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バディ・コンプレックス
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
夏休み明け初日、高校生アオバは空から現れた巨大ロボットに襲撃される。街中を逃げ回る中、同級生ヒナが自分のロボットで現れて彼を救う。ヒナは「ディオがお前を待っている」と謎めいた言葉を残して消える。これがアオバの自由条約同盟のパイロットとしての新たな人生の始まりであり、彼は大ゾギリアとの戦いに身を投じることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
夏休み明け初日、高校生・渡瀬青葉は、空から突如現れた巨大ロボットに襲われる。街中を逃げ惑う彼を救ったのは、同じ機械の力を操る同級生・弓原雛だった。彼女は「ディオがお前を待っている」という謎の言葉を残して姿を消す。やがて青葉は、自由条約同盟と大ゾギリア帝国が激しく争う戦争のただ中へと身を投じていく。時を超えて巡り合った青葉と少年パイロット・ディオは、機体同士を結ぶ「カップリング」システムによってつながり、反発し合いながらも絆を深め、戦いへと挑んでいく。みどころ・魅力
① 二機を結ぶ「カップリング」システム
本作最大の特徴が、二人のパイロットの感覚をシンクロさせ機体性能を飛躍的に高める「カップリング」。互いを信頼しなければ真価を発揮できない設定が、戦闘描写とドラマを直結させています。息の合わない二人が少しずつ呼吸を合わせていく過程そのものが、バトルの見どころになっています。② 反発から始まる青葉とディオの関係
主人公・青葉と相棒・ディオは、出会った当初からそりが合わずぶつかり合う。タイトル通り「相棒(バディ)」になるまでの感情の揺れが丁寧に描かれ、性格の異なる二人が衝突を経て信頼を築いていく王道のボーイ・ミーツ・ボーイ的ドラマが胸を打ちます。③ 時を超える設定が生むSFミステリー
なぜ青葉は戦場へ導かれたのか、ディオとの間にどんな因縁があるのか。時間を軸にした謎が物語全体に張り巡らされ、メカアクションを楽しみながら少しずつ真相に近づいていく構成が魅力。先の読めない展開が視聴者を引き込みます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 田辺泰裕 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 稲吉智重、稲吉朝子 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| OP | 唐沢美帆「UNISONIA」 |
| ED | ちょうちょ「あの空に還る未来で」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は名前だけ知ってる「ロボものの一本」くらいの距離感で再生ボタンを押した。2014年の作品で、正直アーカイブの棚を埋めるつもりの流し見だった。ところが第1話、夏休み明けの教室にいきなり空からロボットが降ってくる。逃げ回る主人公アオバの前に、同級生のヒナが自分の機体で割って入る。「ディオがお前を待っている」——意味のわからない一言を残して、彼女は消える。冒頭から説明を放り投げてくるこの雑さが、不思議と気持ちいい。2回目に見返したとき、この第1話に手がかりがほとんど全部置いてあったことに気づいて、ちょっと唸った。流し見のつもりが、結局背筋を伸ばして座り直していた。
他人と同期するということ——「カップリング」が描く信頼の話
バディ・コンプレックスの真ん中にあるのは、「カップリング」と呼ばれる同調システムだ。二人のパイロットが感覚を繋ぐと、戦闘能力が跳ね上がる。設定だけ聞くとよくある強化ギミックに見えるけれど、この作品はそこに妙にこだわる。同期できる相手は誰でもいいわけじゃない。波長が合わなければ繋がらないし、無理に繋げば反動が来る。つまりこれは「強くなるための機能」の顔をした、人間関係の比喩だ。
アオバとディオの関係がまさにそれで、最初は反発し合う二人が、機体の中で否応なく感覚を共有させられる。相手の恐怖も、迷いも、流れ込んでくる。信頼していない相手と心を繋ぐ気持ち悪さと、それでも繋がってしまえば見えてくる景色——この両面を、戦闘のたびに描き直してくる。タイトルの「コンプレックス」は、複合体という意味と、心のしこりという意味の両方を引っかけているんだと思う。
そして物語は、ここに時間移動の要素を絡めてくる。なぜディオがアオバを「待っていた」のか。なぜ二人は出会う前から繋がる運命にあったのか。SFのギミックとして処理することもできたはずのこの設定を、最後まで「人と人がわかり合うことの遠さ」の話として手放さない。単なるメカアクションではなく、他人と本当に同期できるのか、という問いをロボットという装置で生々しく語る——そこにこの作品の体温がある。
特に刺さったシーン
中盤、敵対していたはずの相手と一時的にカップリングを強いられる場面がある。理屈では繋がりたくない、でも繋がらなければ死ぬ。その葛藤を、声優陣が温度差で出してくるのが見事だった。敵側のエース、ビゾンを演じる櫻井孝宏の、余裕と危うさが同居した低い声。あれが画面に出てくるたびに空気が一段冷える。味方サイドだとリー・コンラッド艦長役の杉田智和が良くて、軽口の裏に歴戦の疲れがにじむ喋り方をする。戦況がきついときほど艦長が冗談を言う、あの按配が好きだ。
脇に回る声の厚みも効いている。アルフリード・ガラントを演じる森川智之の落ち着いた低音は出てくるだけで画面に重みを足すし、奈須まゆか役の花澤香菜が時々こぼす素の表情みたいな芝居が、緊張の続く物語にちゃんと呼吸を作っている。
個人的にいちばん刺さったのは、フィオナを演じる悠木碧の芝居だ。終盤、彼女がある選択を口にする場面で、声がほんの少し震える。台詞そのものは短いのに、そこまで積み上げてきた感情が全部その揺れに乗っている。最初に見たときは流してしまって、2回目でようやく「ここで泣くところだったのか」と遅れて気づいた。
読んで見たくなったら——『バディ・コンプレックス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ロボットアクションを「人間ドラマの装置」として見たい人
- バディもの・相棒同士の関係性の機微に弱い人
- 第1話で説明を放り投げられても、面白がって追いかけられる人
合わない人
- メカ戦は派手なバトルの見応えだけを求めている人
- 設定やSFギミックを最初に整理して、納得してから進みたい人
- 続きものだと知らずに、1クールだけできっちり完結する物語を期待する人
次に見るなら
バディ・コンプレックス 完結編 あの空に還るミライで——本編がきれいな引きで終わるので、まず続けてこれを見ないと気持ちが収まらない。アオバとディオの物語はここで決着する。順番としては本編の直後に。
アルドノア・ゼロ——同じ2014年の作品。冷たい質感のSF戦争劇で、対照的な二人の少年を軸に進む。張り詰めたバディものの緊張感が好きなら相性がいい。
交響詩篇エウレカセブン——少年と、ロボットに乗る少女との出会いから始まる王道。同期や信頼というテーマを、長い尺でじっくり味わいたい人に向いている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『バディ・コンプレックス』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれでも視聴できます。アニメ専門のdアニメストアはもちろん、作品数の多いU-NEXTやDMM TVでも楽しめるため、ご自身が普段使っているサービスで気軽に視聴を始められます。メカアクションが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。



