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黒子のバスケ 3rd SEASON
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
誠凛高校が洋泉高校との試合に勝利し、冬季カップの準決勝に進出した。準決勝には海常、陸山、秀徳も進出しており、各校に奇跡の世代のメンバーが在籍している。誠凛は優勝への最大の障害に立ち向かう準備をする。クロコのバスケ最終シーズンでは、黒子が過去のライバルと対戦する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
誠凛高校は冬季カップで快進撃を続け、準決勝へと駒を進める。同じ舞台には海常、陸山、秀徳という強豪校が集結し、それぞれに「キセキの世代」のメンバーが在籍している。黒子テツヤは幼い頃に共に戦った元チームメイトたちと再び相対し、自分だけの「影」のバスケットボールを武器に、誠凛の仲間とともに頂点を目指す。すべての伏線が収束する最終決戦が幕を開ける。みどころ・魅力
① キセキの世代との全面対決──因縁の決着
黒子が「幻の6人目」として過ごした中学時代の仲間たちと、今度は敵同士として向き合う。各メンバーが進化した必殺技を披露し、試合のたびに緊張感が高まる。長きにわたって積み上げてきた因縁に決着がつく瞬間は、シリーズを追い続けたファン必見の見せ場だ。② 誠凛チームの成長と絆──個人技を超えたチームバスケ
天才の個人技で圧倒する「キセキの世代」に対し、誠凛は全員の連携と信頼で立ち向かう。火神・黒子をはじめ、各選手が場面ごとに輝きを放つ展開は、スポーツアニメとしての醍醐味を凝縮している。誰ひとり欠けてはならない「チームの強さ」が胸を打つ。③ 演出と音楽が加速する試合の熱量
3期はシリーズ随一の試合密度を誇り、スローモーションと高速カットを使い分けた演出で臨場感が際立つ。劇伴と主題歌が場面の緊迫感を後押しし、視聴者を試合会場に引き込む。バスケ未経験者でもルールを気にせず「熱さ」だけで引き込まれる仕上がりになっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 多田俊介 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 菊地洋子 |
| 音楽 | 池頼広 |
| OP | 小野賢章「Punky Funky Love」 |
| OP | グランロデオ「ZERO」 |
| OP | グランロデオ「メモリーズ」 |
| ED | オルドコデックス「GLITTER DAYS」 |
| ED | スクリーンモード「アンビバレンス」 |
| ED | フォックステイルズ「Lantana」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「バスケットボールアニメ」と聞いて手が伸びたわけではなかった。どちらかというと、深夜に1期を流しっぱなしにしていたら気づいたら3rdまで追っていた、という感じだ。スポーツ描写のリアリティを求めているときにこの作品を見ると面食らう。フィールドビジョン、幻影のドライブ、コピー能力——これ、バスケか?という疑問が最初の3話くらいは消えない。
ただ、2周目に入ると見え方がまるっきり変わった。この作品はリアルなバスケを描こうとしていないんだと腑に落ちた瞬間から、画面の密度が一気に上がる。小野賢章さん演じる黒子の、あの独特の抑揚のない喋り方が「こういうトーンの作品だ」という空気を支配していて、それに乗れるかどうかが分かれ目になる。乗れると、3rdはかなり楽しい。
リアリティを意図的に手放すことで成立する、少年漫画のカタルシス
黒子のバスケ3rdが描いているのは、バスケットボールではない。「勝利」でもない。強いて言うなら、圧倒的な個が衝突する瞬間の快楽だ。
冬季カップの準決勝を軸に、奇跡の世代のメンバーが揃い踏みになる終盤の構造は、少年漫画の文法として非常に正直だ。各校に一人ずつ「人外じみた能力者」を配置して、それぞれを正面からぶつけていく。現実のバスケの文脈では成立しないプレーが連発されるが、この作品はそこに対して一切弁解しない。むしろ「そういうものとして見てほしい」という前提が、演出全体から滲み出ている。
