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おそ松さん
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Pierrot |
松野六つ子(リーダーのおそ松、気取った次男カラ松、ツッコミのチョロ松、ニヒルなイチ松、陽気でバカな十四松、可愛い末っ子トド松)は今や20代。相変わらず同じ家でニート生活を続けている。近所には魚市場アイドルのトト子、うるさい出っ歯のイヤミ、ライバルのチーバ、奇想天外な発明家など、個性的なキャラが登場する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
昭和の名作『おそ松くん』の六つ子が、大人になって帰ってきた。長男おそ松、気取り屋の次男カラ松、ツッコミ役の三男チョロ松、クールな四男イチ松、底抜けに明るい五男十四松、甘えん坊の末っ子トド松——20代になっても定職に就かず、実家で揃ってニート生活を送る彼らの日常を、ブラックでシュールなギャグで描く。魚市場アイドルのトト子、出っ歯のイヤミといったおなじみの面々も登場し、毎話バラエティ豊かなショート形式で繰り広げられる、予測不能なコメディです。みどころ・魅力
① 見分けがつくほど濃い「六つ子」のキャラ造形
同じ顔のはずの六つ子が、声・服の色・性格づけで完全に描き分けられているのが本作最大の発明。回を重ねるごとに各キャラの個性が立ち、推し松(お気に入りの一人)が自然と見つかる作りになっています。② 一話完結×ショート構成のテンポの良さ
1エピソードが複数のショートで構成され、パロディあり下ネタありの振り幅でテンポよく展開。気軽に1話だけ観ても完結するため、スキマ時間の視聴にも向いた構成です。③ 攻めたパロディとブラックユーモア
他作品のパロディや時事ネタ、自虐ギャグを臆せず盛り込む攻めた作風が話題を呼びました。大人になった六つ子だからこそ描ける、ほろ苦さを含んだ笑いが本作の持ち味です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 藤田陽一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 松原秀 |
| キャラクターデザイン | 浅野直之 |
| 音楽 | 橋本由香利 |
| 美術監督 | 田村せいき |
| 音響監督 | 菊田浩巳 |
| OP | エーオーピー「はなまるぴっぴはよいこだけ」 |
| OP | エーオーピー「全力バタンキュー!」 |
| ED | 櫻井孝宏「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」 |
| ED | 中村悠一「1: “cont. (Kenichi Suzumura, Takahiro Sakurai, Yuuichi Nakamura, Hiroshi Kamiya, Jun Fukuyama, Daisuke Ono, Miyu Irino)” (eps 1-11)」 |
| ED | 神谷浩史「SIX SHAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~」 |
| ED | 入野自由「2: “cont. (Aya Endo, Takahiro Sakurai, Yuuichi Nakamura, Hiroshi Kamiya, Jun Fukuyama, Daisuke Ono, Miyu Irino) ” (eps 13-24)」 |
| ED | 福山潤「SIX SAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~ type FINAL」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
おそ松さん、というタイトルだけはずっと知っていた。有名だし、配信のトップに居座っているのも何度も見かけた。なのに見るきっかけが来ない。そういう作品が誰にでもあると思う。私にとっては長いことこれがそれだった。「そのうち見る」と言い続けて、結局腰を上げたのは深夜にやることがなかったからだ。
で、第1話の冒頭で面食らった。赤塚不二夫の六つ子が20代のニートになって、初回から想像の斜め上のことをやっている。予想していた「昭和の名作の丁寧なリメイク」とはまるで違う。最初は悪ふざけにしか見えなかった。けれど2周目で気づいたのは、この悪ふざけが全部計算ずくで組まれているということだった。第一印象でナメてかかると、足をすくわれる。
同じ顔の六人が、それでも別の誰かであろうとする話
おそ松さんを下品なギャグアニメだと思っている人は、たぶん半分しか見ていない。私もそうだった。最初はテンポの速い悪ふざけと小ネタの応酬にしか見えない。でも六人を見分けられるようになってくると、急に話の手触りが変わる。
六つ子は全員同じ顔をしている。設定の上だけじゃなく、世間からも「六つ子の誰か」としてしか扱われない。トト子に名前を覚えてもらえないし、就活では「その他大勢」として弾かれる。つまりこの作品の根っこにあるのは、個人として認識されない人間の話なんだと思う。
だからこそ、彼らは必死に「自分」を主張する。カラ松はわざとらしいキザでキャラを立てようとするし、一松はニヒルを気取って距離を取る。十四松は誰よりも明るく振る舞う。あれは全部、同じ顔の中で埋もれないための足掻きに見える。20代でニートで、社会から見れば六人まとめて値札のつかない存在。それでも別の誰かでありたいと願う——笑っているのに、うっすら寂しい構造が全話に通底している。
2周目で気づいたのは、ギャグの過激さが上がるほど、その奥の「誰にも見つけてもらえなさ」が濃くなることだった。バカ騒ぎは、それを直視しないための装置でもある。だからこのアニメは、ひとしきり笑い終わったあとに、ちょっと黙ってしまう瞬間がある。
特に刺さったシーン
特定の名場面を挙げるより、声の話をさせてほしい。この作品、声優の演技がほぼ反則だ。
いちばんわかりやすいのは中村悠一のカラ松。自分に酔ったキザなセリフを、本気とも冗談ともつかない絶妙な熱量で言う。あの「痛さ」を成立させているのは完全に声の力で、聞いていて顔がにやける。一方で福山潤の一松は、低く湿った声でニヒルを保っているのに、ふとした瞬間に子供じみた本音が漏れる。あの落差にやられた。小野大輔の十四松は、あんなに全力でバカをやれる声が世の中にあるのかと毎回思う。
個人的にいちばん笑ったのは、序盤の「悪い六つ子」が出てくる回で杉田智和の声が混ざってきたとき。あ、こういう座組なんだ、と作品の本気度が一気に伝わってきて、思わず再生を止めた。櫻井孝宏のおそ松が、長男のくせに誰よりもダメな男を飄々と演じているのも効いている。顔が同じなのに、声と仕草だけで六人を見分けられるようになる瞬間——あれがたぶん、この作品にハマる入口だ。
読んで見たくなったら——『おそ松さん』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テンポの速いシュールなギャグを浴び続けたい人
- 同じ顔のキャラを声と仕草で見分けるのが楽しいと思える人
- バカ騒ぎの奥にうっすら漂う寂しさまで拾いたい人
合わない人
- 下ネタ・パロディ・楽屋オチが生理的に苦手な人
- 一話完結の積み重ねより、一本筋の通ったストーリーを求める人
- 登場人物が多くて見分けがつかないと、最初の数話で脱落しそうな人
次に見るなら
シュールとシリアスを同じ顔で切り替える緩急が好きなら 銀魂。瞬発力のあるギャグと、ふいに刺してくる人情回の落差は、おそ松さんと地続きの感触がある。
高速ツッコミと小ネタの密度で笑い倒したいなら 斉木楠雄のΨ難。意味で考える前にテンポで殴ってくる感じが近い。疲れた夜に流すのにちょうどいい。
意味より勢い、楽屋オチ上等のノリが平気なら ポプテピピック。完全に人を選ぶけれど、ハマる人はとことん深くハマるタイプの作品だ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『おそ松さん』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴できます。主要な定額制サービスを幅広くカバーしているので、すでに加入しているサービスがあれば追加課金なしで観られる可能性が高いです。アニメを中心に観るならdアニメストア、映画やドラマもまとめて楽しみたいならU-NEXTやHuluなど、ご自身の視聴スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。













