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革命機ヴァルヴレイヴ
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
T.C.71年、人類の70%が宇宙都市「ダイソン球体」に居住する時代。世界は軍事同盟から発展した「ドルシア軍事協定連邦」と貿易協定で拡大した「大西洋辺縁統一州(ARUS)」の二大勢力に分裂。小国JIORは両者の狭間で立場を保っていた。やがて両大国の利害が衝突し、紛争の火種が燻り始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
T.C.71年、人類の約7割が宇宙都市「ダイソン球体」で暮らす時代。世界は軍事大国「ドルシア軍事協定連邦」と、貿易で台頭した「大西洋辺縁統一州(ARUS)」の二大勢力に分かれ、その狭間で中立を保つ小国JIORが揺れていた。平穏な学生生活を送っていた時縞ハルトは、JIORへのドルシア軍侵攻に巻き込まれ、謎の人型兵器「ヴァルヴレイヴ」と出会う。大切な人々を守るためその機体に乗り込んだハルトだったが、搭乗と引き換えに人ならざる力と秘密を背負うことになる。やがて少年少女たちは、自らの運命をかけて大国の思惑渦巻く戦いへと身を投じていく。
みどころ・魅力
① 搭乗の代償が生む緊張感
ヴァルヴレイヴは圧倒的な力を発揮する一方、搭乗者に重大な代償を強いる。不死性と引き換えに人間性が問われていく独自の設定が物語に緊張感を与え、戦闘の爽快さと背中合わせの不穏さがハルトたちを少しずつ追い詰めていく。
② 天才・エルエルフの存在感
ドルシアから送り込まれた青年エルエルフは、冷徹な頭脳と完璧な戦術で戦況を動かすキーパーソン。彼の計略とハルトたちの理想がぶつかり合い、味方とも敵とも言い切れない関係が物語に深みを加えていく。
③ 少年少女たちの「独立」
大国の思惑に翻弄されるなか、学生たちは自らの居場所を守るため大胆な決断を下していく。裏切りと駆け引きが渦巻く重厚な群像劇は、サンライズ制作のメカアニメらしい先の読めない展開が大きな魅力だ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 松尾衡 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大河内一楼 |
| 原案キャラデザ | 星野桂 |
| キャラクターデザイン | 鈴木竜也 |
| 音楽 | 千住明 |
| 美術監督 | 甲斐政俊 |
| OP | T.M.レボリューション x 水樹奈々「Preserved Roses」 |
| ED | T.M.レボリューション x 水樹奈々「Preserved Roses」 |
| ED | アンジェラ「僕じゃない」 |
| ED | エリサ「そばにいるよ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ロボットが学園に墜ちてきて、乗ったら人間をやめる。あらすじだけ聞いたときは、よくある厨二設定の一本だろうと高をくくっていた。実際、序盤はそのつもりで流し見していた。ところが数話進んだあたりで様子がおかしくなる。乗れば乗るほど、勝てば勝つほど、後味が悪くなっていく。気づけば「これは爽快なロボットものではないぞ」と背筋を伸ばして見ていた。一度目は展開の速さに振り回されて終わったが、二度目に見返すと、製作陣が最初から逃げ道を塞ぎにきていたのがわかる。学園の日常パートですら、後の崩壊の布石として置かれている。第一印象を裏切られたというより、第一印象ごと利用されていた、と言ったほうが近い。
「自由を手に入れるために、人間をやめられるか」という問い
この作品は、メカアクションの皮をかぶった「代償」の物語だと思っている。乗り込むときに突きつけられる問い——人間をやめるか否か——は、ただの起動シークエンスの演出ではない。作品全体を貫く背骨だ。少年たちは祖国を守るために、自由を勝ち取るために機体に乗る。乗れば力が手に入る。けれどその力は、誰かを踏み台にし、自分の何かを差し出すことでしか発動しない。
