バカとテストと召喚獣

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2010バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣

★ 3.5 / 5.0コメディラブコメ
放送年2010年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ライトノベル
制作SILVER LINK.

秀才が快適なA組で学ぶ一方、落第生のアキヒサは最下位のF組で古い机とボロボロの畳の上で勉強している。学園は成績によって厳格に生徒を分類。アキヒサはこの不公正な制度に立ち向かうことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「文月学園」では生徒の成績によってクラスが厳格に分けられており、最上位のA組は最新設備が整う一方、最下位のF組は古い机と破れた畳で学ぶ環境。そのF組に属する吉井明久は、親友の坂本雄二らとともに、学園の「召喚システム」を使ったクラス間バトル「試験召喚戦争」でA組に挑むことを決意する。劣悪な環境に甘んじるのではなく、仲間たちと笑いながら不公平な格差制度に立ち向かう青春コメディ。

みどころ・魅力

① 召喚獣バトルとギャグが融合した独自の学園システム

試験の点数が召喚獣の強さに直結するという奇抜な設定が最大の魅力。バトル展開でありながら随所にギャグが挟まり、緊張感とおかしみが絶妙に共存している。戦略的な作戦とドタバタな失敗が繰り返されるテンポの良さが心地よい。

② 個性豊かなキャラクターが生む掛け合いの妙

天然系主人公の明久、クールな秀才・秀吉、毒舌ツッコミの村上らが織りなすやり取りはどのシーンも賑やか。男子キャラの濃さだけでなく、ヒロインたちの恋愛模様も見どころで、ラブコメとしての読み応えも十分にある。

③ 「底辺クラスの逆転劇」が爽快なカタルシスを生む

理不尽な格差に腐ることなく知恵と団結力で上位クラスに挑む展開は、単純な熱血ものとは一線を画す。笑いの中に友情や努力のテーマが自然と溶け込んでおり、コメディを超えた充実感を味わえる。

キャスト・声優一覧

木下秀吉
木下秀吉
メイン
›
加藤英美里
吉井明久
吉井明久
メイン
›
下野紘
姫路瑞希
姫路瑞希
メイン
›
原田ひとみ
島田美波
島田美波
メイン
›
水橋かおり
土屋康太
土屋康太
メイン
›
宮田幸季
坂本雄二
坂本雄二
メイン
›
鈴木達央
霧島翔子
霧島翔子
メイン
›
磯村知美
工藤愛子
工藤愛子
サブ
›
南條愛乃
中林宏美
中林宏美
サブ
›
髙山ゆうこ
木下優子
木下優子
サブ
›
加藤英美里
久保利光
久保利光
サブ
›
寺島拓篤
清水美春
清水美春
サブ
›
竹達彩奈

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スタッフ

監督大沼心
シリーズ構成高山カツヒコ
原案キャラデザ葉賀ユイ
キャラクターデザイン大島美和
音楽松田彬人
美術監督東厚治
音響監督亀山俊樹
OP麻生夏子「Perfect-area complete!」
ED水橋かおり「Baka Go Home」
EDミルクタブ「Hare Tokidoki Egao」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

2010年の冬クール、当時は「テストで召喚獣を呼び出して戦う」というワンアイデアだけで見始めた。設定を聞いた瞬間に「それ、面白い絵が撮れるな」と思ったのを覚えている。そして実際、画面の中のちびキャラたちがぶつかり合うシーンのバカバカしさで、最初の数分でもう降参した。

改めて見返すと、初見で流していた部分が気になり始める。木下秀吉という存在の奇妙な重力とか、坂本雄二の「頭の回転だけは異様に速い落ちこぼれ」という立ち位置のおかしさとか。鈴木達央がああいう軽薄で計算高いキャラを演じると、声のテンションで坂本がグッと生きてくるんだという発見もあった。最初に見たとき面白かった記憶は正しかった、というのが2周目の正直な感想だ。

バカなりの誇りを持つやつが、一番強い

表向きはドタバタコメディで、「召喚獣でクラス間戦争」というゲーム的なシステムを使ったギャグ漫画のアニメ化だ。でもこの作品が地味に刺さるのは、そのシステム自体への皮肉が根底にあるからだと思っている。

文明学園の序列は単純だ。成績が良ければA組、悪ければF組。A組には快適な机と設備、F組には古い畳と壊れた机。成績という一軸で人間を並べ替えて、その順位に応じた「待遇」を与える。現実の学校制度をここまで露骨にシステム化して見せると、笑えるのと同時に少しだけ居心地が悪くなる。

