血界戦線

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2015血界戦線

血界戦線

★ 3.7 / 5.0アクションコメディ超自然
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作bones

ニューヨーク上空に異世界との裂け目が開き、市民と異次元の生物が不透明なバリアに閉じ込められた。彼らは数年間、狂乱的な犯罪SFの世界で共存してきた。今、誰かがこのバリアを破壊しようとしており、スタイリッシュな超人グループがそれを防ぐために行動している。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ある日突然、ニューヨークの上空に異世界への「門」が開き、透明なバリアによって人間と異次元生物が閉じ込められた都市「ヘルサレムズ・ロット」が誕生した。カメラマン志望の青年・レオナルド・ウォッチは、神の意志によって与えられた特殊な眼「神の義眼」を宿しながら、偶然この街へと流れ着く。彼は超人的な能力を持つ者たちが集う秘密結社「ライブラ」に加入し、世界の均衡を脅かす謎の組織の陰謀に立ち向かうことになる。混沌と活気が渦巻くこの街で、今日も命がけの戦いが幕を開ける。

みどころ・魅力

① スタイリッシュすぎる映像とアクション

BONESが手がけた映像は圧倒的なクオリティで、異形の生物が跋扈する摩天楼を舞台にした戦闘シーンは目が離せない。松本憲生をはじめとする実力派アニメーターが参加し、スピード感と迫力を兼ね備えたアクションが全編にわたって展開される。

② 個性爆発のキャラクターたちが生む群像劇

「神の義眼」を持つ主人公レオナルドをはじめ、ライブラのメンバーはそれぞれが強烈な個性と能力を持つ。シリアスとギャグの緩急が絶妙で、一筋縄ではいかないキャラクター同士の掛け合いが物語を豊かに彩り、飽きさせない。

③ 血界戦線ならではの世界観と音楽

異世界と現代が融合したヘルサレムズ・ロットという唯一無二の設定が、独特の世界観を生み出している。OPテーマ「Hello,World!」(BUMP OF CHICKEN)、EDテーマ「シュガーソングとビターステップ」(UNISON SQUARE GARDEN)など楽曲も高く評価されており、作品の魅力をさらに底上げしている。

キャスト・声優一覧

レオナルド・ウォッチ
レオナルド・ウォッチ
メイン
›
阪口大助
クラウス・V・ラインヘルツ
クラウス・V・ラインヘルツ
メイン
›
小山力也
ザップ・レンフロ
ザップ・レンフロ
メイン
›
中井和哉
メアリー・マクベス
メアリー・マクベス
サブ
›
釘宮理恵
ブリッツ・T・エイブラムス
ブリッツ・T・エイブラムス
サブ
›
大塚明夫
ミシェーラウォッチ
ミシェーラウォッチ
サブ
›
水樹奈々
ベンジャミン・マクベス
ベンジャミン・マクベス
サブ
›
木内秀信
シボロバ
シボロバ
サブ
›
後藤哲夫
チェイン・皇
チェイン・皇
サブ
›
小林ゆう
ニーカ
ニーカ
サブ
›
上田麗奈
アンジェリカ
アンジェリカ
サブ
›
北川里奈
マーティン
マーティン
サブ
›
梶裕貴

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スタッフ

監督松本理恵
シリーズ構成古家和尚
キャラクターデザイン川元利浩
音楽岩崎太整
美術監督木村真二
音響監督松本理恵
OPバンプ・オブ・チキン「Hello, world!」
EDバンプ・オブ・チキン「Hello, world!」
EDユニゾン・スクエア・ガーデン「シュガーソングとビターステップ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

深夜アニメのチェックリストを消化していた週に、なんとなく1話を再生したのが最初だった。正直、期待値はそこまで高くなかった。「ニューヨークが異次元と合体した世界でスタイリッシュな組織が戦う」という設定、文字にすると雑に見えるんだけど、これが冒頭3分で完全に仕切り直しになった。

カラフルで雑多で、説明を惜しまず端折る。世界観の解説が終わる前に次の事件が始まる。この速度感を最後まで保ち続けていて、視聴者を「置いてけぼりにする気はないけど、ついてこいよ」という態度で引っ張っていく。2回目に見たとき気づいたのは、1話の段階ですでにいくつかの設定と伏線が丁寧に埋め込まれていたということだ。あの圧縮密度は完全に意図的なもので、最初は「賑やかだな」と流していたものが、2周目には「これ全部つながってたのか」になった。

混沌の中に留まることを選んだ人間たちの、静かな覚悟の話

血界戦線は、超能力バトルアニメのフォーマットを借りつつ、実際に描いているのは「それでも日常を続ける人たちの話」だと思っている。ヘルサレムズ・ロット——かつてニューヨークだった街——は、人間と異次元の生物が共存する混沌の街だ。毎朝何かが爆発し、怪物が闊歩し、銃撃戦が起きる。なのに食堂は開いていて、新聞は配達されて、子どもは学校に行く。

この「異常を日常として受け入れた街」の描写に、この作品の核心がある。主人公のレオナルドは、ヘルサレムズ・ロットの外から来た人間だ。彼の視点を通すことで、視聴者はあの街の異常さを感じながら、そこに生きる人たちの「慣れ」にも接触する。これは単なる世界観の説明ではなく、人間がいかに環境に適応するか、それでも「生きる」を選択し続けるかの話だ。

