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暗殺教室 第2期
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Lerche |
暗殺教室の第二期。新学期が始まり、生徒たちが学校に戻ってきた。夏休みの島での活動を経て、3年E組は目標であるKoro先生を暗殺するため、さらに腕を磨く。しかし、彼らが心配すべきは先生だけではない。過去の敵や新しい刺客たちが次々と現れ、彼らに立ちはだかるのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
新学期を迎えた椚ヶ丘中学校3年E組の生徒たちは、夏の離島訓練を経てさらに成長した姿で教室に戻ってくる。超生物・殺せんせーの暗殺という使命を胸に、勉強も暗殺技術も磨き続ける日々。しかし彼らの前には、過去の因縁を持つ強敵や新たな刺客が次々と立ちはだかる。殺せんせーの謎めいた過去が少しずつ明かされるなか、生徒たちは「暗殺」と「成長」の意味を問い直していく。笑いと涙と緊張感が交差する、E組の最後の戦いが幕を開ける。みどころ・魅力
① 殺せんせーの”過去”がついに明かされる衝撃の展開
第2期最大の見せ場は、殺せんせーがなぜあの姿になったのか、その哀しい真実が丁寧に描かれる点だ。コメディ色が強かった第1期とは打って変わり、シリアスなドラマが加速。謎が解けるほどに彼への感情が複雑に揺さぶられ、最終回に向けて涙なしには観られない展開が続く。② 生徒たちの圧倒的な成長と個性が光るバトル
渚・カルマをはじめ、各生徒がそれぞれの得意分野を活かした戦い方を見せる。訓練の積み重ねが実戦で結実する瞬間は爽快感抜群。チームワークと個人の覚醒が絶妙に絡み合い、バトルシーンのテンポと演出が第2期でさらに洗練されている。③ 「教育」と「暗殺」をめぐる深いテーマ性
落ちこぼれ集団だったE組が、殺せんせーとの1年を通じて何を得たのかが問い直される。ただの敵対関係を超えた師弟の絆、そして「本当の意味で誰かを救うとはどういうことか」という普遍的なテーマが、エンタメの枠を超えた感動を生み出している。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| 音楽 | 佐藤直紀 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | 浅沼晋太郎「QUESTION」 |
| OP | 岡本信彦「バイバイ YESTERDAY」 |
| ED | 宮脇詩音「欠けた月」 |
| ED | 宮脇シオン「また君に会える日」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見終わったとき、正直「これ以上どう転がすんだ」と思っていた。コメディの皮をかぶった死のカウントダウン、というフォーマットはすでに確立されていて、2期は惰性で追うくらいのつもりだった。ところが新学期が始まって数話もしないうちに、空気が変わってくる。笑いの量は変わらないのに、笑えない感じがじわじわ染み出してくる。2回目に見たとき気づいたのは、1期の段階からすでにその「重さ」の伏線が丁寧に敷かれていたということで、見直すと笑えていたシーンが笑えなくなる。これは構造的にうまい。
「先生」という存在が背負わされる、救済と贖罪の非対称
表面上はE組の生徒たちが「先生を殺す」話だが、2期まで見ると逆の構造が浮かんでくる。殺せんせーが生徒たちを「育てている」のではなく、生徒たちが殺せんせーを「人として扱うことで、彼を人として成立させている」という読み方だ。
先生が自分の正体を明かす回あたりから物語のトーンが急速に重くなるのは、それまでコメディの文脈に収まっていた「怪物と人間の関係」が、突然逆転するからだと思う。怪物の側が人間よりずっと多くのものを抱えていて、しかもそれを笑いに変換しながら授業を続けていた、という事実が開示される。福山潤の声が、それまでとまったく同じトーンなのに聞こえ方が変わる瞬間がある。声優の技量というより、物語が用意した仕掛けに声が乗っかる感じ。
浅野学秀(宮野真守)との対比も2期では効いていて、「教育者の在り方」という問いが二項対立として出てくる。宮野の硬質な芝居が、殺せんせーの柔らかさを逆説的に際立たせる構造になっていて、これが単純な善悪の話にならない理由のひとつだ。どちらの教育も「正しい」部分があって、だからこそ見ていて楽に割り切れない。
そして最終的にこの作品が向き合っているのは「救済は等価交換ではない」ということだと思う。殺せんせーは生徒たちに膨大なものを与えるが、返ってくるものは彼が求めていたものとは形が違う。贖罪を望む者が実際に受け取る赦しは、望んでいた形ではない。それが2期を見ていて「心がしんどい」と感じる根本にある。
特に刺さったシーン
先生が自分の過去を語るくだり。それまでE組の「ゆるい日常」として積み上げてきたものが一気に逆光になる感覚があった。島﨑信長が演じる死神との対峙シーンは、2人の声の質感が対照的で——島﨑の、感情を削ぎ落としたような乾いた芝居が、かえって場面の湿度を上げる。「冷静な人間より感情的な怪物の方が人間的に見える」という逆転を、声だけで表現していた。
倉橋(金元寿子)の、一見明るく振る舞いながら内側に何かを隠しているシーンも、2回目に見ると全然違う顔をして見える。金元の声は素直に「かわいい」成分が強いのに、それが機能的に使われていて、ギャップの落差を計算しているように感じた。前原(浅沼晋太郎)の、軽口の奥に本気の焦りが透けるような演技も細かく、このあたりのE組の集団芝居の密度は1期より確実に上がっている。
読んで見たくなったら——『暗殺教室 第2期』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期を見て「なんかコメディにしては重い後味だな」と感じた人——2期はその感触の正体を教えてくれる
- 「教師と生徒」の話に弱い人。とくに、先生が実は何かを背負っていた、という類の話
- 笑いと痛みが混在した話が好きな人。どちらかに振り切れていない、宙吊りの感情を好む人
- 声優の芝居を「文脈と一緒に聴く」タイプのオタク
合わない人
- 1期を見ていない人——2期単独では感情的な文脈がほぼ機能しない
- コメディとシリアスの切り替えが苦手な人。同じ話数の中で笑いと重さが共存するので、どちらかに集中したい人にはストレスになる
- 「報われないまま終わる」展開がしんどい人。ハッピーエンドの定義次第では、かなりきつい着地をする
次に見るなら
青の祓魔師(劇場版・京都不浄王篇)——「怪物の血を引く主人公が、人間として生きようとする」という構造が近い。こちらはバトル寄りだが、先生と生徒・仲間の関係で感情を揺さぶるタイプの話が好きなら続けて見られる。
文豪ストレイドッグス——ギャグとシリアスの切り替えの落差が大きく、笑っていたキャラが数話後に重い場面を担う構造が似ている。宮野真守つながりでもあり、コメディ文脈で動いているはずのキャラが突然「本気の顔」をする瞬間の気持ちよさが好きなら。
ハイキュー!! (3期以降)——笑いより真剣勝負に振り切っているが、「集団として成長した末の決着」という感情の方向性が近い。暗殺教室の終盤で感じる「全員で何かに向かっている痛み」に似た質感がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『暗殺教室 第2期』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVにて配信中です。複数の主要サービスで視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。第1期から続けて一気見するにも環境が整っているので、ぜひこの機会にE組の最後の戦いを見届けてください。