吉井明久は頭が悪い。それは作中で何度も繰り返される事実だ。でも彼はその頭の悪さを恥じていない——というより、成績という物差しで自分を測ることへの根本的な無関心がある。下野紘の演技がここで効いてくる。明久の台詞には悲壮感がない。F組にいることへの怒りはあっても、「自分が劣っている」という自己否定がない。あの軽さは演技の設計だと思う。

加藤英美里が木下秀吉と木下優子の一人二役を演じているのも、この作品の「ズラし方」を象徴している。「男なのに美少女」というキャラクターの存在は表面上はギャグだが、「見た目と内実がズレている」というテーマを身体化したキャラクターでもある。成績が低いから価値が低い、という等式をこの作品は繰り返しずらし続ける。

F組が戦い続けるのは、設備が欲しいからだ。でもその戦い方が毎回バカバカしくて、視聴者はいつの間にかF組を応援している。「頭が悪いけど諦めないやつ」ではなく「頭が悪いことを武器にするやつ」を描いているのが、この作品が単なる学園コメディにとどまらない理由だと思う。

特に刺さったシーン

F組が上位クラスと召喚獣で戦うシーンで、アキヒサが場を打開する方法が「成績で勝てないならルールの盲点を突く」という展開になるとき、毎回思わず前のめりになる。正攻法で勝てないから奇策を重ねる、というのが馬鹿にしているのか賢いのか判断できなくて、そのあいまいさが心地いい。

竹達彩奈が演じる清水美春のシーンは、コメディ的な文脈でありながら随所で感情の密度が上がる。「好きな人に素直になれない」という古典的な構造でも、演技のテンションの微妙な揺れで何度でも見てしまう。

あと個人的には、F組が作戦会議をしているシーンの「全員が微妙に嘘をついている」あの空気感が好きだ。鈴木達央の坂本が表情なく戦略を語り、下野紘の明久が半分理解できてなさそうな返事をするやりとりは、2周目で音だけ聞いていても笑える。

読んで見たくなったら——『バカとテストと召喚獣』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 2010年前後の深夜アニメを懐かしむ気持ちがある人
  • ドタバタコメディの「テンポとノリ」で乗れる人
  • 学校ヒエラルキーへの反感を笑いに変えてほしい人
  • 下野紘・鈴木達央・加藤英美里あたりのコメディ演技が好きな人
  • キャラ数が多くてわちゃわちゃしている群像劇が好きな人

合わない人

  • ラブコメとして見始めると恋愛の進展が遅くてストレスになる
  • 作画クオリティにシビアな人には、ギャグ全振りの崩し絵が厳しいかもしれない
  • 設定の整合性や世界観の深掘りを求める人には向かない(そういう作品ではない)
  • 2010年代初期のラブコメ特有の「男性向けテンプレ」が苦手な人は途中でつらくなる

次に見るなら

はたらく魔王さま!——魔王が現代社会でアルバイトをするというバカバカしい前提を、全力でまじめに描く構造がバカテスに近い。「設定のズレを笑いに変える」タイプのコメディが好きなら間違いなくハマる。

ハイスクールD×D——同時期の深夜アニメの空気感と、クラス間の序列・派閥抗争というテーマが重なる。コメディとバトルの比重が違うが、「底辺からのし上がる主人公」のフォーマットが好きなら次の一本として。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか——「数値化された能力が社会的序列を決める」という設定がバカテスと構造的に似ている。あちらは真剣にその世界を生きているが、「スペックで人間を測る世界」への眼差しを共有している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『バカとテストと召喚獣』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、普段使いのサービスからすぐに楽しめます。まずは無料トライアルを活用して第1話から試してみてください。

よくある質問

Q. バカとテストと召喚獣はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。各サービスの無料トライアル期間を利用すれば、まず無料で視聴を始めることができます。
Q. アニメは何期まであるの?
A. TVアニメは2010年放送の1期と2011年放送の2期(「にっ」)があります。さらにOVAも複数制作されており、本編の補完エピソードとしてあわせて楽しめます。
Q. ギャグ系が苦手でも楽しめますか?
A. 笑いがメインですが、クラス間バトルの戦略要素や登場人物の友情・恋愛模様も丁寧に描かれています。「逆転劇」を楽しむ感覚で視聴すると、ギャグ以外の魅力も十分に感じられます。
Q. 原作小説と内容は違いますか?
A. アニメは原作ライトノベルをベースに構成されており、大きな乖離はありません。ギャグのテンポや演出はアニメ独自の面白さもあるため、原作既読の方も新鮮に楽しめます。

まとめ

『バカとテストと召喚獣』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、普段使いのサービスからすぐに楽しめます。まずは無料トライアルを活用して第1話から試してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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