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ローゼンメイデン ~ トロイメント
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Nomad |
夏休みが始まり、春田淳は図書館で自宅での引きこもりを取り戻すため勉強に励んでいた。一方、薔薇乙女人形のシンクは最近悪夢に悩まされていた。避けられない戦いにもかかわらず、水銀燈を倒したことの痛みと悲しみが圧倒的だった。悪夢から突然目覚めた彼女は—
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ローゼンメイデン」第2期。夏休みを迎えた桜田ジュンは、引きこもりから抜け出そうと勉強に励む日々を送っていた。一方、薔薇乙女のドールたちは、人形同士が互いのローザミスティカを奪い合う宿命の戦い「アリスゲーム」の影に再び向き合うことになる。水銀燈との戦いがもたらした痛みと悲しみを抱えながら、新たに現れた謎めいた存在が姉妹たちの運命を揺るがしていく。真紅とジュン、そして人形たちの絆が、避けられない戦いの中で大きな転機を迎える物語が動き出す。
みどころ・魅力
① 宿命の「アリスゲーム」が本格始動
第2期では、人形たちが互いのローザミスティカを賭けて争う「アリスゲーム」の核心へと物語が踏み込んでいく。前作で芽生えた絆と、避けられない戦いの宿命が交錯し、姉妹それぞれの想いがぶつかり合う緊張感あふれる展開が見どころとなっている。
② 繊細に描かれる人形たちの心理
真紅をはじめとする薔薇乙女たちの、誇り高さと脆さが同居した内面が丁寧に描かれる。戦いの痛み、姉妹への愛憎、そして存在の意味への問い。可憐な人形たちが見せる複雑な感情のドラマが、本作に深い余韻を与えている。
③ ゴシックで耽美な世界観とビジュアル
フリルとレースに彩られたドールたちの精緻なデザイン、薄暗くも美しい映像美、そして物語を彩る印象的な音楽。ゴシック・ロリータの耽美な世界観が隅々まで作り込まれており、独特の雰囲気に浸れる一作となっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 松尾衡 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 花田十輝 |
| キャラクターデザイン | 石井久美 |
| 音楽 | 光宗信吉 |
| 美術監督 | 柴田千佳子 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | アリプロジェクト「聖少女領域」 |
| ED | ククイ「光の螺旋律」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
水銀燈、という名前だけは知っていた。ふたつ折りの黒い羽根の、あの人形。ネットのどこかで何度も見かけて「有名なやつ」という認識だけがあって、でも本編はちゃんと通っていなかった。トロイメントから入るのは順番がおかしいと分かってはいたけど、なんとなく二期のほうから再生して、そのまま止まらなくなった。最初は「人形が戦うゴスロリ作品」くらいの軽い気持ちで見ていたのに、二回目に見返したとき、これは戦いの話じゃなくて、誰かに選ばれたい人形たちの話なんだと気づいて、少し背筋が伸びた。名前しか知らなかった水銀燈が、なぜあんなに語り継がれているのかも、見終わってようやく腑に落ちた。
アリスになるために姉妹を壊す——「いちばん」に選ばれたい人形たちの話
「ローゼンメイデンは人形バトルものだ」と要約してしまうと、たぶん大事なところが全部こぼれ落ちる。薔薇乙女と呼ばれる人形たちは、アリスゲームという名前のゲームを戦わされている。勝つ条件は単純で、相手の核——ローザミスティカを奪うこと。つまり姉妹を一体ずつ壊していって、最後に残った一体が「アリス」、父であるローゼンに愛される完璧な少女になれる。
冷静に文字にするとひどい話だ。生みの親が、自分の娘たちに「いちばん完璧な子だけ愛してやる、だから殺し合え」と言っているに等しい。トロイメントが一期と違うのは、この残酷さを誰よりも分かっているのが、戦っている人形たち自身だという描き方にある。真紅は勝ちたいわけじゃない。でもゲームから降りれば父には近づけない。槐という、外側からゲームを引っかき回す存在が出てくることで、「そもそもこのルールは誰のためにあるのか」という問いがじわじわ浮かび上がってくる。小野大輔の、優しいのにどこか他人事みたいな声が、その不気味さをちょうどよく底上げしている。
だからこれは、選ばれたい子どもの話だと思う。誰かにいちばんだと言ってほしくて、そのために大切なものを差し出してしまう。アリスゲームは特殊な設定に見えて、やっていることは品評会に並ばされた子どもの心細さとそんなに変わらない。完璧になった先に待っているのが孤独だとしたら、その椅子は本当に欲しいものなのか——トロイメントはそこをずっと、人形の無表情の裏で問い続けている。
特に刺さったシーン
水銀燈のことを書かないわけにはいかない。一期で彼女を退けたことの痛みが、トロイメント序盤の悪夢のシーンにずっと尾を引いている。勝ったのに、まったく晴れない。あの後味の悪さを、田中理恵の声が見事に背負っていた。強がりと寂しさが同じ一言の中に同居していて、退場したはずなのに画面の温度ごと持っていってしまう。脇を固める白崎を櫻井孝宏が演じていて、出番は短いのに耳が勝手に引っかかるのもこの作品らしい贅沢さだ。
真紅とジュンの距離の縮め方も好きだ。沢城みゆきの真紅は、偉そうなのに時々びっくりするほど子どもっぽくなる。その落差で、人形なのに人間より人間くさく見える瞬間がある。真田アサミのジュンが、引きこもりの卑屈さを残したまま少しずつ前を向いていくのも、派手じゃないぶん効く。終盤のある選択を前にした静かなやり取りで、思わず再生を止めてしばらく考え込んだ。勝ち負けじゃないところに、この作品のいちばんいいシーンがある。
読んで見たくなったら——『ローゼンメイデン ~ トロイメント』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- かわいい絵柄の裏に、ひんやりした残酷さが隠れている作品が好きな人
- バトルの勝敗より、キャラの関係性や心の機微で見たい人
- ゴシックな美術・衣装・人形のディテールをじっくり眺めたい人
- 声優の芝居で温度が変わる瞬間に弱い人
合わない人
- 一期を飛ばして話の全部をすっきり理解したい人(トロイメントは前提を引きずる)
- 戦いに明確な決着とカタルシスを求める人
- テンポよく派手に進む作品が好きな人(基本は静かで内向きの物語)
次に見るなら
シャドウハウスが好きなら、というより、人形めいた少女たちと館の中だけで進む薄暗い物語に惹かれたなら相性がいい。耽美な絵作りと、かわいさの裏にある不穏さの配合がローゼンとよく似ている。
少女たちが知らないまま残酷なゲームに組み込まれていく構造に刺さったなら、魔法少女まどか☆マギカが地続きで効く。望みと、その代償の話として並べて見たくなる。
同じ2005年の空気を味わいたいなら地獄少女もおすすめ。人の業をひんやりした目線で見つめるトーンと、救いの薄さまで含めて通じるものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
本作「ローゼンメイデン ~ トロイメント」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3サービスで配信されており、いずれでも視聴することができます。アニメ作品が充実したdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXTやDMM TVでも楽しめますので、ご自身に合ったサービスを選んで第2期の物語をじっくり堪能できます。前作から続く絆と戦いの行方を、ぜひお好みの環境でお楽しみください。
よくある質問
まとめ
本作「ローゼンメイデン ~ トロイメント」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3サービスで配信されており、いずれでも視聴することができます。アニメ作品が充実したdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXTやDMM TVでも楽しめますので、ご自身に合ったサービスを選んで第2期の物語をじっくり堪能できます。前作から続く絆と戦いの行方を、ぜひお好みの環境でお楽しみください。




