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2003

クロノクルセイド
★ 3.5 / 5.0アクションラブコメ超自然
| 放送年 | 2003年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | GONZO |
1928年のニューヨーク。第一次世界大戦後の経済繁栄とともに、悪魔的な存在「サイナー」が蔓延した。これに対抗するマグダレン教団の2人の祓魔師、ロゼットとその相棒クロノが活動する。2人は組織内で異なる背景を持ちながらも、この脅威に立ち向かっていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
1928年、好景気に沸くアメリカ・ニューヨーク。華やかな繁栄の裏では、人々を惑わす悪魔的存在「サイナー」がはびこっていた。これに対抗する組織・マグダレン教団には、ふたりの祓魔師がいる。勝ち気で行動力あふれる少女ロゼットと、その契約者である悪魔・クロノだ。立場も背景も異なるふたりは、それぞれの目的を胸に秘めながら、迫りくる脅威に立ち向かっていく。やがて明かされるクロノの過去と、ロゼットが抱える願い。1920年代アメリカを舞台に、激しいアクションと切ない絆が交差する物語が動き出す。みどころ・魅力
① 1920年代アメリカを描いた唯一無二の世界観
禁酒法時代の活気と退廃が同居する1928年のニューヨークが舞台。クラシックカーやジャズ、教会の荘厳さといったレトロな意匠と、悪魔や祓魔師というオカルト要素が見事に融合しています。アメリカンレトロな空気感は他の作品にはない独特の魅力です。② ロゼットとクロノの切ない絆
本作の核は、契約で結ばれた少女ロゼットと悪魔クロノの関係性。明るく前向きなロゼットと、寡黙で優しいクロノが互いを支え合う姿が物語を貫きます。コミカルな掛け合いと、ふたりの運命に絡む切なさのコントラストが胸を打ちます。③ アクションとドラマの巧みな緩急
銃撃や能力を駆使したスピード感あるバトルと、登場人物の過去や想いを丁寧に描くドラマパート。ラブコメ的な軽やかさから一転、終盤へ向けて加速する重厚な展開まで、緩急の効いた構成で最後まで引き込まれます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 紅優 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 黒田和也 |
| 音楽 | 伊藤真澄 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 栗林みな実「翼はPleasure Line」 |
| ED | 千葉紗子「さよならソリティア」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
存在は知ってた、くらいの距離感だった。2003年の作品で、当時の空気もうっすら覚えているのに、なぜか通ってこなかった。今回ちゃんと頭から見て、最初の数話は「ああ、いわゆる退魔ものね」と構えていた。銃を撃つシスターと、相棒の悪魔。テンポのいいアクションに、軽いラブコメ。流しながら見ていられる作品だと思っていた。ところが中盤、ロゼットとクロノの「契約」の仕組みが効いてくるあたりで、座り方が変わった。2回目に見直すと、序盤の軽さが全部、終わりから逆算された軽さだったことに気づく。最初に笑っていた場面が、後でぜんぶ効いてくる。古い作品だな、と斜に構えて入ったぶん、やられた感が強かった。寿命を前借りして戦う——時計の針が進むほど、命が削れる話
クロノクルセイドの中心にあるのは、退魔でもロマンスでもなくて「時間」だと思う。ロゼットはクロノの力を引き出すために、自分の懐中時計を開ける。針が動いている間、クロノは本来の力を取り戻す。その代償が、ロゼット自身の寿命。強く戦うほど、彼女の残り時間が削れていく。これがただの設定として置かれているんじゃなくて、物語そのものの速度を決めている。 1928年という舞台選びも効いている。第一次大戦が終わって、好景気に浮かれて、誰もが「これからいい時代になる」と信じていた時期。でも、この先に何が来るのかを、見ている側は知っている。繁栄のピーク、その先端の危うさ。個人の寿命と時代の寿命が、同じ下り坂のカーブの上に乗っている。だから街並みが華やかであればあるほど、画面の奥がうすら寒い。 単なる悲劇のお膳立てとして寿命設定を使っているわけじゃない、と2回目で思った。この作品が問うているのは「短いと分かっている命を、どう使い切るか」だ。ロゼットは自分の時間が減ると知りながら、アイオーンに連れ去られた弟ヨシュア(皆川純子)を取り戻すために、迷わず時計を開ける。長く生きることより、何に使うか。残り時間の量じゃなくて、それをどこに向けるかの話をしている。だからラストの後味は、ただ悲しいだけじゃなくて、妙に納得がある。特に刺さったシーン
石田彰のクロノが、とにかくいい。普段は少年の姿で、軽口を叩いて、ロゼットに振り回されている。その声の張りのなさ、力を抜いた喋り方が、本来の正体を知ってから聞き返すとまるで違って聞こえる。終盤、本来の力を解放する場面での声の落とし方——あの低さは、同じ役者が出していると思えない。 個人的に刺さったのはサテラまわりの掘り下げ。根谷美智子が演じる彼女は、最初こそ派手で気の強い宝石使いとして出てくるんだけど、家族を巡る過去が見えてくると、強気の裏側がぜんぶ反転する。仲間になっていく過程の、あのぎこちなさが好きだ。 ロゼットを見守る教団のレミントンも忘れがたい。速水奨の落ち着いた声が物語の温度を一段下げてくれて、後半で彼の立ち位置が揺れるところに思わず息を止めた。そして井上和彦のアイオーン。敵役なのに、ただ憎いだけにならない。穏やかな声で理想を語るから、余計に質が悪い。言い分にちょっとだけ頷きそうになる瞬間があって、そこで負けを感じた。読んで見たくなったら——『クロノクルセイド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1920年代アメリカの空気感(ジャズ、禁酒法時代の退廃)が画面に乗っている作品が好きな人
- バトルやラブコメの軽さの下に、死生観や寿命のテーマが流れている話に弱い人
- 終わりから逆算された構成を、2回目で確かめたくなるタイプ
合わない人
- 作画や演出に最新クオリティを求める人(2003年の作品なので、そこは割り切りがいる)
- 全員が幸せになる、後味のいい結末を求めている人
- シリアスとコメディを行き来するときのギャップが苦手な人
次に見るなら
鋼の錬金術師:何かを得るには代償がいる、という話。失った肉親を取り戻すために、自分の何かを差し出す。クロノクルセイドの「契約」に胸を締めつけられたなら、等価交換の重さがそのまま刺さるはず。 D.Gray-man:教団に所属する祓魔師たちが、人の悲しみから生まれる悪魔と戦う話。組織もの×退魔という骨格が近い。重さとユーモアの配合も似た手触りで、ロゼットたちの日常のノリが好きならたぶん合う。 ヘルシング:人ならざる強大な相棒と組んで化け物を狩る、という構図が重なる。こっちはもっと暴力的で容赦がないけれど、相棒の力に依存することの危うさと色気は共通している。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『クロノクルセイド』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれかに加入すれば自宅で気軽に視聴できます。複数の大手サービスで揃って配信されているため、すでに利用中のサービスがある方はそのまま楽しめます。これから始める方も、無料お試し期間を活用すれば手軽に作品の世界に触れられます。
