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2014

バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―
★ 3.5 / 5.0アクションメカ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
「バディ・コンプレックス」の第13話は日曜日に「続く」というメッセージで終了し、公式ツイッターアカウントとウェブサイトがシリーズの継続を確認した。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVシリーズ「バディ・コンプレックス」の第13話が「続く」という言葉とともに幕を閉じた後、その先の物語を描く完結編。主人公・渡瀬アオバとディオ・ジュニョウ・ワインバーグは、ギルヴァリス軍との決戦に再び臨む。二人を結ぶ「カップリング」の真実、そして時間と運命が絡み合う謎の核心が明かされながら、物語は感動のクライマックスへと向かう。みどころ・魅力
① TVシリーズの「続き」がついに描かれる
第13話が「続く」のメッセージで突然終了し、行き場を失っていたファンの気持ちに応える完結編。ギルヴァリス軍との決戦の決着や宙吊りになっていた伏線の回収など、TVシリーズを見た視聴者が気になっていた点がすべて語られる。② 二機が共鳴する「カップリング」バトルの集大成
本作最大の特徴であるカップリングシステム——二機のメカが連携してパフォーマンスを高める戦闘——がクライマックスで全力展開される。アオバとディオのコンビネーションが最高潮に達するバトルシーンはメカアニメとして純粋な見ごたえがある。③ タイムトラベルを軸にしたSF的スケール感
単なる熱血ロボットアニメにとどまらず、時間の謎と運命の循環を軸に物語が展開する。「なぜ二人は出会ったのか」という問いへの答えがSF的なロジックで描かれており、ジャンルとしての幅広さも魅力のひとつ。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 田辺泰裕 |
|---|---|
| 音楽 | 加藤達也 |
| OP | トルー「UNISONIA」 |
| ED | 超チョ「あの空に還る未来で」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
バディコンプレックスの本編は「どこかで見た気がする」くらいの記憶しか残っていなかった。2014年冬に確かに追っていて、13話が「続く」で終わって、完結編を見るタイミングを逃したままずるずる数年経った、という経緯だったと思う。コネクティングというシステムで二人のパイロットが精神同期して戦う、あのやつ。特段の期待もなく完結編を再生したら、序盤のビゾンと蒼汰のすれ違いで急に目が覚めた。ロボットアニメとして始まって、気づいたら時間ループ越しの感情の話になっていた——というのが正直な初見の印象。2回目に見て、「最初から詰んでいた人間の話でもあった」と気づいた。「運命の二人」の円環が、もう一人を消していく話
バディコンプレックスが描こうとしているのは、純粋な時間ループSFではなく、「誰かを救おうとする行為が、別の誰かの自由を構造的に奪う」という非対称性の話だと思う。 蒼汰がヒナに救われ、未来へ飛ばされ、その未来でヒナのために戦い、最終的に過去に戻ってヒナを救いに行く——この円環は美しく見える。でも実際には、ビゾンはそのループの外側に最初から放り出されている。ヒナが蒼汰を軸にループを完結させる以上、ビゾンの抵抗はどれだけ本人が正当だと思っていても、「負け確定のゲームをプレイさせられていた人間」の手番にしかならない。 完結編でその構造が剥き出しになる。ビゾンが壊れていくのは彼の選択の問題でもあるが、そもそもループの設計上「蒼汰とヒナが結ばれる」という結末が固定されている以上、ビゾンが何をしても内側から覆せない。櫻井孝宏が演じるビゾンの声が、後半にかけて怒声ではなく疲弊に変わっていくのが印象的だった。叫んで崩れるのではなく、静かに力が抜けていく。あの抑制が、「理解した上で諦めきれない人間」をちゃんと表していた。 早見沙織のヒナは、本編では感情を押し込めた造形として機能していたが、完結編では「救われる側」から「自分でループを閉じにいく側」への転換を担う。そのグラデーションを声のトーンの微妙な変化で演じていて、初見ではセリフの内容だけ追っていたのが、2回目に見てはじめて「ここで既にスイッチが入っていた」と気づいた。 コネクティングというシステム自体が「特定の相手でないと成立しない」という設計なのも、テーマと連動している。強い個人であることよりも「正しい相手と組めるか」がすべてを決める世界で、バディを選べない者はシステムの外に立たされる。それを「残酷」と明示しないまま物語が進むところが、この作品の語り方の特徴だと思う。SPという尺の都合で結末処理が駆け足になる部分はあるが、言いたかったことの輪郭は伝わる。特に刺さったシーン
終盤の最終決戦前、蒼汰とディオがコネクティングに入る直前のシーンで思わず前のめりになった。花澤香菜演じるまゆかが、その場面でほぼ無言のまま二人を見送るカットがあって、言葉より「間」の使い方が良かった。感情過多にしない、でも確かに何かを手放した顔——そのバランスが花澤さんの声のトーンにそのまま乗っていて、「ここはセリフじゃなかった」という演出判断を信頼できた。 ビゾンの暴走直前、ヒナへの独白に近いシーンも2回目に見て評価が変わった。台詞の内容だけ追うと「悪役の末期」なのに、櫻井孝宏の演技が妙に静かで、怒声にしないことで逆に哀れさが際立つ。初見では「こいつが勝手に壊れた」と思っていたのが、2回目には「最初から詰んでいた駒が最後の手を打っている」に見えてきた。同じシーンで見え方がそこまで変わると、声の情報量について改めて考えさせられる。 杉田智和のリー・コンラッドは出番こそ多くないが、台詞の一つひとつに奇妙な安定感があって、緊張した場面の「温度調整」みたいな機能を担っていた。あの声質が画面の空気を一段落ち着かせる使いどころ、意図してキャスティングされているなと感じた。読んで見たくなったら——『バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編13話をリアルタイムで「続く」に打ち切られた記憶がある人
- 時間ループSFで「ループを閉じる側」より「ループに弾き出される側」が気になるタイプ
- ロボットアニメの戦闘より、キャラクターの関係性と感情の推移を軸に見る人
- 早見沙織・櫻井孝宏の抑制の効いた演技が好きな人
合わない人
- 本編未視聴で完結編から入ろうとしている人(前提知識なしでは人間関係が追えない)
- ロボットアニメにメカ戦闘の密度と作画クオリティを第一に求める人
- 時間ループのロジックを最後まで整合させてほしい人
- SP尺の駆け足な結末処理が苦手な人
次に見るなら
「ループの外に弾き出されるキャラクター」という構図が刺さったなら、革命機ヴァルヴレイヴを推す。同じ2013〜14年枠のロボットアニメで、「選ばれなかった側の怒り」をもっと直接的に描いている。ただし全力で容赦ない方向に行くので覚悟は必要。 「二人でないと完成しない戦闘システム」という設定に興味があるなら、SSSS.DYNAZENONが現代的な文脈でその構造を引き継いでいる。単体完結で見やすく、「バディとして成立するとはどういうことか」をより丁寧に描いている。バディコンプレックスの核にあったものを、別角度から反芻できる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―」はdアニメストアで視聴できます。TVシリーズ全13話の続きとして制作された作品のため、先にTVシリーズを視聴してから本編に進むとより楽しめます。アオバとディオの物語の結末をまとめて楽しみたい方はdアニメストアをぜひチェックしてみてください。


