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アイカツプラネット!
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Bandai Namco Pictures |
普通の高校1年生・乙羽真緒は、日向美咲との突然の出会いをきっかけに、トップアイドル・花の後任となる。ただし、その事実は秘密にしなければならない。アイカツプラネットは、真緒と仲間たちがアイドル活動を行い、トップアイドルを目指す物語である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
普通の高校1年生・乙羽真緒は、憧れのトップアイドル・花のアバターを担う少女・日向美咲と運命的な出会いを果たす。「花」の正体を秘密にしながらアイドル活動を続けることになった真緒は、仮想空間「アイカツプラネット」でアイドルとして輝くべく奮闘する。友情や葛藤を経て、本物のアイドルとは何かを問い続けるひと夏の青春物語。みどころ・魅力
① 現実と仮想空間を行き来する二重構造のストーリー
リアル世界と「アイカツプラネット」と呼ばれるデジタル空間が交差する独自の世界観が本作の最大の特徴。現実の少女たちがアバターを通じてアイドルとして活動するという設定が新鮮で、自分らしさや”本物”であることの意味を問いかけるテーマが物語に深みを加えています。② 躍動感あふれるCGパフォーマンスシーン
シリーズ伝統のライブ・ダンスシーンはフル3DCGで描かれ、華やかなステージ演出と衣装が見どころ。楽曲もオリジナル曲が豊富に用意されており、アイドルアニメとしての完成度の高さは本作でも健在です。アイカツシリーズ初心者でも楽しめる入り口となっています。③ 秘密を抱えながら成長するヒロインの姿
「花」の正体を隠しながらアイドルとして活動するという複雑な立場に置かれた真緒の心情描写が丁寧。仲間との絆や自己発見を経て少しずつ変化していく姿は、アイドルものの王道を踏まえつつも感情移入しやすいドラマとして描かれています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 木村隆一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 千葉美鈴 |
| キャラクターデザイン | 宮谷里沙 |
| 美術監督 | 田尻健一 |
| OP | 渡邊璃音「Bloomy*スマイル」 |
| ED | 渡邊璃音「キラリ☆パーティ♪タイム」 |
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アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
アイカツシリーズ、追いかけるのがだいぶしんどくなってきた頃に「プラネット」が始まった。フレンズ、オンパレード……と来て、もうシリーズの文法は体に入っているつもりだったのに、これは「リアルとデジタルの二重構造」でまた作り直してきた。最初は「またコンセプトで差別化しようとしてるやつか」と少し斜に構えて見始めた。ところが主人公・真緒がアバターとして「花」を演じる構図が、思ったよりずっと切実に機能していて、2話くらいで体勢を立て直すことになった。2周目で気づいたのは、1周目に「わかった」と思っていたことの半分が表面だけだったということ。この作品、見くびると足をすくわれる。
「自分じゃない誰か」を演じることでしか、本当の自分に近づけない話
アイカツプラネット!の構造はシンプルに言えば「素の自分では踏み出せない子が、アバターという仮面を借りてようやく動き出す」物語だ。だがここで単純に「仮面を脱いで本当の自分を見せよう」というメッセージに着地しないのが、このシリーズの誠実さだと思う。
真緒は「花」として舞台に立つとき、花そのものになろうとしているわけじゃない。花というキャラクターを借りながら、自分の中にある何かを掘り起こしている。アバターが鎧ではなく、掘削機として機能している感覚。これは子ども向けアニメとしては相当に複雑な設定で、「本物とは何か」「演じることと生きることの境界線はどこか」という問いを、説教くさくなく敷いてある。
秘密を守り続けることのコストも、この作品はちゃんと描く。真緒が花として認められるほど、真緒自身は見えなくなっていく。その矛盾を抱えたまま走る物語の構造は、アイドルコンテンツというよりもアイデンティティの話として読める。リアルとデジタルが二重に存在する世界設定は、メタファーとしてかなり精度が高い。2020年代的な「本当の自分がどこにあるかわからない」感覚と、奇妙にフィットしている。
シリーズを長く追ってきた人間には、アイカツがここまで来たか、という感慨もある。元々はカードゲームと連動したキラキラの衣装ショーだった文脈から、「自己と他者の境界」みたいな場所まで手を伸ばしてきている。その変化を、このシリーズは派手に宣言せず、子ども向けの文法の中に静かに折り込んでいる。
特に刺さったシーン
序盤、真緒が初めてアイカツプラネットの舞台に立つシーン。本人は「やるしかない状況」に追い込まれての登場で、覚悟というより成り行きで踏み出す感じが妙にリアルだった。ここで思わず「あ、この子ちゃんと怖がってる」と思った。アイドルアニメの主人公は往々にして最初からポテンシャルを爆発させるか、最初から前向きかのどちらかだけど、真緒の最初のステージはどこか腰が引けていて、だからこそ後から振り返ると効いてくる。
声優陣の芝居で言えば、真緒がリアルで話すときと、花として話すときのトーンの違いをきちんとコントロールしていて、同一人物の二面性を音だけで成立させている丁寧さがある。CGIで描かれるパフォーマンスシーンはシリーズの流儀通りだが、プラネット世界の「光の質」が独特で、リアル世界との映像的な差分がちゃんと機能していた。
読んで見たくなったら——『アイカツプラネット!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アイカツシリーズを複数作追いかけてきた人(シリーズの変化を楽しめる)
- 「演じること」「なりきること」に興味がある人——俳優論・声優論的な視点で見ると面白い
- リアルとデジタルの二重生活に何か感じるところがある人
- 子ども向けアニメを大人の目線で読み解くのが好きな人
合わない人
- シリーズ未見でいきなり入ろうとしている人(設定の説明が手厚くないので序盤がきつい)
- キャラクターの内面より派手なパフォーマンスシーンを期待している人
- 二重構造・秘密設定をずっと引っ張る展開が苦手な人
次に見るなら
アイカツ!(2012年〜)は、このシリーズの原点。プラネットで感じた「なぜこの設定になったのか」を逆算するように見ると、シリーズがどういう変化を遂げてきたかの地図が見えてくる。スタァライトを追いかける感覚で星宮いちごから入るのもあり。
プリパラは、「リアルの自分と、舞台上の自分」という二重性をアイカツと別ベクトルで掘っている作品。変身・なりきり・秘密という要素が好きなら確実にハマる。ドロシーとレオナのあたりで沼になる。
ワッチャプリマジ!は、リアルとデジタルの融合という設定の近さで言えば現時点で最も近い後継作。プラネットの構造的な問題意識と地続きになっているので、見比べると2020年代のキッズコンテンツが何を描こうとしているかが見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『アイカツプラネット!』はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信中です。アイカツシリーズならではの華やかなステージと、現実×仮想空間という新感覚の設定が融合した一作で、シリーズファンはもちろん初めての方でも楽しめます。お好みの配信サービスからぜひチェックしてみてください。