単純な勧善懲悪なら、敵を倒して国を取り戻して終わりだ。だがこの作品は、勝利のたびに「で、お前は何を失ったんだ」と問い返してくる。守るための戦いが、いつのまにか守りたかったものを壊している。革命を起こす側が、革命を起こしたその瞬間に別の何かへ変質してしまう。タイトルの「革命機」という言葉が、解放者であると同時に、人間性を機械へ明け渡す装置の名でもある——その二重性に気づいたとき、ようやくこの作品の意地の悪さが腑に落ちた。
個人的には、これは「自由はタダではない」という身も蓋もない話を、ロボットと学園という、少年がいちばん感情移入しやすい器に詰めて差し出した作品だと思っている。心地よく勝たせてくれない。勝つほどに重くなる。その居心地の悪さこそが、製作陣が本当に描きたかったものだったんじゃないか。爽快感を期待して入った観客を、降りられない場所まで連れていってから問いを突きつける。フェアではない。でも、忘れられない。
特に刺さったシーン
語らないわけにいかないのが、中盤で賛否を真っ二つにした、あの展開だ。初見のときは正直、口が半分開いたまま固まった。守るべき相手に対して、主人公が取り返しのつかないことをしてしまう——力の代償が、戦場ではなく一番無防備な日常の側で牙を剥く。痛快なロボットものを期待していた視聴者を、ここで完全に振り落としにきている。製作陣の「お前らが見たいものは見せない」という覚悟が透けて見えて、嫌悪と感心が同時に来た。賛否が割れるのは当然で、むしろ割れないほうがおかしい。
声の話ももう少し。七海リオンの堀江由衣がいい。コミカルな空気をまとっていたキャラクターが、物語の暗転につれて声の温度をじりじり下げていく。明るい役の引き出ししか知らずに見ると、たぶん裏切られる。もう一人、流木野サキ役の戸松遥も、強がりの下にある脆さの出し方がうまい。脇を締めているのが山田ライゾウ役の中村悠一で、飄々とした軽口の奥に芯を一本通してくる。連坊小路アキラ役の悠木碧は出番こそ控えめだが、声があるだけで画面の空気が変わる。そして敵側、ハーノインを演じる宮野真守の華のある芝居が、この戦争を「正しさ同士のぶつかり合い」として成立させる説得力に効いていた。
読んで見たくなったら——『革命機ヴァルヴレイヴ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ロボットものに爽快感だけでなく、後味の悪さや倫理的なざらつきを求める人
- 綺麗事では済まない革命劇、力の代償をきっちり描く話が好きな人
- 賛否が割れる展開を、議論ごと味わえる人
合わない人
- 主人公に最後まで気持ちよく感情移入させてほしい人
- 設定と展開のジェットコースターに置いていかれるのが苦手な人
- ロボットアニメに痛快なカタルシスだけを期待している人
次に見るなら
コードギアス 反逆のルルーシュが好きなら、まず間違いない。力を手にした者が背負う代償と、革命の苦さ。脚本の血筋が近く、ヴァルヴレイヴのざらつきが刺さったなら同じ場所が痛むはず。
アルドノア・ゼロもおすすめ。二大勢力の戦争を冷たい筆致で描き、圧倒的な戦力差を頭脳で覆していく構図が魅力。感情より構造で殴ってくる戦いが好きならこっち。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズが好きなら相性がいい。若者が暴力で居場所を勝ち取ろうとする話で、勝利が幸福に直結しない手触りが共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「革命機ヴァルヴレイヴ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれでも視聴できます。アニメの取り扱いが充実したサービスがそろっているため、ふだん使っている配信サービスに合わせて選べます。気になった方は、これらのサービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「革命機ヴァルヴレイヴ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれでも視聴できます。アニメの取り扱いが充実したサービスがそろっているため、ふだん使っている配信サービスに合わせて選べます。気になった方は、これらのサービスでチェックしてみてください。



