタイリッシュな青春群像劇が幕を開ける。みどころ・魅力
① ルール無用の超過激スポーツ「XB」
野球をベースにしながら、バットもボールも常識を飛び越えた使われ方をする「エクストリームベースボール」。スポーツの枠を超えたド派手なアクションとして描かれ、一球ごとに形勢が二転三転します。スポーツアニメの爽快感とバトルアニメの興奮を同時に味わえる、唯一無二の競技が最大の見どころです。② 信念がぶつかり合う部族とキャラクター
ネオ東京に乱立する部族(トライブ)には、それぞれの誇りとドラマがあり、敵も味方も濃いキャラクターぞろい。主人公ハルとタイガの成長、カリスマ・神谷シュンの圧倒的な存在感など、人物同士の関係性が物語を熱く彩ります。③ 疾走感あふれる映像と世界観
LIDEN FILMSによる迫力の作画と、スピード感を煽る演出が融合。退廃的でありながらスタイリッシュなネオ東京の世界観も含め、視聴者を一気に引き込みます。オリジナルアニメならではの、先の読めない展開も魅力のひとつです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 小松崎類、しまどりる |
| キャラクターデザイン | 薮本陽輔 |
| 美術監督 | 三宅昌和 |
| 音響監督 | 田中亮 |
| OP | MIYAVI「Strike It Out」 |
| ED | Void_Chords feat. LIO「Infocus」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初はゲームのアニメ化だと思って見始めた。野球をモチーフにした派手な対戦ゲームがどこかにあって、その販促として作られたんだろう、と勝手に決めつけていた。半分くらいまで本気でそう信じていた。違った。エクストリームベースボール、略してXBという架空の競技を軸に、ネオ東京の部族が縄張りを奪い合う——この設定を飲み込むのに、正直しばらくかかった。野球なのに殴るし、跳ぶし、爆発する。1話の時点ではノリについていけず、なんだこれ、と眉をひそめながら画面を見ていたのを覚えている。2回目に見返したとき、ようやく腑に落ちたことがある。この作品、別に野球がやりたいわけじゃない。バットとボールは口実で、本当に描きたいものは最初からまったく別のところにあった。
エクストリームベースボールは、行き場のない奴らの避難所だった
主人公のハルとタイガが神谷シュン率いる港族に拾われる流れを見ていて思ったのは、この競技が居場所のない人間の受け皿になっているということだった。彼らはどこかで何かに失敗して、まっとうなレールから外れて、それでもまだ熱を持て余している。その熱をぶつける先がXBだった。だからこの作品は、スポーツものの顔をしているけれど、中身はもっと不器用な「居場所探し」の話だと受け取っている。
面白いのは、その避難所が決して安全じゃないこと。部族同士の戦いは命懸けで、勝てば縄張りを得るが、負ければ全部を失う。安らげる場所を手に入れるために、命を削って戦わなきゃいけない。この矛盾が物語の根っこにある。居場所というのはタダで与えられるものじゃなく、奪い、守り続けないと一瞬で消える——そういう身も蓋もない事実を、過激な競技に置き換えて見せている。
そして全部族を支配しようとする謎の男が出てくることで、話は一段きな臭くなる。序盤はバカ騒ぎの不良アニメに見えたものが、中盤以降、誰がこの街を管理し、若者たちをどう飼い慣らそうとしているのかという、もっと冷たい構造の話に変わっていく。終盤の展開まで見てから振り返ると、避難所だと思っていた場所そのものが、実は大きな仕組みの一部だったと気づかされる。このひっくり返し方に、作り手の意地の悪さというか、人を信用しきらない手つきを感じた。単なる熱血スポーツとして消費させてくれない。そこが好きだ。
特に刺さったシーン
序盤、ハルとタイガが神谷シュンと出会うくだりがやっぱり一番効いている。シュンを演じる石田彰の声が、軽く突き放したような余裕とその裏の冷たさを同時に出していて、こいつには何かある、と理屈抜きで思わされた。台詞そのものは大して長くないのに、声の温度だけで「最強のXBプレイヤー」という肩書きを納得させてくる。あの一場面でこの作品に腰を据えて付き合う気になった、と言ってもいい。
対する立場の鳳王次郎を演じる諏訪部順一も、出てくるだけで画面の空気の重さが変わる。低く据わった声で淡々と圧をかけてくるので、試合のシーンが単なる肉弾戦じゃなく、駆け引きとして緊張する。XBの試合は作画も音楽も振り切れていて、打球が飛ぶたびに鳴る重い音と、人体の動きとして無茶な跳躍が嚙み合って、頭で考える前に体が前のめりになる。2回目はこの音の作り込みばかり追っていた。
読んで見たくなったら——『トライブナイン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
合わない人
- 競技ものに正確なルール説明とリアリティを求める人
- 1話で世界観が腑に落ちないと脱落してしまう人
- 明るいスポーツ根性ものを期待している人(後半の温度差でしんどくなる)
次に見るなら
同じ作り手の空気が好きならアクダマドライブ。ネオ関西を舞台にした無法者たちの一夜で、街そのものに飼われている感覚と、容赦のない展開の落とし方がトライブナインと地続きに感じられる。
「競技に人生を賭けた外れ者」という芯に惹かれたならメガロボクス。義体を使った過激なボクシングを軸に、下層から這い上がる男を描いていて、熱と泥臭さの配合が近い。
とにかく振り切れた勢いと作画のうねりが欲しいならキルラキル。理屈より体で浴びるタイプのアクションという意味で、XBの試合に乗れた人なら間違いなく相性がいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「トライブナイン」は、現在dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。いずれもアニメのラインナップが充実したサービスなので、過激なXBバトルを快適に楽しめます。気になった方は、この2つのサービスをチェックしてみてください。
