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信長協奏曲〈コンツェルト〉
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 10話 |
| 原作 | 漫画 |
和訳 高校生の三郎が戦国時代へタイムスリップし、日本統一の礎を築いた名高い戦国大名・織田信長になりすまし活動することになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
勉強嫌いで歴史にも疎い高校生・三郎は、ある日校舎の塀から落ちた拍子に戦国時代へとタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、自分と瓜二つの顔を持つ本物の織田信長だった。病弱な信長から「自分の代わりに信長として生きてほしい」と託された三郎は、戸惑いながらも乱世のただ中で天下統一を目指す大名・信長として生きる決意をする。歴史の知識もないまま、持ち前の素直さと真っ直ぐな人柄で家臣たちの心を掴んでいく三郎。やがて訪れる数々の歴史的な出来事に、彼はどう向き合っていくのか――現代の感覚を持った“もう一人の信長”が紡ぐ、新しい戦国物語が幕を開ける。
みどころ・魅力
① 現代っ子・三郎が描く新しい“信長像”
冷酷な革命児として描かれがちな織田信長を、まっすぐで人懐っこい現代の高校生が演じるという大胆な発想が本作の核。歴史を知らないからこその素直な言動が、かえって周囲を惹きつけていく過程が痛快で、従来の信長イメージを軽やかに覆します。
② 史実をなぞるからこそ生まれる切なさ
三郎が生きる世界は、私たちが教科書で知る歴史へと着実に近づいていきます。先の展開を“視聴者だけが知っている”構造が、明るいコメディの裏に静かな緊張感と切なさを生み出し、物語に独特の奥行きを与えています。
③ 個性豊かな戦国武将たちとの人間ドラマ
家臣や同盟者、そしてライバルたち――名だたる戦国武将が個性豊かに登場し、三郎との関係を通して描かれる友情や葛藤が見どころです。コメディとシリアスのバランスが絶妙で、ラブコメ要素も含めて幅広く楽しめる群像劇に仕上がっています。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 音楽 | 横山克 |
|---|---|
| ED | マイファーストストーリ「不可逆リプレイス」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
きっかけは正直、映画の方だった。小栗旬がやってたやつ、と言えば「ああ」と返ってくる、あれ。原作漫画は読んでいない。実写を先に知って、そういえばアニメ版もあったな、と思い出して見始めた、という順番のだらしなさである。最初は「歴史を知らない高校生が信長のフリをするドタバタコメディ」くらいに構えていた。実際、序盤はそのテンションで進む。ところが2周目に入ると、笑っている場面の足元にずっと冷たい水が流れているのに気づく。こっちは信長の最期を知っているからだ。主人公だけが知らない。その温度差を、1周目はコメディとして、2周目は別のものとして見ていた。同じ画面なのに、見え方が裏返る。そういう作品だった。
「信長」は人の名前ではなく、誰かが着る役名だった、という話
この作品が面白いのは、「織田信長になりすます」という設定を、ギャグの装置で終わらせていないところだ。三郎というこの高校生、歴史のテストで赤点を取るレベルで戦国時代を知らない。本能寺で何が起きるかも、自分がどんな最期を迎えるかも知らないまま、ただ目の前の人を助けたい、揉め事を収めたい、という素朴な動機だけで動く。ところがその「何も背負っていない判断」が、結果として教科書に載っているあの信長の所業と、ほとんど重なっていく。残酷さでやったことが、彼の場合は優しさでなぞられていく。同じ歴史なのに、駆動しているエンジンが正反対なのだ。
そこで浮かび上がるのが、「信長」って結局なんなんだ、という問いだ。本物の信長は別にいる。体が弱く、表舞台から退いて、自分の役を演じる三郎を静かに見ている。つまりこの世界では「信長」が、一人の人間の人生ではなく、誰かが袖を通せば成立してしまう役名・ポジションとして扱われている。中身が入れ替わっても、外から見れば歴史は同じ形に進む。私たちが教科書で習う「織田信長」という名前の、ぞっとするほどの空白。あの名前の下に本当は誰がいたのか、誰でもよかったのかもしれない、という感覚。コメディの顔をして、わりとおそろしいことを言っている作品だと思う。三郎が無邪気であればあるほど、彼が歩いて向かっている先の暗さがくっきりする。これは単なるタイムスリップ・ラブコメではなく、「名前と中身はずれていく」ことについての話だ。
特に刺さったシーン
宮野真守の三郎が、いい。あの人の声って、明るくて、まっすぐで、ちょっと抜けている方向に振ると無敵で、まさにそれ。歴史を知らないがゆえの能天気さが、声の質感だけで成立してしまう。対して、本物の信長を演じる梶裕貴。こっちは病弱で、影があって、自分の名前を生きてくれる他人をじっと見ている。終盤、その本物が三郎の振る舞いをどう受け止めていくのか——その視線の芝居が、2周目でいちばん効いた。最初は気づかなかった含みが、全部そこにあったと分かる。
あと、木下藤吉郎。中村悠一があの飄々とした声でやるんだけど、藤吉郎ってこの先どういう人物になるか歴史で決まっているわけで、その「決まっている暗さ」を陽の声で包んでくるのがずるい。帰蝶を演じる水樹奈々が、偽物の信長に少しずつほどけていくところ、悠木碧のお市が兄に向ける感情の柔らかさ。コメディの隙間で、声優陣がさらっと刺してくる瞬間がいくつもある。笑っていたはずなのに、気づくと喉の奥が詰まっている、みたいな。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 結末を観客だけが知っている「劇的アイロニー」のヒリヒリが好きな人
- タイムスリップものを、ギャグだけで終わらせず後半でじわっと締めてほしい人
- 実写映画を見て、別バージョンの三郎にも触れてみたくなった人
- 「歴史上の偉人、中身は別人だったら?」という想像で勝手にニヤニヤできる人
合わない人
- 戦国を史実寄りの重厚な合戦ドラマとして見たい人
- 主人公の天然・能天気さが長時間続くと耐えられない人
- 作画・キャラデザの個性が強めなので、絵の好みが合わないと入りづらい人
次に見るなら
歴史上の人物が本来と違う姿で動き回るのが楽しかったならドリフターズ。信長をはじめ名のある武将たちが異世界で暴れる話で、こっちは血の匂いが濃いぶん、同じ「信長の再解釈」でも真逆の温度を味わえる。
もっと軽く、信長そのものをいじり倒した設定で笑いたいなら織田信奈の野望。戦国武将が別の姿になっている世界に現代の高校生が放り込まれる構図は、信長協奏曲の隣に置くとよく似た骨格をしている。
「現代人が過去に飛ばされて、本人は必死、まわりは大騒ぎ」という時間ずれのコメディが好きならテルマエ・ロマエ。向かう時代も方向も違うけれど、知識のギャップが笑いと優しさを同時に生む感じは、三郎の物語と地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『信長協奏曲〈コンツェルト〉』について、現在確定している配信サービスの情報はありません。視聴を希望される場合は、各動画配信サービスの最新の配信状況をご自身で直接ご確認いただくのが確実です。配信のラインナップは時期によって変動しますので、お気に入りのサービスでこまめにチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『信長協奏曲〈コンツェルト〉』について、現在確定している配信サービスの情報はありません。視聴を希望される場合は、各動画配信サービスの最新の配信状況をご自身で直接ご確認いただくのが確実です。配信のラインナップは時期によって変動しますので、お気に入りのサービスでこまめにチェックしてみてください。