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うらみちお兄さん
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Blanc |
31歳の浦道ウマ太は、大人であることの辛さに直面していた。子ども向け体操番組では明るい講師を演じているが、時々皮肉なコメントが漏れてしまう。マスコットキャラクターと歌手デュオの同僚たちも、放送中に大人の苦労を暴露してしまう。しかし彼らは、一日一日と向き合いながら乗り越えていくのだった。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
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| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
31歳の浦道ウマ太は、子ども向け体操番組「ハッピー☆クロス」で元気いっぱいな”うらみちお兄さん”を演じている。しかしカメラ外では、大人社会の理不尽さや夢と現実のギャップに日々打ちのめされており、ふとした瞬間に本音が漏れ出てしまう。一癖も二癖もある共演者たちもまた、放送中に社会人の苦悩を子どもたちの前でさらけ出しながら、それでも今日という一日を懸命に乗り越えていく。みどころ・魅力
① 「大人のしんどさ」をギャグに昇華した独自の笑い
子ども番組という無邪気な舞台装置と、社会人の本音のギャップが最大の武器。「夢を持て」と教えながら自分の夢を諦めたお兄さんたちの言葉は笑えるのに刺さる。共感の痛さとコメディの面白さが同時に押し寄せてくる、ほかにない体験が味わえる。② 個性的なキャラクターたちの”同僚感”
うらみちだけでなく、マスコット担当・歌手デュオなど癖の強い共演者たちもそれぞれ社会疲れを抱えている。彼らの絶妙な掛け合いと連帯感が心地よく、「職場あるある」として見ると一段と深く刺さるキャラクター群像劇になっている。③ 豪華声優陣による絶妙な”テンションの落差”演技
明るい体操番組トーンと虚無顔の本音トークを使い分ける演技が見どころ。落差の激しいセリフ回しや間のとり方が絶品で、アニメならではの表現で原作のブラックユーモアを余すなく再現している。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 長山延好 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 高橋瑞紀、柴田裕介 |
| 音楽 | 羽岡佳 |
| 美術監督 | 林雅巳 |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| OP | 宮野真守「ABC体操」 |
| ED | 宮野真守「Dream on」 |
| ED | Iketeru Onii-chan「ABC体操」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「子ども向け体操番組のお兄さん」という設定を聞いた瞬間、コメディのフォーマットは読めた。でも実際に見始めると、笑いの質がちょっと違う。最初は「あ、社畜ネタのアニメね」と軽く流していたのに、第2話あたりで気づいたら止まれなくなっていた。
2回目に通して見たとき気づいたのは、うらみち(表田裏道)が「壊れた大人」じゃないということ。むしろ誰より真剣に仕事している。だからこそ、子どもたちの前でふっと漏れる本音が、ギャグとして笑えるのに、笑えない。その二重構造が、このアニメのすべてだった。
「大人になること」の手放しではない肯定——消耗しながらも続けることの話
このアニメを「社畜コメディ」として処理してしまうと、半分しか受け取れない。確かに笑える。元体操選手が子ども向けテレビで「生きることは苦しい」と呟くシュールさは、一発ギャグとして機能している。でもうらみちお兄さんが本当に描こうとしているのは、消耗した大人が「それでも毎日をやり過ごす」ことの、妙な尊さだと思う。
31歳。元アスリート。夢の残骸を抱えて、子どもたちに笑顔を売る仕事をしている。これを「負け犬の物語」と読む人もいるかもしれないが、作品はそう断じない。うらみちは愚痴を言いながらも、毎回ちゃんと出勤する。カメラの前に立つ。体操を教える。それだけのことが、この作品では積み重なって、ひとつの誠実さになっていく。
周囲のキャラクター——熊谷みつ夫も猫田又彦も、それぞれの「折り合い」をつけた大人たちだ。誰も夢を諦めたとは言わない。ただ、現実のサイズに合わせて生きている。そのありさまが、同世代の視聴者には刺さる。「共感」というより「発見」に近い感覚で。自分の日常を別の角度から見せられているような。
子どもたちが無邪気に「お兄さん、大人になるの楽しみ!」と言うシーンの破壊力は、2回目のほうが増す。うらみちが一瞬止まって、でも笑顔を保つ。あの間こそが、このアニメのすべてを語っている。
特に刺さったシーン
神谷浩史の演技について、少し書かせてほしい。うらみちの「本音が漏れる瞬間」の声の作り方が、ただの棒読みでも感情爆発でもなく、疲れた人間が無意識に零す感じの絶妙なトーンで処理されていて、それがギャグとして機能しつつも妙にリアルだった。あれは相当難しい芝居だと思う。
杉田智和が演じる兎原跳吉のキャラクターも、序盤からじわじわ効いてくる。一見明るく振る舞いながら、ふとした一言に30代の疲弊が滲む。中村悠一の熊谷みつ夫も、「できる人間なのに消耗している」という役の矛盾を、声だけで成立させていた。
特に印象に残っているのは、終盤に近い、うらみちが子どもの質問に真正面から答えてしまうシーン。笑えるんだけど、見ながら「わかる……」と口から出た。そういう瞬間が何度かある作品だった。
読んで見たくなったら——『うらみちお兄さん』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 社会人3年目以上で、「思ってたのと違う」と感じたことがある人
- 元・何かを頑張っていた人(部活・受験・夢)
- 笑いの中に虚無が混ざっているコメディが好きな人
- 1話完結のゆるい日常系が得意な人
合わない人:
- 「今まさに仕事が辛い」人——傷口に塩になるかもしれない
- カタルシスや成長を求めて見る人——このアニメは何も解決しない
- シリアスなドラマや激しいアクションが主食の人
次に見るなら
アグレッシブ烈子が好きなら、こちらも間違いなく刺さる。社会人のストレスをキャラクターの「もう一つの顔」で表現する構造が似ていて、でも笑いの温度は全然違う。烈子が発散型なら、うらみちは蓄積型。両方見ると、社会人コメディの幅が見えてくる。
はたらく魔王さま!は、「夢破れた(?)人間が下積みをこなす」という設定の読み替えとして面白い。こちらはポジティブトーンなので、うらみちで消耗した後の口直しにもなる。
ポプテピピックはうらみちより過激だが、「テレビ向けのお行儀のよさを完全に無視するコメディ」という点で通底するものがある。シュールさの系譜として、一緒に並べておきたい一本。
よくある質問
まとめ
『うらみちお兄さん』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴をはじめられます。無料トライアル期間を活用すればお得に全話チェックできるので、気になった方はぜひこの機会に。
