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劇場版 黒子のバスケ Last Game
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
アメリカのストリートバスケットボールチーム「ジャバウォック」が日本を訪れ、日本チームとの親善試合に臨む。しかし日本チームが大敗を喫すると、ジャバウォックのメンバーは日本バスケットボールを嘲笑する。その言動に怒ったリコの父親が、5人のメンバーで構成されたチームを集結させる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
アメリカのストリートバスケットボールチーム「ジャバウォック」が来日し、日本代表チームとの親善試合が行われる。しかし日本チームは完膚なきまでに叩きのめされ、ジャバウォックのメンバーは日本バスケットボール界を侮辱する暴言を吐き捨てる。その言動に激怒した日本チームのコーチ・日向リコの父親は、かつて「キセキの世代」と呼ばれた5人の天才プレイヤーたちを緊急招集。黒子テツヤ、火神大我をはじめとするかつての仲間たちが一堂に会し、日本バスケの誇りをかけたリベンジマッチに挑む。みどころ・魅力
① キセキの世代が全員集結する夢の共闘
テレビシリーズを通じてライバル関係にあった「キセキの世代」が、ついに同じコートに立つ。青峰、緑間、紫原、赤司、そして黒子と火神が一丸となって戦う光景は、ファン待望のシーンであり、シリーズの集大成にふさわしい熱量をもたらしている。② 圧倒的な強敵・ジャバウォックとのぶつかり合い
NBAにも届く実力を持つとされるジャバウォックのメンバーは、これまでの対戦相手とは一線を画す脅威。個々の能力が極限まで引き上げられたバトルは、劇場版ならではのスケール感とスピードで描かれており、手に汗握る展開が続く。③ 黒子テツヤの成長と「幻の6人目」としての真価
全シリーズを通じた主人公・黒子の物語の着地点として、本作はその存在意義を改めて問い直す。チームを陰から支え続けた「幻の6人目」が、最後の舞台でどのような輝きを放つか——シリーズファンならば感慨深く見届けられる一作となっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 多田俊介 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高木登 |
| キャラクターデザイン | 菊地洋子 |
| 音楽 | 池頼広 |
| ED | グランロデオ「Glorious days」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
黒バスの劇場版が出る、と聞いたとき、正直「またか」という感情と「でも行く」という感情が同時に来た。1期はリアタイで追っていたクチで、当時の熱量はそれなりにあったはずなのに、テレビシリーズが終わってから時間が経つと「あの熱さ、もう戻れないかもな」という諦めが先に立つ。それでも映画館に足を運んだのは、キセキの世代が全員揃って同じコートに立つという一点だった。テレビシリーズでは最後まで「敵同士」だった彼らが、どんな形でユニフォームを着るのか。それだけが気になって座席を取った。冒頭からジャバウォックの傍若無人ぶりが容赦なく叩き込まれてきて、「ああ、わかった、これは集結の話だ」とすぐ合点がいった。シンプルな構造のようでいて、その「集結」が持つ重みをちゃんと2時間で積み上げてくる。
ライバルが同じベンチに座る、ただそれだけが見たかった
『Last Game』の核心は、バスケットボールの試合そのものよりも、「キセキの世代がチームメイトとして初めてコートに立つ」という一点に尽きる。テレビシリーズ3期分かけて描かれてきたのは、天才たちがそれぞれの孤独と向き合い、誠凛バスケ部と何度もぶつかり合い、「バスケットボールとは何か」を問い直していく物語だった。彼らはライバルで、かつてのチームメイトで、壊れた関係を持ち寄った人間たちだ。
その彼らが「ジャパン」として一つのチームを組む。それだけで成立する話を、作り手はよくわかって作っている。劇中のジャバウォックは記号的な「悪役」として機能しているが、この映画においてそれは欠点ではなく設計だ。敵が単純明快なほど、「なぜ戦うか」の重心がキャラクターの内側に移る。青峰は仲間のために動いているのか、それとも自分のプライドのためか。赤司が「チームの司令塔」として振る舞うとき、それはかつての支配者としての赤司と何が違うのか。そういう問いが、試合の中にさりげなく埋め込まれている。
「Last Game」というタイトルには、キセキの世代がそろって戦う最後の機会、という含意がある。テレビシリーズのファンなら、これが「終わり」だとわかって見ている。その切なさが、画面の熱量に二重写しになる。派手なバスケアクションを楽しみながら、どこかで「これで見納めかもしれない」という感情を抱える。そういう観客の文脈を丁寧に利用した作品だと思う。単なるお祭り映画と言ってしまえば終わりだが、「なぜこのタイミングでこのメンバーが一緒に戦うのか」という問いに対して、ちゃんと感情的な答えを用意している。
特に刺さったシーン
試合中盤、青峰が吹っ切れたように動き出すくだりで、諏訪部順一の声が一段階低くなる瞬間がある。セリフ量は多くない。むしろ少ない。でも「ああ、青峰がここで本当に覚醒した」とわかる。あの抑制と爆発の使い分けは、333本のキャリアで培われたものだと改めて思う。
赤司の神谷浩史は、支配者モードとそうでないモードの声の質感をわずかに変えていて、どちらの赤司なのかを音だけで判断できるようになっている。劇場の音響で聴くと、その差がはっきり体感できる。映画館で見る意味の一つはここにある。
終盤、緑間が放つ場面で、小野大輔が珍しく感情を表に出すトーンを入れてくる。テレビシリーズを通じて「クールな遠距離射手」として一貫してきた緑間が、あの瞬間だけ少し違う顔を見せる。斎藤千和演じるリコが叫ぶシーンも含め、ベンチ側の感情が試合の熱量を底上げしている構造が好きだった。
読んで見たくなったら——『劇場版 黒子のバスケ Last Game』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テレビシリーズを通しで見ていて、キセキの世代の関係性を把握している人
- 「ライバルがチームを組む」という設定だけでご飯を食べられる人
- スポーツアニメの試合描写より、キャラクターの感情の動きを重視する人
- 声優の演技を劇場音響で体感したい人
合わない人・注意が必要な人
- テレビシリーズ未視聴でいきなり見ると、キャラクターへの感情移入が難しい。予習は必須
- 敵キャラに複雑な背景や動機を求める人には、ジャバウォックはやや物足りない
- 試合の戦術的なリアリティを重視するタイプには、黒バス特有の超能力バスケが合わないことがある
次に見るなら
劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦——ライバル校との因縁を劇場版で完結させる構造が近い。スポーツアニメの「集大成映画」として何を見せるべきかをよく心得ていて、テレビシリーズのファンが劇場で泣くために設計されている。
黒子のバスケ (テレビシリーズ)——Last Game を見てキャラクターへの解像度が上がったなら、改めてテレビシリーズを最初から見直す価値がある。序盤の緑間や青峰の言動が、後半を知った目で見ると全然違って見える。dアニメストアやU-NEXTで配信中。
THE FIRST SLAM DUNK——バスケ映画として比較せずにはいられない一本。演出のアプローチは真逆に近いが、「スポーツの試合を映画でどう描くか」という問いに対する別の答えとして見ると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『劇場版 黒子のバスケ Last Game』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも月額サービスのため、加入済みであれば追加料金なしで視聴できます。サブスクを複数契約している方はすぐに視聴可能で、未加入の方も無料トライアルを活用すれば実質無料で楽しめます。














































