ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

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2009ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

★ 3.5 / 5.0冒険コメディファンタジー
放送年2009年
フォーマット劇場版
話数1話
制作Shin-Ei Animation

のび太が寝ている時、床が揺れて地震のようだ。別の次元から来たウサギのチャミーがハンマーで次元の扉を開け、床を通してのび太の部屋に入る。のび太が目覚め、ドラえもんは台所の冷蔵庫から食べ物を盗む誰かを聞く。それはチャミーで、ドラえもんに捕まってしまう。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

眠っていたのび太の部屋に、異次元の扉を開けて謎のウサギ型生物・チャミーが飛び込んでくる。食料を盗んでいたところをドラえもんに捕まったチャミーの主人・少年ロップルに導かれ、のび太たちはコーヤコーヤ星へと旅立つことになった。しかし到着した星では、冷酷な侵略者ギラーミン率いる軍団が住民たちを支配しており、人々から自由を奪っていた。のび太はロップルと強い友情を育みながら、仲間たちとともに星の平和を取り戻すための戦いに挑んでいく。

みどころ・魅力

① 異星の少年と育む純粋な友情

のび太とコーヤコーヤ星の少年ロップルが言葉と文化の壁を越えて心を通わせていく過程が物語の核心。異なる星に生まれた二人が助け合い、互いを信頼していくようすが丁寧に描かれており、子どもから大人まで素直に感情移入できる。

② ひみつ道具が宇宙スケールで大活躍

地球で使われるはずのドラえもんのひみつ道具が、別の惑星ではどのように活躍するかという発想の転換が楽しい。宇宙規模の冒険ならではのスケール感と道具の使われ方の工夫が随所に盛り込まれており、想像力を刺激するシーンが満載となっている。

③ 2009年リメイクが生み出した迫力の映像美

1981年公開の傑作をベースに、デジタル技術によって宇宙の広大さや迫力あるアクションシーンを鮮やかに表現した作品。クラシカルな物語に現代的なビジュアルが融合し、当時のファンも初めて観る世代も楽しめる仕上がりになっている。

キャスト・声優一覧

骨川スネ夫
骨川スネ夫
メイン
関智一
源静香
源静香
メイン
かかずゆみ
ドラえもん
ドラえもん
メイン
水田わさび
剛田武
剛田武
メイン
木村昴
野比のび太
野比のび太
メイン
大原めぐみ

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スタッフ

OPマオ「Dream comes true, Doraemon」
ED柴咲コウ「大切にするよ」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「元のやつ、見たことあるような気がする」という薄い記憶と一緒に見始めた。1981年版の宇宙開拓史は、確か子どものころテレビで流れていたやつだ。ロップルとチャミーのビジュアルだけはなんとなく残っている、くらいの記憶量で、内容はほぼ白紙。そういう状態で2009年のリメイクを見ると、かえって「新作として」素直に入れる。

冒頭、のび太の部屋の床がどんどん揺れて、ウサギのチャミーが次元の扉を抜けて現れる場面の引きが早くて好きだった。説明を急かさず、でもテンポを落とさない。この作品、そのバランス感覚が全体を通じてちゃんとしている。ドラえもん映画って「子ども向け」の文脈で語られすぎるきらいがあるけど、序盤の地ならしの丁寧さを見るとそんな雑な分類には収まらないと思う。

「ここは俺たちの星だ」——弱い者が土地を守る、という話

コーヤコーヤ星に移住した地球人の子孫たちが、ギルモア一味に追い出されそうになっている。構造だけ取り出せば、開拓者と略奪者の話だ。でもこの映画が単なる勧善懲悪に収まらないのは、「守る側に最初から力がない」という前提を丁寧に描いているからだと思う。

ロップルたちは強くない。のび太も基本的に強くない。ドラえもんの道具があるにしても、それで「力で圧倒する」という解決にはならない。この映画の核心はむしろ「逃げない」という選択にある。自分たちが開いた土地を、先祖が作り上げた場所を、理不尽な暴力に明け渡さないという意志の話だ。

のび太のキャラクターと相性がいいんだよな、このテーマは。頭もよくないし体力もない。それでも友人の危機には動く。その動き方が「叫んで突っ込む」じゃなくて、できる範囲でできることを探し続けるというのが、ドラえもん映画の繰り返すパターンでありながら飽きない理由だと思う。