クラウス・V・ラインヘルツというキャラクターは、そのテーマの体現者だと思っている。あの重さは「強いボス」というだけでなく、あの街の重力そのものを背負っているように見える。2回目に見ると、クラウスの台詞のひとつひとつが、混沌の中に踏みとどまり続けることへの選択として読めてくる。能力があるから戦うのではなく、あそこに居続けることを決めているから戦う。

ニュアというキャラクターへの愛着も、そのあたりから来ている。派手ではないのに、確かに存在する。ヘルサレムズ・ロットという場所が、ああいう人間を育てる街なのだということを、無言で証明している。「混沌と共存すること」を英雄譚として描くのではなく、粛々とした日常として描く——その選択が、血界戦線を単なるバトルものとは違う場所に置いている。

特に刺さったシーン

序盤、ライブラのメンバーが揃って動き出すくだりが好きだ。釘宮理恵さん演じるメアリー・マクベスの、少し突き放したような台詞回し——感情の温度を意図的に下げながら、でも確かに仲間を信頼している、あの感じが見事だった。釘宮さんの声は、ツンとしているようで根のところに温かみがあって、それがメアリーというキャラクターと完全に噛み合っていた。

小林ゆうさん演じるチェイン・皇の「静」の演技も印象深い。あれだけ奇妙なキャラクター造形なのに、声の質感だけで「この人は信頼できる」という情報を出してくる。梶裕貴さん演じるマーティンは、飄々としているのに芯のところに熱があって、あの温度の使い方がうまかった。大塚明夫さんが演じるブリッツ・T・エイブラムスは、もう声が鳴った瞬間に「格」が出る。セリフより前に場の空気が変わる感じ。

水樹奈々さん演じるミシェーラウォッチのシーンは、見るたびに少し胸が痛くなる。あれは2回目3回目のほうがきつい。声の演技がうまいと、台詞より前に「あ、これは悲しい場面だ」とわかってしまう。個人的にはあそこがこの作品の感情的なピークで、何回見てもそこは変わらない。

読んで見たくなったら——『血界戦線』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 説明なしに世界に放り込まれる体験が好きな人
  • 主人公よりサブキャラに惹かれがちな、アンサンブル型群像劇が得意な人
  • デュラララ!!やBANANAFISHのような「都市×超常×群像」が好きな人
  • 音楽と映像の乗りを重視する人(UNISON SQUARE GARDENのOPは単体でも価値がある)
  • 原作漫画・トライガンを知っている人

合わない人

  • 1話で世界観が全部説明されないと落ち着かない人
  • 主人公を軸にした明確な成長ストーリーを求めている人
  • バトルの強さ体系や能力の整合性を重視する人(この作品の優先順位はそこではない)
  • テンポが速すぎると「置いてけぼり感」を覚えやすい人

次に見るなら

デュラララ!!(2010年)——異能と人間が混在する池袋を舞台にした群像劇。「街そのものがキャラクター」という構造が血界戦線に近い。登場人物の多さと最初の情報量の多さも似ていて、それを楽しめる人ならそのまま刺さる。

文豪ストレイドogs(2016年)——異能力者が組織に属して戦うフォーマットが近い。血界戦線のスタイリッシュさが好きなら、同じ温度帯で見られる。キャストの豪華さも似たような方向性。

トライガン(1998年)——血界戦線の原作者・内藤泰弘の前作。舞台も絵柄も全然違うが、「混沌の中の優しさ」というテーマの根っこは同じだと思う。旧作の作画が気にならないなら、こちらも外せない。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『血界戦線』は現在、**dアニメストア・U-NEXT・DMM TV**の3サービスで配信中です。いずれも見放題プランで視聴できるため、好みのプラットフォームからすぐに楽しめます。続編『血界戦線&BEYOND』の視聴前に第1期をおさらいしたい方にも最適な環境が揃っています。

よくある質問

Q. 血界戦線はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信されています。いずれも見放題プランに対応しているので、各サービスの無料トライアルを活用して視聴するのもおすすめです。
Q. 続編はありますか?
A. はい、2017年に続編『血界戦線&BEYOND』が放送されています。監督が変わり雰囲気も若干異なりますが、引き続きライブラのメンバーが活躍する全12話です。第1期を観てから続けて楽しめます。
Q. 原作マンガとアニメはどちらがおすすめですか?
A. アニメはオリジナル要素も加えつつ映像・音楽の相乗効果が高く、初めての方にはアニメからの入門がおすすめです。世界観が気に入ったら、内藤泰弘氏による原作コミックでさらに深く楽しめます。
Q. 最終話だけ尺が長いと聞きましたが?
A. 第12話(最終話)は約45分の拡大版として放送されました。放送当時は延期を経ての特別尺での放映となり、話題を呼んだエピソードです。配信版でも同様の尺で収録されているので安心してご覧いただけます。

まとめ

『血界戦線』は現在、**dアニメストア・U-NEXT・DMM TV**の3サービスで配信中です。いずれも見放題プランで視聴できるため、好みのプラットフォームからすぐに楽しめます。続編『血界戦線&BEYOND』の視聴前に第1期をおさらいしたい方にも最適な環境が揃っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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