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アンデッドアンラック
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | David Production |
フウコは好きな少女漫画のような情熱的な恋がしたいが、不運の能力がそれを不可能にしている。そんな時、アンディが彼女を助ける。フウコはアンディの実験台となり、彼が自分を殺すほどの大きな不運を引き起こす方法を探すのを手伝う。しかし、二人が秘密の組織を発見したとき、状況は一変する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
少女漫画のような情熱的な恋を夢見る少女・風子は、触れた人間に不運をもたらす「不運」の能力を持つため、誰とも触れ合えない孤独な生活を送っていた。ある日、死ねない体を持つ「不死」のアンディと出会い、二人は互いの能力を活かして巨大な不運を起こすという奇妙な協力関係を結ぶ。しかしその過程で、世界の裏側に暗躍する秘密組織「ユニオン」の存在が明らかになり、二人の運命は思わぬ方向へと動き出す。みどころ・魅力
① 「否定能力」というユニークな世界設定
本作の最大の特徴は、「不運」「不死」といった”〇〇できない”能力=否定能力が戦闘の軸になる独創的な設定だ。能力同士の組み合わせや応用が戦略の鍵となり、バトルに知的なおもしろさを生み出している。設定が深まるにつれ、世界観のスケールが一気に広がっていく点も見逃せない。② テンポよく展開するアクションとコメディの融合
風子とアンディのコンビは、シリアスな戦闘シーンとコミカルなやり取りを絶妙なバランスで繰り広げる。スピード感のあるアクション作画に加え、二人の掛け合いが生む笑いが息抜きになり、最後まで飽きさせない構成になっている。③ 感情を揺さぶるキャラクターの成長と関係性
孤独を抱えた風子と、長年死を求め続けたアンディが互いの存在を通じて変化していく姿は、アクション作品でありながら深い感動をもたらす。ユニオンの仲間たちとの絆や、各キャラクターの過去が丁寧に描かれており、感情移入しやすい人間ドラマが展開される。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 八瀬祐樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 蓜島岳斗 |
| キャラクターデザイン | 守岡英行 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 椎名林檎「01」 |
| OP | しゆい「ラブコール」 |
| ED | 椎名林檎「01」 |
| ED | 八木海斗「know me…」 |
| ED | OKAMOTO’S「この愛に敵うもんはない」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直、最初は表紙買いに近い感覚だった。「触れたものが死ぬ」というキャッチコピーだけ見て、ああまたダーク系か、と思いながら1話を流した。そしたら開幕10分で、たぶん予想していた方向とは全然違う顔を見せてきた。重さと軽さが交互にくる、あの独特のテンポ感。
2回目を見たとき、改めて気づいたのはフウコの造形のうまさだ。「触れた人が死ぬ」という能力は、恋愛漫画への憧れと組み合わされることで初めて意味を持つ。ただ「触れると危険」なキャラクターじゃなくて、「触れたいのに触れられない」という話になっている。そこが出発点として、かなり強い。
触れられないから、触れようとする——これは「距離」の話だ
この作品を「バトルアニメ」として見ると、半分しか見えない。もちろん戦闘の規模は大きいし、アンディの無尽蔵な再生能力とフウコの不運を組み合わせたバトルは派手だ。でも根っこにあるのは、物理的な接触を奪われた人間がどう他者とつながるか、という問いだと思う。
フウコの「アンラック」は、触れた相手に不幸を呼び込む。人を愛しているほど、近づくほど、その人を傷つける。これは能力の話であると同時に、人間関係の普遍的な恐怖の拡大図だ。「自分が近づくことで相手が壊れる」という感覚は、特殊能力がなくても多くの人が持っている。それを「触れると死ぬ」という極端な形で可視化しているから、刺さる人にはかなり刺さる。
一方でアンディは「アンデッド」——死ねない男だ。この二人の組み合わせは、表面的には「死を呼ぶ女と死なない男」だが、構造的には「つながりを失い続ける存在」と「終わりを求めながら終われない存在」の話でもある。二人が求めているものが、奇妙にシンメトリーになっている。
中村悠一のアンディは、飄々とした軽さの中に何かを抱えている重みを丁寧に出していた。同じ中村悠一がヴィクトル役も担当しているのは、作品のある種のテーマ的な反復を声で体現しているようでもあって、2回目以降に気づくと妙な感慨がある。悠木碧演じるジーナ・チェンバーは、その能力の性質と表情のギャップが印象的で、画面に出るたびに空気が変わる。
「否定(ネゲート)」という能力の設計がうまいのは、それが単なる戦闘スキルではなく、「あってほしくないものを消す」という意味を持ち得るからだ。フウコは自分の能力を否定したい。アンディは自分の不死を否定したい。二人が出会って協力するという構図が、能力の次元と感情の次元で二重に機能している。
特に刺さったシーン
序盤、アンディがフウコに「俺を使え」と言う場面。あそこの空気感は、2回目に見るとまったく違う意味で重くなる。初見では「なんとも雑なヒーローだな」と笑って見ていたのに、二人の関係の背景が見えてきた後で同じシーンを見ると、あの台詞がかなりの重量を持っている。
梶裕貴演じるリップトリスタンが絡む中盤の戦闘シーンは、声の張り方が尋常じゃなかった。あの役は台詞の密度が高い割に感情の幅も要求されていて、それをあの速度でやるのは普通にしんどいはずなのに、息の詰まるような集中感がある。劇中で何度も「強さ」の定義が書き換えられていくのに対して、声の演技が毎回それについていっているのがよかった。
釘宮理恵のタチアナは出番自体は多くないが、存在感の置き方が巧みだった。あのトーンは他の誰がやっても絶対に別の役になっていた。「ここにしか出てこないのに、いなくなると空気が変わる」という配役の妙。
読んで見たくなったら——『アンデッドアンラック』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さると思う人:
- バトルの規模より「その戦闘が何のための戦闘か」に興味がある人
- 能力の設定が感情的な意味を持っているタイプの話が好きな人
- テンション高い作品でも、静かなシーンの重さで評価する人
- 中村悠一・悠木碧・梶裕貴の演技を目当てに見ても満足できる人
合わない可能性がある人:
- 序盤の作画の揺れが気になる人(中盤以降に持ち直すが、入口でつらくなるかもしれない)
- ギャグパートと重いパートの落差が苦手な人
- 設定を丁寧に咀嚼しながら見るのが面倒な人(能力の論理がわりと複雑に積み上がる)
- 恋愛要素がフックになっている話に乗れない人
次に見るなら
チェンソーマン——能力×感情×組織という構造が似ている。こちらはもっと暗くて乾いているが、「力を使うことの代償」という軸は共鳴する。バトルの派手さよりも、キャラクターが何かを失い続ける話として見ると、アンデッドアンラックのあとに続けて見るとちょうどいい重さになる。
約束のネバーランド——「能力」ではなく「知能」が武器になる話だが、組織との対立と感情の縛りが絡み合う構造は近い。序盤の設計が特に巧みで、情報の出し方のうまさはアンデッドアンラックとも通じる。
ジョジョの奇妙な冒険——能力の使い方で戦況を変えていく面白さをもっと味わいたいなら。アンデッドアンラックのバトルに「思考ゲームとしての面白さ」を感じた人は、ジョジョ3部以降が合うはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『アンデッドアンラック』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluと、主要な動画配信サービスで幅広く視聴可能です。加入しているサービスをそのまま活用できるため、視聴のハードルは低く、気軽に視聴を始められます。各サービスで配信状況が異なる場合があるため、最新情報はそれぞれの公式サイトでご確認ください。