2009年版はCGと手描きを組み合わせた宇宙描写がきれいで、コーヤコーヤ星の「開拓地」という雰囲気——整然としすぎず、でも荒れ地でもない、人が手を入れた土地らしさ——が画面から伝わってくる。その「積み上げてきたものがある場所」の質感が、テーマと噛み合っている。

特に刺さったシーン

チャミーがドラえもんに捕まる序盤のくだりで、木村昴のジャイアンがほんの数秒なのにちゃんと「ジャイアン」なのが好きだった。出てくるだけで空気が変わる。声で「でかいやつが来た」とわかる。関智一のスネ夫も、ビビりつつちゃんと状況を整理しようとする感じがセリフの間に出ていて、94本と374本という積み重ねがああいう一瞬に出るんだなと思う。

かかずゆみの静香は今作でも要所で出てくるが、終盤の展開で彼女が口にする一言に、思いのほか重みがある。ヒロイン的なポジションで「支える」役になりがちな静香が、この作品では自分の判断で場面を動かす瞬間がある。かかずゆみの声は柔らかいのにどこか芯があって、そのバランスがキャラクターの輪郭を作っている。

終盤の宇宙戦のシーンは、劇場で見ると体への来方が違う。効果音が密室の音響で増幅されると、「大きい話が起きている」という実感が倍になる。スクリーンサイズと合わさって、コーヤコーヤ星の広さがちゃんと「広い」と感じられる。

読んで見たくなったら——『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 1981年版を子どものころに見た記憶があり、リメイクとの差分に興味がある人
  • ドラえもん映画の「のび太が何かを守ろうとする」構造が好きな人
  • 関智一木村昴かかずゆみの演技を劇場クオリティの音で聞きたい人
  • 宇宙・開拓・植民地的モチーフのSFが好きで、それを子ども向けの文脈で見たい人

合わない人

  • 近年のドラえもん映画の絵柄・テンポに慣れていて、2009年の雰囲気に違和感を覚える人
  • 勧善懲悪の構造よりも、複雑な悪役や葛藤を好む人
  • 1981年版への強いこだわりがあり、リメイクには原則否定的な人

次に見るなら

同じ「開拓と守護」の構造が好きなら、ドラえもん のび太と雲の王国は外せない。宇宙規模ではなく空の上の話だが、「人間の手が届かない場所に自分たちの居場所を作る」というテーマが近く、のび太の覚悟が今作以上に前面に出てくる。

宇宙冒険ものとしての系譜を辿るなら、ドラえもん のび太の宇宙英雄記も選択肢に入る。戦隊ヒーローとのクロスオーバーという特殊な構成だが、「強くないのに立ち向かう」テーマ自体は共通していて、ドラえもん映画の骨格を確認するのに使える。

全く違う角度から似たテーマを見たいなら、未来少年コナン(宮崎駿・TV版)。文明崩壊後に土地と人を守ろうとする少年の話で、コナンとのび太は全然タイプが違うのに、「自分にできることをやり続ける」姿勢が重なる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」は現在、U-NEXT・Netflix・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額プランへの加入が必要ですが、複数のサービスで配信されているため、すでに利用中のプラットフォームからすぐに視聴を始められます。お手持ちのサービスをご確認のうえ、ぜひお楽しみください。

よくある質問

Q. どこで視聴できますか?
A. U-NEXT・Netflix・Huluの3サービスで配信中です。いずれも月額プランへの加入が必要ですが、各サービスの無料トライアル期間を活用して視聴することも可能です。
Q. 1981年版の旧作と内容は同じですか?
A. 基本的なストーリーは原作に忠実ですが、キャラクターデザインや映像表現が現代風にリニューアルされています。デジタル技術を活かした迫力ある映像が加わり、より見ごたえのある仕上がりになっています。
Q. 小さな子どもでも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。友情と冒険を描いたわかりやすいストーリーで、幼児から大人まで幅広く対応しています。ひみつ道具の活躍場面も多く、ファミリーで一緒に楽しめる作品です。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 本作の上映時間は約96分です。劇場版ドラえもんとして十分な見ごたえがあり、家族でゆっくり鑑賞するのにちょうどよい長さの作品です。

まとめ

「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」は現在、U-NEXT・Netflix・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額プランへの加入が必要ですが、複数のサービスで配信されているため、すでに利用中のプラットフォームからすぐに視聴を始められます。お手持ちのサービスをご確認のうえ、ぜひお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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