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リヴィジョンズ
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Shirogumi |
ダイスケ・道島は、幼少期に誘拐された高校二年生。友人のガイ、ルー、マリマリ、圭作とともに、謎の現象「渋谷ドリフト」に巻き込まれる。渋谷の中央部が隆起し、別の世界へ運ばれる。やがて五人は極限の危機に直面し、全員を守る運命を背負うことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校二年生の堂島大介は、幼い頃に誘拐された過去を持つ少年。ある日、渋谷の中心部が突如として隆起し、街ごと未来の世界へと運ばれる「渋谷ドリフト」が発生します。大介は幼なじみのガイ、ルー、マリマリ、慶作とともに、この異常現象に巻き込まれてしまいます。たどり着いた荒廃した未来では、人型兵器「リヴィジョンズ」が人々を襲撃。大介たちは特殊な力を持つ装甲「ストリングパペット」を手にし、仲間全員を守るという過酷な運命を背負うことになります。極限状況の中で、少年少女たちの絆と成長が描かれていきます。みどころ・魅力
① 渋谷が舞台のSFタイムスリップ設定
見慣れた渋谷の街並みがそのまま未来へ転送されるという大胆な設定が本作の核。スクランブル交差点や109など実在のランドマークが荒廃した世界に置かれることで、非日常感とリアリティが同居した独特の世界観が生まれています。② フル3DCGによる迫力のメカアクション
人型兵器リヴィジョンズと、装甲ストリングパペットの戦闘は全編フル3DCGで描かれます。重量感のある動きと立体的なカメラワークが融合し、メカSFファンを唸らせるスピード感あふれるバトルシーンが楽しめます。③ 主人公・大介の危うい正義感
「自分が皆を守る」と強く信じる大介ですが、その独善的なまでの正義感は時に仲間との軋轢を生みます。理想と現実の狭間で揺れる主人公の人間ドラマが、単なるメカアクションに留まらない深みを物語に与えています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 谷口悟朗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 橋本太知、深見真 |
| 原案キャラデザ | 近岡直 |
| 音楽 | 菊地梓 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | ジ・オーラル・シガレッツ「ワガママで誤魔化さないで」 |
| ED | ウィーバー「Curtain Call」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
渋谷の真ん中がまるごと未来へ吹っ飛ばされる、という一行のあらすじを読んで、正直「これ、前にも見た気がするな」と思った。街ごと異世界、選ばれた数人、迫りくる謎の敵。テンプレを煮詰めたみたいな出だしで、最初はそんなに期待していなかった。
ところが見始めると、引っかかるのは設定じゃなくて主人公のほうだった。「俺が全員救う」と本気で言い切る少年がいて、その言い方がどうにも危なっかしい。1回目は「うるさい主人公だな」で終わったんだけど、2回目に見たとき、この空回りこそが作品の芯なんだと気づいて、印象がひっくり返った。フルCGの映像も、最初は固く見えて、終盤には妙に癖になっていた。
「全員を救う」と言い切った少年が、誰も救えていない話
リヴィジョンズの中心にあるのは、ロボットでも渋谷ドリフトでもなくて、ダイスケという少年の自意識だ。幼い頃に誘拐され、誰かに救われた記憶を持つ彼は、その体験を「自分はヒーローになる人間だ」という確信に変えてしまっている。だから危機が来ると、迷わず前に出る。仲間を守ると宣言する。一見すると王道の主人公像だ。
でもこの作品は、その宣言をちっとも気持ちよく響かせない。ダイスケが「救う」と叫ぶたびに、周りの空気が微妙に冷えていく。ガイやルー、マリマリ、圭作といった幼なじみは、彼の正義感に乗れず、むしろ振り回される。視聴者である自分も、応援したいのにできない。彼の言葉が、目の前の他人ではなく、自分の物語に酔うためのものに見えてしまうからだ。
つまりこれは、ヒーローになりたい少年の成長譚であると同時に、その願望を一度きっちり解体してみせる話でもある。単なるメカSFではなく、「救うと言うことの傲慢さ」を主人公の口を借りて延々と問い続けている。終盤、彼が自分の空回りと向き合わされる流れまで来て、ようやくこの作品がやりたかったことが腑に落ちた。気持ちよくない主人公を、気持ちよくないまま描き切る——その不器用さが、自分には一番誠実に映った。
特に刺さったシーン
刺さったのは、戦闘そのものより、戦いの合間に仲間うちの温度差がにじむ場面だった。誰かが正論を吐いて、誰かが黙り込む。その沈黙の演技が良くて、張・剴を演じる島﨑信長の、低く抑えた声が効いている。妹の張・露を演じる高橋李依との掛け合いも、兄妹のべたつかない距離感がちゃんと音になっていて、終盤のあるやり取りでは思わず巻き戻した。
イスルギ関連で日笠陽子と田村ゆかりが出てくるのも、知っている声が聞こえた瞬間に背筋が伸びる感覚があって楽しい。ミロ役の小松未可子も、ただの説明役に終わらせない芯の通し方をしていた。CGのキャラがしゃべると硬く感じがちなところを、声の芝居が確かに肉付けしている。映像と演技がいい意味でぶつかっている作品だ。
読んで見たくなったら——『リヴィジョンズ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「いい主人公」より「引っかかる主人公」を見たい人
- 渋谷という街そのものを舞台装置として愛でられる人
- フルCGメカの、少し硬めの質感を楽しめる人
- 正義感や承認欲求を一度疑ってみる物語が好きな人
合わない人
- 主人公にまっすぐ感情移入して応援したい人
- 手描き作画のロボットアクションを期待している人
- 異世界転移ものに爽快さや無双感を求めている人
- 主人公の空回りにイライラしたくない人
次に見るなら
フルCGのSFアクションという質感が気に入ったなら、楽園追放 -Expelled from Paradise-がおすすめ。CGキャラの動きと骨太な設定の相性を、もっと洗練された形で味わえる。
「見知らぬ世界に放り込まれた若者が、否応なく責任を背負わされる」流れが好きなら、翠星のガルガンティアへ。環境も価値観も違う場所で、少年が自分の正しさを問い直す感触が近い。
青臭くて空回りする主人公の成長そのものを浴びたいなら、交響詩篇エウレカセブン。気持ちよくなれない時期も含めて主人公に付き合う、あの距離感がリヴィジョンズと響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『リヴィジョンズ』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで視聴できます。複数の大手配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴する方は、アニメ作品数や月額料金を比較して、ご自身に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。
