とある科学の一方通行【アクセラレータ】

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2019とある科学の一方通行【アクセラレータ】

とある科学の一方通行【アクセラレータ】

★ 3.5 / 5.0アクションSF
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作J.C.STAFF

アカデミアシティのエスパーは6段階に分類され、「レベル0」は力がなく、「レベル5」は圧倒的な力を持つ。数百万人のエスパーの中でレベル5に達したのはわずか7人で、その最強者がアクセラレータである。本作は、陽気なラストオーダーを保護した最強のレベル5アクセラレータの物語を描く。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は超能力者(エスパー)が集うアカデミーシティ。エスパーはレベル0〜5の6段階に分類されており、数百万人の中でレベル5に到達したのはわずか7名。その筆頭に君臨する「一方通行(アクセラレータ)」は、あらゆるベクトルを操る無敵の最強者だ。ある日、彼は「絶対能力進化実験」の生き残りであるラストオーダーと出会い、その身を守るために戦い続けることになる。最強でありながら孤独だった男が、小さな少女との関わりの中で変わっていく姿を描くダークヒーロー作品。

みどころ・魅力

① 最強キャラクターの「弱さ」が生む人間ドラマ

圧倒的な力を持ちながら、脳への銃撃により満足に戦えなくなったアクセラレータ。制限がある中で命がけの戦いに臨む姿は、無敵の最強者とは異なるリアルな緊張感をもたらす。強さと弱さのギャップが、彼のキャラクターに深みを与えている。

② ラストオーダーとの対比が描く「守る理由」

無邪気で陽気なラストオーダーと、冷酷な過去を持つアクセラレータ。正反対の二人の関係性が物語の軸となり、最強の悪役がなぜ戦うのかという動機をじっくりと掘り下げる。感情移入しづらいキャラクターが愛おしく見えてくる構成が巧み。

③ 「とある」シリーズの裏側を描くスピンオフならではの視点

『とある魔術の禁書目録』と並行する時系列で、アカデミーシティの闇や政治的な陰謀が描かれる。本編では語られなかった組織「スコールズ」との対立など、シリーズファンには特に刺さる情報量の濃さが魅力。単体でも十分楽しめる作りになっている。

キャスト・声優一覧

アクセラレータ
アクセラレータ
メイン
›
岡本信彦
打ち止め
打ち止め
メイン
›
日高里菜
エステル・ローゼンタール
エステル・ローゼンタール
メイン
›
久保ユリカ
黄泉川 愛穂
黄泉川 愛穂
サブ
›
甲斐田裕子
ミサカ10046号
ミサカ10046号
サブ
›
ささきのぞみ
薬丸医月
薬丸医月
サブ
›
西田望見
木寺実莉
木寺実莉
サブ
›
島袋美由利
菱形幹比古
菱形幹比古
サブ
›
逢坂良太
鷹田杳子
鷹田杳子
サブ
›
朝井彩加
飯棲リタ
飯棲リタ
サブ
›
藤田茜
名荷原弘見
名荷原弘見
サブ
›
坂泰斗
清ヶ太郎丸
清ヶ太郎丸
サブ
›
貫井柚佳

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スタッフ

監督鎌仲史陽
シリーズ構成杉原研二
原作鎌池和馬
原案キャラデザ灰村キヨタカ、山路新
キャラクターデザイン八重樫洋平
音楽井内舞子
美術監督鈴木朗
音響監督明田川仁
OPシクスライ「Shadow is the Light」
EDさじょうのはな「Parole」
EDザ・シックスス・ライ「Shadow is the Light」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

禁書目録も超電磁砲も追っていたから、当然のように初日から見た。ただ、正直なところ「アクセラレータだけで1クール持つのか」という疑念はあった。主人公は基本的にひとりで何でも解決できてしまう。物語的な摩擦がどこに生まれるのか、見当がつかなかった。 1話を見終えたとき、その疑念はだいたい当たっていて、だいたい外れていた。構成への不安は残ったままだった。でも岡本信彦の声が、1話の時点でもうまるごとアクセラレータだった。250本以上のキャリアを持つ人が、この役に向けてどれだけチューニングしてきたかが、セリフの端々に滲んでいた。それだけで、もう少し付き合おうという気になった。

