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アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
アルカナ・ファミリアは交易島ギフトの平和を守う強大な組織である。この名門一族の独特な特徴は、タロットカードに由来する神秘的な力「アルカナ」を操ることだ。現在の指導者モンドは、アルカナ・デュエロという大会を通じて後継者を選びたいと考えており、優勝者には追加の報酬が与えられる予定である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
交易島ギフトの平和を守る名門組織「アルカナ・ファミリア」。その一族は、タロットカードに由来する神秘の力「アルカナ」を操るという特異な力を受け継いでいた。現当主モンドは、後継者を決める大会「アルカナ・デュエロ」の開催を宣言。優勝者には組織の頂点という栄誉に加え、特別な報酬が約束される。当主の娘フェリチータをはじめ、それぞれの想いを抱えた個性豊かなメンバーたちが、自らのアルカナを懸けて大会へと足を踏み入れていく。力と絆、そして恋心が交差する物語が幕を開ける。
みどころ・魅力
① タロットがモチーフの神秘的な能力バトル
22枚の大アルカナに対応した固有の力を、それぞれのキャラクターが操るという設定が最大の魅力。能力ごとに個性がはっきりしており、誰がどんなアルカナを宿しているのかを知る楽しさがあります。世界観に引き込まれる独特の雰囲気が光ります。
② 紅一点のヒロインを囲む個性派男子たち
当主の娘フェリチータを中心に、タイプの異なる魅力的な男性キャラクターが多数登場。乙女ゲーム原作らしい甘さとコミカルなやり取りが楽しめます。ラブコメ要素と仲間との絆が並走し、キャラ同士の掛け合いがテンポよく描かれます。
③ イタリアの島を舞台にした華やかな世界観
地中海を思わせる交易島ギフトの風景や、組織の格式ある雰囲気が作品全体を彩ります。後継者争いという大きな縦軸を軸に、日常パートと大会パートの緩急がバランスよく構成されており、コメディとしても気軽に楽しめる一作です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 今千秋 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 赤星政尚 |
| 原案キャラデザ | さらちよみ |
| 音楽 | 三澤康広 |
| OP | 原田ひとみ「Magenta Another Sky」 |
| ED | 代永翼「Pieces of Treasure」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言う。配信リストでサムネを見た瞬間、「これ、見た気がする」と思った。で、再生して5分で確信した。見た気がするだけで、中身を一ミリも覚えていない。乙女ゲーム原作のイケメンがずらっと並ぶ画面に、記憶がまったく引っかからない。2012年、たぶん当時の自分は流し見していたんだろう。今回あらためて腰を据えて見たら、最初は「タロットの力で戦うイケメン大集合もの」くらいの軽い気持ちだったのが、ヒロインの立ち位置に気づいたあたりから妙に座りが悪くなってきた。2回目で気づいたのは、これ、わりと厄介なテーマを澄ました顔で抱えている作品だということ。覚えていなかったのが少しもったいない。
「優勝賞品」にされた女が、自分でその大会に出るという話
この作品、表向きはアルカナ・デュエロという後継者決定トーナメントを軸にした、超自然バトル&ラブコメだ。タロットカードに由来する力「アルカナ」を操る一族が、組織のトップを賭けて戦う。ここまではよくある設定に見える。問題は、その優勝賞品がヒロインのフェリチータ本人だということだ。勝った男が次のボスになり、ついでに彼女を手に入れる。彼女の意思は、最初の時点では誰も勘定に入れていない。
面白いのは、フェリチータがそれに対して泣いて拒否するわけでも、誰かに助けを求めるわけでもない点だ。彼女は自分でその大会に参加する。賞品として並べられる側ではなく、戦う側に立つ。これは地味に過激な選択で、「決められる人生」から「自分で決める人生」へ椅子を蹴って移る瞬間なんだと思う。乙女ゲーム原作という出自を考えると、本来このジャンルはヒロインが誰に選ばれるかを楽しむ構造を持っている。なのにこの作品は、選ばれること自体への違和感を、ヒロイン自身に背負わせている。単なるイケメン品評会ではなく、品評される側が品評の枠組みごと引っくり返そうとする話、と読むと急に背筋が伸びる。能登麻美子の、芯はあるのに柔らかいあの声質が、この「静かに抵抗する女」にやたら効いている。声を荒げないからこそ、意思の固さが伝わる。キャスティングの勝利だと思う。
特に刺さったシーン
序盤、フェリチータが自分の進路を勝手に決められたと知る場面。ここで彼女が見せる反応が、怒鳴るでも泣くでもなく、ぐっと飲み込んでから前を向くタイプの静けさで、能登麻美子の抑えた芝居が刺さった。叫ばせれば簡単なところを、わざと低く保っている。あと普通に声優陣がやたら豪華で、そっちでも何度か手が止まった。杉田智和のパーチェは飄々としているのに芯で食ってくるし、福山潤のリベルタは熱量の上げ下げが巧い。中村悠一のルカに至っては、低い声で一行喋るだけで場の温度を下げてくる。終盤の力がぶつかる展開で、吉野裕行のデビトが見せる軽口とシリアスの落差にもやられた。物語の整合性うんぬんより先に、耳が幸せだった、というのが正直な感想だ。
読んで見たくなったら——『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- イケメン揃いの賑やかな画面と、その裏にある「自分で選ぶ」テーマの両方を味わいたい人
- 杉田智和・福山潤・中村悠一・能登麻美子あたりの声を、ただ浴びていたい人
- 乙女ゲーム原作という入口に偏見がなく、構造のひねりを拾うのが好きな人
合わない人
- バトルの設定や勝敗ロジックを緻密に詰めてほしいタイプの人
- 恋愛要素のはっきりした決着を求める人(そこは原作のゲーム任せな面がある)
- 2クールぶんの密度を1クールに期待してしまう人
次に見るなら
賞品扱いされたヒロインが自分で戦う構図が刺さったなら、囚われの立場から自分の意思で動き出す少女を描いたうたわれるものあたりの、世界に組み込まれた人間の自立を扱う作品が地続きで楽しめる。豪華声優陣がイケメン集団を演じる賑やかさが目当てなら、同じく乙女ゲーム発で群像の魅力を前に出した薄桜鬼が王道。タロット的なモチーフと能力バトルの組み合わせが気に入ったなら、特殊能力で日常がねじれていくDARKER THAN BLACKの、力と運命の絡め方も合うはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。どちらも見放題作品として配信されているため、月額料金内でじっくり楽しめます。アニメ配信に強い2つのサービスで揃っているので、まだ未登録の方はご自身に合った方を選んで視聴するのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。どちらも見放題作品として配信されているため、月額料金内でじっくり楽しめます。アニメ配信に強い2つのサービスで揃っているので、まだ未登録の方はご自身に合った方を選んで視聴するのがおすすめです。
