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消滅都市
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | MADHOUSE |
ある都市の全人口が消失した。唯一の生き残りであるユキは、配達人タクヤと共に、「ロスト」と呼ばれるようになった幽霊都市で真実を探る危険な旅に出る。ユキの父からの手紙が唯一の手がかりだが、秘密組織はユキたちの追及を許さない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ある日、ひとつの都市から全人口が突如として消え去った。生き残ったのはただ一人、特別な力を秘めた少女ユキだけ。彼女は配達人タクヤと出会い、人々が消えた幽霊都市――通称「ロスト」を巡る危険な旅へと踏み出していく。手がかりは、亡き父がユキに遺した一通の手紙のみ。だが、その背後には都市消滅の真相を隠そうとする謎の秘密組織が潜んでいた。組織の追跡をかわしながら、ユキとタクヤは消滅の謎と、ユキ自身に秘められた力の正体へと迫っていく。スマートフォン向け人気アクションRPGを原作とした、疾走感あふれるロードムービー型ファンタジーアクション。みどころ・魅力
① 少女と配達人が織りなすロードムービー
物語の軸になるのは、力を秘めた少女ユキと、訳ありの配達人タクヤの旅路。立ち寄る街ごとに新たな出会いと事件が待ち受け、二人の距離が少しずつ縮まっていく過程が丁寧に描かれる。目的地を目指す道中そのものがドラマになっている点が魅力です。② 疾走感あるアクションと「消滅」の謎
バイクで荒廃した都市を駆け抜けるスピード感、そして敵との激しいバトルが見せ場のひとつ。都市の人口が一瞬で消えたという衝撃的な謎が物語全体を貫き、ミステリー要素として視聴者を引き込み続けます。③ 原作ゲームファンも初見も楽しめる構成
人気スマホアプリ『消滅都市』を原作としつつ、アニメオリジナルの解釈で物語が再構築されている。ゲーム未プレイでも世界観に入り込めるよう設計されており、キャラクター同士の関係性やシリアスな展開を一本のアニメ作品として味わえます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 宮繁之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 入江信吾 |
| キャラクターデザイン | 下谷智之 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 美術監督 | 黛昌樹 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 阿部真央「答」 |
| ED | ユキ「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ from 消滅都市」 |
| ED | SPR5「With Your Breath」 |
| ED | ユキ「Hello, Again 〜昔からある場所〜 from 消滅都市」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ゲーム原作か」。配信一覧でタイトルを見つけたとき、最初に浮かんだのはそれだった。スマホゲー発、しかも全人口が消えた都市を旅する話となると、字面だけで身構える。正直、一度はスルーした口だ。それでも見始めたのは、ある夜やることがなくて、サムネのバイクと女の子の構図がやけに寂しげだったから。期待値は低かった。低かったから、序盤で配達人タクヤがエンジンをかけて走り出す数分の手触りに、ちょっと裏切られた。賑やかなアクションを想像していたのに、画面に流れていたのはむしろ静けさだった。2回目に見たときは、その静けさが「人がいない」という設定の重さそのものだったと気づいて、最初に流し見していた背景の作り込みを巻き戻して確認した。盛った話ではなく、欠けた話だったのだと、見る順番を間違えていたのは自分のほうだった。
「誰もいない街」を旅することは、思い出を一人で抱える話だ
この作品を、秘密組織と戦う冒険活劇として見ると、たぶん物足りなく感じる。バトルもあるし追跡もあるけれど、芯にあるのはそこじゃない。消滅都市——作中で「ロスト」と呼ばれる幽霊都市を旅するというのは、要するに、かつて人がいた場所を、いなくなったあとに歩くということだ。これは単なるポストアポカリプスの舞台設定ではなく、「失われたものを、覚えている人間が一人で運び続ける」という話なんだと思う。
ユキは唯一の生き残りで、手がかりは父からの手紙一枚きり。普通ならここで「真相究明のミステリー」に振り切る。でもこの作品が面白いのは、ユキが探しているのが事件の真相であると同時に、自分が何者だったかという足場でもある点だ。人がいない街を進むほど、彼女は「自分を覚えている人がもういない世界」で自分を証明しなきゃいけなくなる。隣にいるタクヤは赤の他人だった配達人で、つまり彼女の過去を知らない。だからこそ二人の関係は、過去を共有することではなく、これから一緒に見たものを積み上げることでしか成立しない。旅の道中で交わす何でもない会話が、後半になって効いてくるのはそのためだ。
序盤の、誰もいない街並みをバイクで抜けていくシーンを、2回目はずっと「葬列みたいだな」と思いながら見ていた。喪っているのに、悼む相手が多すぎて悼みきれない。その処理しきれなさを、派手な演出で泣かせにこないで、ただ淡々と走り続けることで描いているのが、自分には誠実に映った。消えた人々を取り戻す話に見えて、本当は「もう戻らないものと、どう一緒に進むか」の話だ。だから終盤の展開も、勝った負けたより、何を抱えて街を出るかのほうが記憶に残る。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な場面じゃなくて、ユキとタクヤが言葉少なに並んでいる中盤の静かなくだりだった。花澤香菜のユキは、芯の強さを張り上げて見せるんじゃなく、声を落としたときの方が雄弁で、不安を呑み込んだ一拍の間に、この子がどれだけ無理をしているかが全部乗っている。対して杉田智和のタクヤは、配達人らしい軽口の奥に、はぐらかしているけど見捨てる気はない、という距離感を絶妙に置いてくる。あの「茶化しながら結局そばにいる」温度は、台本以上に芝居で作られた部分が大きいと思う。津田健次郎のダイチが低く一言を差し込むだけで場の重力が変わる瞬間もよかった。終盤の、ユキが手紙の意味に追いついてしまう展開で、思わず画面の前で「あ、そっちか」と声が出た。情報としての真相より、それを背負わされる彼女の表情のほうにダメージがある作りで、そこは何度見ても効く。
読んで見たくなったら——『消滅都市』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 静かなロードムービー的な雰囲気と、寂寥感のある世界を歩く感触が好きな人
- 派手なバトルより、二人の距離が少しずつ変わっていく関係性を味わいたい人
- 花澤香菜・杉田智和の、声量より「間」で語る芝居を聴きたい人
- 原作ゲーム未プレイでも、断片から世界を補完して読むのを楽しめる人
合わない人
- 毎話きれいに謎が解けて、説明がすべて揃う構成を求める人
- テンポの速いアクションと分かりやすいカタルシスが見たい人
- 原作の情報量を前提にした駆け足の進行に、置いていかれるのが苦手な人
次に見るなら
誰もいない世界を二人で進む、あの静けさが好きだったなら少女終末旅行。終わりかけの街を女の子二人がのんびり巡る話で、絶望と日常がすぐ隣にある手触りが「消滅都市」の道中とよく似ている。
旅そのものの寓話性に惹かれたならキノの旅。バイクで各地を巡り、訪れた先ごとに小さな謎と問いが置かれていく構成で、答えを急がない語り口が近い。
荒廃した都市と「自分は何者か」というミステリーの絡みに刺さったならERGO PROXY。閉ざされた世界を旅しながら正体に近づいていく流れが、ユキの探索と響き合う一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『消滅都市』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品のラインナップが充実したサービスですので、ご自身の利用環境に合わせて選べます。まずは無料体験などを活用して、消滅都市を巡るユキとタクヤの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