暴力でしか守れない存在が、守ることを選ぶまでの話

アクセラレータというキャラクターの面白さは、「最強」という設定がそのまま「孤独」の理由になっているところにある。あらゆる攻撃を反射する能力は、同時に他者との接触を物理的に遮断する能力でもある。誰かに触れられない、誰かを触れることもできない——という比喩が、SFの設定としてそのまま成立している。 本作を「最強キャラの暴れ回り」だと思って見始めると、少し拍子抜けするかもしれない。メインの物語が向いている方向は、バトルの派手さよりも「この人物がラストオーダーと一緒にいることを選んだのはなぜか」という問いのほうにある。 ラストオーダー役の日高里菜が、このドラマの中で重要な機能を果たしている。あの陽気さ、無邪気さは、アクセラレータの動機を外側から照らすための光源だ。2回目に見直したとき、日高里菜のセリフの音量感——やかましいのに嫌いになれない絶妙なライン——がきちんと計算されていることに気づいた。感情を持て余した存在の隣に、感情を持て余していない存在を置く。そのコントラストが、物語の推進力になっている。 エステル・ローゼンタール役の久保ユリカも、84本というキャリア数以上の安定感を出していた。バディものとして見るなら、アクセラレータとエステルの関係の変化が物語の背骨になっていて、久保の「怜悧さの中に滲む感情」という声の表現が、このキャラクターにちょうど合っていた。 「守る」という行為が、暴力の延長線上にしか置かれていないキャラクターが、それでも誰かのために動く。その不格好さ、言語化されない動機の薄さがリアルだと感じるか、物足りないと感じるかで、この作品の評価は大きく分かれる。単独作品として成立しているかという当初の疑問に対する答えは、「ギリギリ成立している、ただし前提条件付き」だと思っている。

特に刺さったシーン

終盤、アクセラレータが限界を超えた状態で戦うシーンがある。岡本信彦の演技がここで一段上がる。普段のセリフは「感情を出さないことで感情を表す」スタイルなのに、あの場面だけは逆になる。制御を手放した声が、このキャラクターの根底にある恐怖と執着を一気に表面に出してくる。 何回か見直しているうちに、あのシーンの音響設計が意図的に音を削っていることに気づいた。派手なSEを重ねないことで、岡本の声そのものに集中させる構造になっている。演技の良さを映像が殺さない配慮が、制作の丁寧さとして伝わってきた。 黄泉川愛穂役の甲斐田裕子は、128本のキャリアで培った「公務員感のある芯の強さ」を自然に出していて、物語の地に足をつける役割をしっかり担っていた。こういう脇のキャラクターが安定しているかどうかで、主役の暴れ方が映えるかどうかが変わる。菱形幹比古役の逢坂良太も含め、脇を固める顔ぶれの厚さがシリーズの蓄積を感じさせた。

読んで見たくなったら——『とある科学の一方通行【アクセラレータ】』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

**刺さる人** – とある禁書目録・超電磁砲を見ていて、アクセラレータが気になっていた人 – 「最強キャラが守るものを見つける」という構図が好きな人 – 岡本信彦の演技の幅に興味がある人 – 1クール13話をさらっと消費できる人 **合わない人** – とあるシリーズ未視聴で、設定や人間関係の前提なしに楽しもうとしている人(説明は少ない) – 高テンションな女児キャラの声が苦手な人(ラストオーダーは物語の中心にいる) – スッキリした勧善懲悪や明確な成長物語を求めている人 – 禁書目録本編ほどのスケール感を期待している人

次に見るなら

とある魔術の禁書目録シリーズ(I・II・III)を未視聴なら、本作と並行か先に見ることを勧める。アクセラレータというキャラクターの重さは、禁書目録での文脈を知っていると数倍増す。本作単体でも成立はするが、「あの場面からここに来たのか」という感慨はシリーズを通じてしか得られない。 とある科学の超電磁砲は、同じアカデミーシティを舞台にした別視点の物語。日常描写と人間関係の密度が高く、本作よりも取っつきやすい。アクセラレータが本作でどう変化したかを踏まえると、超電磁砲Sのサイドストーリーを見直したくなるはず。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『とある科学の一方通行』はdアニメストアで視聴可能です。最強のエスパーが守るべき存在と出会い葛藤する姿を、ぜひ映像でお楽しみください。

よくある質問

Q. 『とある魔術の禁書目録』を見ていなくても楽しめますか?
A. 本作単体でも十分楽しめる構成になっています。ただし「とある」シリーズの世界観や用語に触れておくと、より深く楽しめるため、余裕があれば禁書目録から視聴するのがおすすめです。
Q. アクセラレータの能力「ベクトル操作」とはどんな力ですか?
A. 自分に触れるあらゆる「ベクトル(方向・速度・力)」を自在に変換する能力です。攻撃を跳ね返すだけでなく、風や熱、電撃なども操れる万能性が「最強」と呼ばれる理由です。
Q. 全何話ですか?一気見できますか?
A. 全12話と短めのシリーズです。1話あたり約24分なので、週末に一気見するにもちょうどよいボリューム感です。テンポよく話が進むため、集中して楽しめます。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメは原作漫画(鎌池和馬・原案、山路新・作画)をベースに制作されています。一部アニメオリジナルの演出が加えられており、映像ならではのアクションシーンの迫力は特筆に値します。

まとめ

『とある科学の一方通行』はdアニメストアで視聴可能です。最強のエスパーが守るべき存在と出会い葛藤する姿を、ぜひ映像でお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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