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FAIRY TAIL × RAVE
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
遠い町で、『フェアリーテイル』のルーシィ、ナツ、ハッピーが厄介者を探すミッションに出かけるが、何らかの事情で別れてしまう。同じことが『RAVE』のエリーとハルにも起こる。ルーシィとエリーが出会い、二人は協力して各々のパートナーを探すことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
遠い町を訪れた『フェアリーテイル』のルーシィ、ナツ、ハッピーは、厄介者を捕らえる依頼に挑みます。ところが任務の途中、思わぬ事情から三人は離ればなれになってしまいます。同じ頃、『RAVE』の世界でもエリーとハルが同様の状況に陥っていました。パートナーを探して町をさまようルーシィとエリーは偶然出会い、互いの境遇が似ていることに気づきます。二人は手を組み、それぞれの仲間を見つけ出すために協力することに。作者・真島ヒロが生んだ二大ファンタジー世界が交差する、特別な冒険が幕を開けます。みどころ・魅力
① 真島ヒロ二大作品の夢のクロスオーバー
『フェアリーテイル』と『RAVE』という、同じ作者が手がけた人気作のキャラクターが一堂に会する豪華な共演が最大の見どころです。両作品を知るファンにとっては、世界観を超えた組み合わせが実現する貴重な一作で、それぞれのキャラクターの個性がぶつかり合う様子を存分に楽しめます。② ルーシィとエリー、ヒロイン同士の協力劇
別々の世界から来た二人のヒロインが偶然出会い、互いのパートナーを探すために手を組む展開が物語の軸になっています。境遇の似た二人がどのように打ち解け、協力し合っていくのか。立場の違う者同士が心を通わせていくやり取りが、本作ならではの魅力を生み出しています。③ 短編ながら凝縮されたアクションとコメディ
OVAという短い尺の中に、アクション・冒険・コメディの要素がテンポよく詰め込まれています。両作品の魔法やバトルの演出はもちろん、キャラクター同士の掛け合いから生まれる笑いも豊富で、ファンタジー作品として気軽に楽しめる一本に仕上がっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| OP | なつ「BLOW AWAY」 |
|---|---|
| ED | ルーシー「Happy Tale」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直、最初は軽い気持ちで再生ボタンを押した。「フェアリーテイルのお祭り回みたいなやつでしょ」と。ところがオープニングで見慣れない剣士が出てきて、おや、と手が止まる。RAVE——真島ヒロがフェアリーテイルの前に描いていた作品だと、このとき初めてちゃんと知った。同じ作者の旧作と新作が、画面の中で握手している。その事実だけで妙にそわそわした。1回目はただ「ルーシィとエリーが似てるなあ」と笑って見ていたんだけど、2回目に見たときは違った。これは作者が自分の過去に手を伸ばしている映像なんだと、急に背筋が伸びる感覚があって。お祭り回だと思って入った部屋が、思ったより奥行きのある場所だった。
作家の手癖が、世界の壁を溶かす——真島ヒロという一貫性の話
このOVAを単なるファンサービスのお祭りクロスオーバーだと思って見ると、たぶん半分しか味わえない。本編であるTVシリーズの補完でも続編でもなく、これは完全な「外伝」であり、もっと言えば作者の自己紹介みたいな短編だ。RAVEとフェアリーテイル、二つの世界を地続きにして見せたとき、そこに浮かび上がるのは物語のつながりじゃなくて、描いている人間の手癖のほうなんだよね。ルーシィとエリーが出会って、互いの相棒を探すために手を組む。この構図そのものが、真島ヒロが何度も描いてきた「はぐれた者同士が一時的に背中を預ける」というパターンの再演になっている。違う作品の、違う名前のキャラクターが、まったく同じ温度で他人を信用していく。その手つきの同じさに気づいた瞬間、これはコラボ企画である前に、一人の作家の血液型診断みたいなものだと思った。世界を二つ並べて初めて見える共通項——人を孤立させない、置いていかない、という頑固な信条。派手なアクションとコメディの裏で、このOVAがいちばん丁寧に描いているのは、そこだと思う。だから「知らない作品が混ざってて入りづらい」と身構える必要はない。むしろRAVEを知らないまま見たほうが、二つの世界がこんなに自然に溶け合う気持ち悪さ——いや、心地よさを、純度高く体験できる。境界線が引いてあるはずなのに、どこにも見当たらない。その不思議さが、この短い尺のいちばんの正体だ。
特に刺さったシーン
やっぱりルーシィとエリーが顔を合わせる序盤のくだり。川澄綾子のエリーは、声の置き方がどこか懐かしくて、フェアリーテイル側の空気とほんの少しだけ温度がずれている。その微妙なズレが、別世界から来た人だと無言で教えてくれるのがうまい。で、笑ったのが釘宮理恵のハッピー。相変わらず一歩引いたところからツッコミを差し込んでくるんだけど、見知らぬ世界に放り込まれてもペースを崩さないあの図太さに、思わず「お前は本当にブレないな」と画面に話しかけてしまった。中村悠一のグレイがいつもの調子で脱ぎかけるたびに、ああこっちの世界の常識は通用するんだなと安心したり。関智一のハルが相棒を探して走る終盤の展開では、声に焦りと真っ直ぐさが混ざっていて、初見のはずのキャラなのに自然と肩入れしている自分がいた。堀江由衣のシャルルの一言で空気が締まる瞬間も含めて、声優の手数だけで二つの世界の縫い目を消している。そこが地味にすごい。
読んで見たくなったら——『FAIRY TAIL × RAVE』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- フェアリーテイルを一通り見て、キャラの掛け合いの呼吸まで体に入っている人
- RAVEを知らないけど「真島ヒロの別の世界」を覗いてみたい人
- 作者の作家性・手癖そのものを楽しむタイプのオタク
- 釘宮理恵・関智一・中村悠一あたりの声を聞くだけで満たされる人
合わない人
- 本編のストーリーが進む続編・補完を期待している人
- クロスオーバー特有の「お約束のノリ」が苦手な人
- 30分弱の外伝に重厚なドラマを求める人
次に見るなら
まずは素直にFAIRY TAILの本編。このOVAでルーシィたちの掛け合いにグッときたなら、長尺で浴びるとさらに沼が深い。仲間を置いていかない物語の総本山だ。次に、ここで気になった剣士の出どころ、RAVE。真島ヒロの原点で、フェアリーテイルとは違う「探す旅」の手触りを知ると、このコラボの解像度が一気に上がる。もう一本足すならEDENS ZERO。同じ作者がSFに舞台を移してもなお、はぐれ者が背中を預け合う構図は変わらない。三作並べると、作家の一貫性がくっきり見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『FAIRY TAIL × RAVE』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、普段お使いのサービスでそのまま楽しめます。気になった方は、ご自身が利用中の配信サービスでチェックしてみてください。