置鮎龍太郎さんが演じる虹村修造は、奇跡の世代というくくりで語られながらも、どこか人間的な翳りがある。3rdシーズンの中盤以降、彼が絡む場面で台詞の重さが変わる瞬間があって、そこに置鮎さんの経験値の厚みを感じた。一方で木村良平さんの黄瀬涼太は、あの「軽さ」の中にある哀愁の出し方が絶妙で、2回見て初めてセリフの裏側に気づいた部分がいくつかある。
このシリーズが「雰囲気で見るもの」というのは、半分正しくて半分違う。雰囲気に乗れると、その雰囲気を作るために積み上げられた細部——フレームの切り方、効果音のタイミング、声優陣の間の取り方——が見えてくる。そこまで見ると、単なる超能力バスケとして消費するには惜しい仕事量が入っていることがわかる。
3rdシーズンのテーマは「清算」に近い。黒子が過去のライバルたちと順番に向き合っていくという構造は、キャラクターの内面を掘り下げるというよりも、シリーズ全体の関係性に決着をつける儀式として機能している。そのどこか様式美めいた展開を受け入れられるかどうかで、このシーズンの評価は真っ二つに割れる。
特に刺さったシーン
終盤、灰崎祥吾と黒子が絡む場面は2回見て印象が変わった。森田成一さんの灰崎は、粗さの中に独特のリズムがあって、小野賢章さんの黒子の「淡々さ」とぶつかったとき、声のテクスチャーの差異が対比として機能している。セリフの内容より先に声の質感で「この二人は相容れない」と伝わってくる感覚があった。
あとは小野友樹さんの火神が「限界を超えた先」で変化していくくだり。火神という役は基本的に直情的なキャラクターとして動いているが、3rdの後半になると台詞の外側にある感情の層が厚くなる。「叫んでいるのに静かに見える瞬間」というのがあって、そこの演技は何度流しても面白い。
画面設計として好きなのは、試合中の静止カット。激しい動きの連続の中に意図的に「止まる絵」を差し込む演出が3rdは特に多くて、あそこで音楽の呼吸を感じられると没入度が上がる。
読んで見たくなったら——『黒子のバスケ 3rd SEASON』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- キャラクターの関係性と積み重ねを楽しめる人。試合の勝敗より「誰がどう変わったか」に興味がある人
- 演出の様式美を受け入れられる人。「そういうものとして乗っかる」視聴スタイルができる人
- 1期・2期を通して見てきた人。3rdは単体では入りにくいので、シリーズ経由で来た人向け
- 声優ファン。主要キャスト全員が3シーズン分のキャラクターを積み上げてきているので、演技の変化を追う楽しみがある
合わない人
- バスケットボールのリアルな描写を求めている人。この作品はそこを目指していない
- 主人公が「普通の強さ」を持つスポーツアニメが好きな人。キャラクター全員が規格外なので、努力と成長の積み上げを見たい場合は別の作品の方が合う
- 1期から見ていない人。3rdから入っても関係性の重みが半分にもならない
次に見るなら
テニスの王子様——現実離れした能力系スポーツアニメの先達として。黒バスの「超能力バスケ」に乗れたなら、こちらの様式美にも同じ感覚で入れる。キャラクターの濃度と試合の演出過剰さは本家に近い。
SLAM DUNK——同じバスケを題材にしているが、ベクトルが正反対。リアリズムと人間ドラマを軸にしていて、黒バスを見た後に流すとジャンルの振れ幅に驚く。どちらが優れているかより、二作を並べること自体に意味がある。
ハイキュー!!——チームスポーツアニメとして骨格が近い。キャラクター数が多く、各人の掘り下げ方が丁寧なので、黒バスのキャラ密度に慣れた目で見ても満足度が高い。3rdまで見終えた後の「さて次は」に向いている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『黒子のバスケ 3rd SEASON』はNetflixおよびHuluで視聴可能です。どちらのサービスも対象プランに加入していれば追加料金なしで全話を楽しめます。シリーズ通して配信されているため、1期・2期から続けて視聴するのにも最適な環境が整っています。














































