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IS <インフィニット・ストラトス> アンコール『恋に焦がれる六重奏』
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | 8-bit |
夏休みの暑い日、シャルロッテはイチカと二人きりで過ごすつもりだったが、セシリア、帆純、鈴音、ラウラも同じ考えを持っていたため、計画が台無しになる。翌日、帆純は家族の神社で開催される夏祭りを手伝っており、イチカが現れたことに驚く。
作品概要・あらすじ
あらすじ
IS学園に通う織斑一夏をめぐる、夏休みのドタバタを描いたOVA。よく晴れた夏の日、シャルロッテは一夏と二人きりで過ごそうと計画しますが、セシリア・帆純・鈴音・ラウラも同じ思いを抱えており、思惑がぶつかり合って計画は早々に台無しに。翌日、帆純の実家である神社では夏祭りの準備が進み、手伝いに駆り出された一同のもとへ一夏が現れて、また賑やかな騒動が巻き起こります。本編では描かれなかったヒロインたちの素顔や、水着・浴衣姿が満載の番外編。シリアスなバトルから離れ、夏ならではの空気感とラブコメを存分に味わえる一作です。みどころ・魅力
① ヒロイン勢ぞろいの“夏休み”番外編
本編のシリアスな展開から一転、夏休みを舞台にシャルロッテ、セシリア、帆純、鈴音、ラウラが勢ぞろい。一夏を取り合うすれ違いコメディが全開で、それぞれの恋心が交錯する賑やかさが最大の見どころです。テンポよく進む掛け合いが楽しめます。② 水着・浴衣など季節感あふれる描写
夏祭りや夏休みらしいシチュエーションを背景に、ヒロインたちの水着姿や浴衣姿がたっぷり描かれます。本編とは違う柔らかな表情やプライベートな一面が見られるのも番外編ならでは。キャラクターの新たな魅力に触れられる構成になっています。③ 日常パートで深まるキャラの個性
ISを駆るバトルではなく日常を中心に据えることで、各ヒロインの性格や一夏への想いが丁寧に浮かび上がります。鈍感な一夏の言動に振り回される面々のやり取りはコメディとして秀逸で、原作ファンも納得のキャラ描写が光ります。キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 原案キャラデザ | okiura |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 倉嶋丈康 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 栗林みな実「STRAIGHT JET」 |
| ED | 日笠陽子「ベストパートナー」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
TVシリーズを一周して、もう少しこの六人と一緒にいたくなったとき、その隙間を埋めるみたいに存在しているのがこのアンコールだ。最初は本編の埋め草くらいの気持ちで再生したら、夏休みのプール回と夏祭り回という、ラブコメがいちばん無防備になる二本立てで、思っていたより手の込んだ甘さだった。配信はどこにも無くて、円盤を引っ張り出すか宅配レンタルで取り寄せるしかない。ISのOVA系はだいたいこうなる。2回目に見て腑に落ちたのは、これは本編の続きや補完というより、キャラの体温だけを抽出した外伝だということ。話はほとんど進まない。進まないことに意味がある。
全員が抜け駆けして全員が失敗する、引き分け前提のラブコメ
このOVAの構造はわかりやすい。誰かが一夏と二人きりになろうと企てると、まったく同じことを残り全員も考えている。だから計画は最初から渋滞していて、誰も抜け駆けできない。普通のラブコメなら「一歩リードした子」が生まれて物語が動くところを、この作品は徹底して誰も勝たせない。シャルロットが夏休みの一日を確保しようとした瞬間に、セシリアも箒もラウラも鈴も同じ盤面に乗ってきて、結果として全員が引き分ける。
これを単なるハーレムの水増しと見ると損をする。むしろ核心は「関係が前に進まないことの心地よさ」を描いているところにある。一夏の鈍さは、よく言われるようなギャグの装置であると同時に、この均衡を保つための安全装置として機能している。誰かの気持ちにちゃんと気づいてしまった瞬間、この六人の温度は崩れる。だから彼は気づかない——というより、作品の構造が彼に気づかせない。視聴者はその仕組みを薄々わかっていて、それでも崩れてほしくないと思いながら見ている。進展しない関係を、欠点ではなくぬるま湯の幸福として差し出してくる。手柄を取り合った末に全員が同じ場所に戻ってくる、その円環の温度こそが、このアンコールが鳴らしている六重奏の正体だと思う。
特に刺さったシーン
後半、家の神社の夏祭りを手伝っているところに一夏がふらりと現れる流れがいい。準備に追われて油断していたぶん、相手が来たことに対する動揺の出方が素直で、日笠陽子の声がいつもの強気からほんの少しだけ崩れる。あの「想定していなかった嬉しさ」を取り繕おうとして失敗する芝居が、短い尺なのにちゃんと残る。序盤のプール周りのくだりでは、シャルロットの計画が音を立てて瓦解していく様子を花澤香菜が軽やかに演じていて、ゆかなのセシリアと井上麻里奈のラウラがそこに同じ温度で割り込んでくるテンポも気持ちいい。内山昂輝の一夏は相変わらず何もわかっていなくて、わかっていないことが全員の表情を引き立てている。派手な見せ場ではないのに、思わず巻き戻したのはこの祭りの場面だった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを最後まで見て、この六人ともう少しだけ夏を過ごしたい人
- 話が進まないラブコメの、進まなさそのものを楽しめる人
- 声優の細かい芝居の温度差を拾うのが好きな人
- 円盤や宅配レンタルで取り寄せる手間を惜しまないコアファン
合わない人
- 本編を未見で、ここから入ろうとしている人(前提を共有していないとほぼ素通りする)
- 物語が前に進む手応えや決着を求めている人
- サブスクで気軽に1本見たい人(配信は無く、ディスク前提)
次に見るなら
まずは順番として、IS〈インフィニット・ストラトス〉のTVシリーズ本編。このアンコールはあくまで外伝なので、六人の関係の土台を知ってから見ると、引き分け前提の甘さが何倍にも効いてくる。
鈍い主人公と大所帯のヒロインたちが回す温度が好きならそらのおとしもの。日常のゆるさと乾いたギャグ、そしてふいに差し込む叙情の落差が、このOVAの夏祭りの空気と地続きに感じられる。
もう一段にぎやかなハーレムコメディが見たいならハイスクールD×D。気づかない男を中心に全員が均衡を保つ構図は共通していて、誰も勝たないラブコメの面白さをべつの密度で味わえる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作の配信状況については、現時点で確定している配信サービスはありません。視聴を希望される場合は、Blu-ray・DVDのソフトや各レンタルサービスでの取り扱いを確認するのがおすすめです。今後配信が追加される可能性もありますので、最新情報は公式サイトや各配信サービスでチェックしてみてください。