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2016

劇場版 暗殺教室 365日の時間
★ 3.6 / 5.0アクションコメディ超自然
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Lerche |
『暗殺教室』のテレビシリーズを編集した映画で、原作漫画には存在しないアニメ独自のエピローグシーンを収録している。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
椿色の月を背負い、地球を1年後に破壊すると宣言した超生物・殺せんせー。その討伐=暗殺を命じられたのは、椚ヶ丘中学校の落ちこぼれが集まる3年E組の生徒たちでした。マッハ20で飛び回る謎の教師は、なぜか彼らの担任として勉強も人生も全力で教え込みます。本作はテレビシリーズの軌跡を再構成しつつ、原作漫画には描かれなかったアニメ独自のエピローグを収録。暗殺対象でありながら最高の先生でもあった殺せんせーと、生徒たちが過ごした「365日」の意味を、あらためて見つめ直す一作です。みどころ・魅力
① テレビシリーズの軌跡を一気に振り返る総集編構成
第1期・第2期で描かれた殺せんせーとE組の物語を、ダイジェストとして再編集。膨大なエピソードの中から「暗殺と教育」という本作の核を抽出しているため、シリーズ未見でも世界観に入りやすく、既視聴者には名場面の再体験として楽しめる構成になっています。② 原作にないアニメオリジナルのエピローグ
最大の見どころは、漫画には存在しないアニメ独自の後日譚シーン。卒業後の生徒たちのその後に触れる内容で、テレビ版を見届けたファンへのご褒美とも言える一幕です。原作のラストとはひと味違う余韻が用意されています。③ 笑いと涙が同居する“最高の先生”像
コメディとして弾けるギャグ描写と、生徒一人ひとりに向き合う殺せんせーの教育者としての姿。暗殺対象を慕ってしまう矛盾した感情が、総集編という形で凝縮されることで、より鮮明に浮かび上がります。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| ED | 宮脇シオン「始業のベル」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
暗殺教室のTVシリーズを最後まで追って、卒業の回でちゃんと泣いた側の人間だ。だから劇場版があると聞いて、内容も確かめずに席を取った。正直、総集編だと知ったときは少し腰が引けた。本編を全部見た身からすると、ダイジェストでもう一度なぞられて何が増えるのか、と。ところが暗い場内で殺せんせーの黄色い丸顔が大きなスクリーンに映った瞬間、その疑いはどこかへ行った。テレビで見ていた一年が、映画館の音で別物として戻ってくる。最初は「復習だろう」と構えて見始めたのに、最後の数分でまんまと不意を突かれた。あれは本編を通った人間にだけ効く仕掛けだった。「殺す」という言葉でしか、さよならを言えなかった一年の話
暗殺教室というタイトルは物騒だが、この作品が一年かけて描いたのは、結局のところ別れ方の話だ。生徒たちは殺せんせーを殺すために集められ、報酬と地球の存続をぶら下げられて武器を握る。けれど話が進むほど、「殺す」という行為は敵意から遠ざかっていく。先生を仕留めることが、卒業して先生のもとを離れることと、だんだん同じ意味になっていく。総集編という形で一年ぶんを一気に通されると、その変化が普段より露骨に見える。序盤の生徒は本気で報酬目当てで、終盤の生徒は泣きながら引き金に指をかける。同じ「暗殺」という言葉が、最初と最後でまるで違う温度を持っている。 個人的には、この作品は教師ものでも能力バトルものでもなく、「期限のある関係」をどう終わらせるかという話だと思っている。殺せんせーには最初からタイムリミットがあり、生徒たちにも卒業という締め切りがある。終わると分かっている関係に、それでも全力を注げるか。注いだものは、終わったあとに何を残すか。365日というサブタイトルは伊達ではなくて、限られた日数を数えながら過ごすことそのものが芯になっている。殺すことでしか別れを言えなかった不器用な教室の、その不器用さごと愛おしい。総集編で枝葉を削ぎ落としたぶん、この芯だけがくっきり浮かび上がった。むしろ尺を縮めたことで、テーマが裸になって見える映画だった。特に刺さったシーン
やはり終盤、クラス全員で最後の「暗殺」に踏み切るくだりだ。福山潤の殺せんせーが、それまでの飄々とした早口から、声の質をすっと落とす瞬間がある。茶化しの仮面を一枚ずつ外していくような芝居で、ここで泣くなという方が無理だった。一人ずつ向き合っていく点呼のような流れを、大きなスクリーンと映画館の音で浴びると、テレビで見たときの倍は効いてくる。杉田智和の烏間先生が、軍人らしい硬い声の奥にわずかな揺れを滲ませるのも好きだ。普段あれだけ冷静な男の声がほんの少し湿るだけで、場の重さが変わる。そして本編のあとに置かれた、アニメ独自のエピローグ。ここは多くは書かないが、卒業の先にある日常を数カットだけ見せてくれる。岡本信彦の赤羽業の、あの口の悪さの裏にある情の置きどころが、最後のひと声でようやく腑に落ちた。あれを劇場で浴びられた人間は得をしたと思う。読んで見たくなったら——『劇場版 暗殺教室 365日の時間』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを最後まで見て、卒業の回で何かが残った人
- 大きなスクリーンと音響で、好きな作品をもう一度浴び直したい人
- アニメ独自のエピローグが目当てで、最後の数分のためなら腰を上げられる人
合わない人
- 暗殺教室を一度も通っておらず、これで初めて触れようとしている人(総集編なので駆け足になる)
- まるごと新作エピソードのボリュームを期待している人(本編はあくまで再構成)
- ダイジェストで感情の積み上げを省略されるのが苦手な人
次に見るなら
魔人探偵脳噛ネウロ — 暗殺教室と同じ松井優征の前作。毒のあるユーモアと、その底に流れる妙な優しさの配合が地続きで、E組の空気が肌に合った人ならまず外さない。 僕のヒーローアカデミア — 一つの教室が一年かけて化けていく群像という意味で重なる。能力バトルの熱と、クラスメイトが互いに背中を預け合っていく感触が近い。 四月は君の嘘 — 期限のある関係をどう終わらせるか、という芯で響き合う。365日の時間で泣けた人なら、別れの描き方の丁寧さにやられるはず。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
劇場版 暗殺教室 365日の時間は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVで視聴できます。配信サービスの選択肢が幅広いため、ふだん使っているサービスでそのまま楽しめるのが嬉しいポイントです。テレビシリーズと合わせて視聴できる環境もそろっているので、復習がてら本作のエピローグまで一気に楽しめます。






