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IS〈インフィニット・ストラトス〉
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | 8-bit |
日本が開発した武装パワードスーツ「インフィニット・ストラトス」は兵器の主流となり、操縦できるのが女性のみのため、女性が男性を支配する社会になった。15歳の少年・織斑一夏は、IS訓練学校の機体に誤って触れたことで、IS操縦可能な唯一の男性であることが判明。彼は訓練学校への入学を強制される。一夏の忙しい学園生活が始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
日本が開発した多目的武装パワードスーツ「インフィニット・ストラトス(IS)」は世界の軍事バランスを塗り替え、操縦できるのが女性だけという特性から、女性優位の社会が形成された。そんな中、ごく普通の15歳の少年・織斑一夏が、IS学園の機体に反応してしまう。史上初めてISを動かせる男性として注目を集めた一夏は、否応なしにIS専門の訓練学校に入学させられる。個性豊かな女性ばかりのクラスで繰り広げられる、騒がしくも賑やかな学園生活が幕を開ける。みどころ・魅力
① 「唯一の男性」をめぐる個性豊かなヒロイン争奪戦
幼なじみの箒、クールな中国代表・鈴音、英国代表のセシリアなど、各国のIS代表候補生たちが一夏を中心に火花を散らす。それぞれキャラクターの背景や思惑が異なり、ラブコメとしての掛け合いが終始テンポよく展開される。② ド派手なISバトルとメカデザインの魅力
各ヒロインが専用機を持ち、それぞれ異なる武装・戦闘スタイルで戦う。スピード感あるアクションシーンは本作の見せ場のひとつ。外見も個性的な機体デザインは、メカファンにも見応えがある。③ 女性社会という設定が生む逆転のギャップコメディ
女性が優位な世界でただ一人の男性として奮闘する一夏のポジションが、数々のシュールなコメディ場面を生み出す。真面目に訓練に取り組む姿と恋愛面での鈍感さのギャップも、ハーレムラブコメの醍醐味のひとつ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 菊地康仁 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 志茂文彦 |
| 原案キャラデザ | okiura |
| キャラクターデザイン | 倉嶋丈康 |
| 音響監督 | 中嶋聡彦、三間雅文 |
| OP | 栗林みな実「STRAIGHT JET」 |
| ED | ゆかな「SUPER∞STREAM」 |
| ED | 下田麻美「SUPER∞STREAM」 |
| ED | 日笠陽子「SUPER∞STREAM」 |
| ED | 花澤香菜「SUPER∞STREAM」 |
| ED | Yoko Hikasa, Yukana, Asami Shimoda, Kana Hanazawa, and Marina Inoue「SUPER∞STREAM」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2011年当時、「女の子に囲まれてる系」は量産されていて、ISもその文脈で再生ボタンを押した。「どうせ顔のいいモブが女の子に囲まれるやつでしょ」という前提で、確認するだけのつもりで。
見終わってから気づいたのは、内山昂輝の声の使い方がけっこう計算されていること。一夏はわかりやすく朴訥に演じられていて、最初は「なんでこいつこんなに気づかないの」と思っていたのが、2回目では「これで鈍感キャラとして一貫させるのは大変だったろうな」に変わった。どちらの印象が正しいかは、正直まだ決めかねている。
「女性優位社会」という設定は、最初から使い捨てにする気だった
ISの世界では、IS操縦者が女性しかいないという事実が国家間のパワーバランスを根本から変えている——という設定がある。軍事的優位が女性に集中した結果、社会的な権力構造が逆転した世界。という話のはずなのだが。
実際に見ると、その設定がほぼ機能していない。
学校に一夏が入学してくるだけで周囲が騒ぎ立て、各国の代表候補生たちが一人ずつ彼のそばに集まってくる構造は、女性優位社会というより「特別な男の子」をめぐる争いに見える。篠ノ之箒(日笠陽子)が幼なじみとしての優位性を主張し、シャルロット・デュノア(花澤香菜)が正体を隠しながら距離を縮め、ラウラ・ボーデヴィッヒ(井上麻里奈)は序盤の敵意から急速に転向する——という流れは、設定の話ではなく、完全にラブコメのテンプレートを動かしている。
この点について批判するつもりはあまりない。「女性優位社会」という看板は、物語を走らせるための燃料として最初から使い捨てにする設計だったのだと思う。世界設定は借景であって、本体は「俺だけが選ばれた唯一の存在」という構造を正当化するためのギミックだ。
田村ゆかりが演じる篠ノ之束という存在が象徴的で、彼女はIS開発者でありながら作中では出てこない場所から糸を引くキャラクターとして描かれている。物語を動かすために必要な設定を一人に集めた「都合の良い存在」として機能しており、田村ゆかりの演技がそのアクの強さに説得力を与えているのは確かだが、キャラクターとして掘り下げる余白はほとんど与えられていない。
要するに、ISというアニメは設定の豊かさとその活用量が完全にアンバランスな作品で、それを欠点と見るか、そういうものとして割り切れるかで評価が分かれる。世界設定を真剣に扱う気のない作品が好きかどうか、という話でもある。
特に刺さったシーン
シャルロット・デュノアの正体が明かされる中盤のくだり。
女性専用の訓練校に「シャルル」として潜入していた彼女が、実は企業スパイとして送り込まれていたと判明する流れで、花澤香菜の声のトーンが、それまでの「やや無理している明るさ」から、本音の不安定さに切り替わる瞬間が好きだった。花澤香菜という声優は、柔らかい声質の中に芯の通った感情表現を入れるのがうまくて、ISのシャルロットはそれが特に出ているキャラクターだと思う。「泣いているのを見せたくない」という心理が声だけで伝わる演技になっていて、1回目は展開の速さに流されてしまったのが、2回目でやっと気づいた。
ラウラのキャラクター転換も印象的で、序盤の頑なな態度があのシーン以降で一気に変わるまでの流れは、井上麻里奈の演技がないと成立しなかったと思う。外国語訛りをデフォルメしすぎず、ラウラという人物の固さを声に宿せているのは、240本超の出演作から積み上げてきたものが出ている。
読んで見たくなったら——『IS〈インフィニット・ストラトス〉』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
合わない人
- 「女性優位社会」という設定が真剣に描かれると期待した人(ほぼ機能しない)
- キャラクターが自分から動かず「男の子に引き寄せられる」構造が気になる人
- 一夏の鈍感さに作劇上のストレスを感じるタイプの人
- 2クール以上の完結を期待している人(1期は途中で終わる)
次に見るなら
ISと似たような「特殊設定の学園ハーレム」路線が好きなら、デート・ア・ライブは選択肢として近い。「精霊を倒す唯一の手段が主人公によるデート」という設定があり、ISと同じく世界観の建付けよりキャラクターの賑やかさを前面に出す作りになっている。
メカ要素を含む女子と男子の学園もので、少し空気感が違うものを見たいならストライクウィッチーズが参照点になる。こちらは全員女性なのでハーレム構造とは別の話だが、2011年前後のメカ×少女というジャンルの味わいは近い。
「代表候補生という設定で各国のキャラが集まってくる」構造自体が好きなら、魔法科高校の劣等生も候補に入れていい。システムの格差と個人の能力という軸で動く点は異なるが、「特別な男の子と優秀な女の子たち」という骨格は共鳴する部分がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『IS〈インフィニット・ストラトス〉』は現在、Amazonプライムビデオおよびびにて配信中です。ラブコメ×メカアクションのハーレム学園ものとして根強い人気を誇る作品で、各サービスで気軽に視聴をスタートできます。続編『IS〈インフィニット・ストラトス〉2』も合わせてチェックしてみてください。
