フルーツバスケット

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2001フルーツバスケット

フルーツバスケット

★ 3.8 / 5.0コメディドラマラブコメ日常系超自然
放送年2001年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作漫画
制作Studio DEEN

16歳の孤児・本田透は、同級生の草摩由紀と彼の従兄弟たちの家に招かれる。しかし彼らの家族には秘密があった。異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまう呪いを受けているのだ。透がこの秘密を知ったことで、彼女の日常は大きく変わっていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

両親を亡くした16歳の少女・本田透は、テント生活を送る中で同級生の草摩由紀に助けられ、彼の家に居候することになる。しかし草摩家には代々受け継がれた不思議な秘密があった。異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまう呪いだ。秘密を知ってしまった透は、草摩家の人々と共に暮らしながら、それぞれが抱える深い傷や孤独と向き合っていく。明るく前向きな透の存在が、呪われた一族の心を少しずつ解きほぐしていく感動の物語。

みどころ・魅力

① 個性豊かな草摩一族が繰り広げるコメディとドラマの絶妙なバランス

十二支それぞれの動物に変身するキャラクターたちは個性豊か。ネコのような自由奔放な草摩橙馬、犬に変身する草摩紅葉など、変身シーンはコミカルに描かれる一方で、各キャラクターが呪いゆえの孤独や苦しみを抱えている。笑いと感動が絶え間なく交差する独自のテンポ感が本作最大の魅力だ。

② 無償の優しさで周囲を変えていくヒロイン・本田透の人間力

本田透は特別な能力も強さも持たない普通の女の子だが、相手をありのまま受け入れる姿勢と底抜けの明るさで、長年呪いに縛られ心を閉ざしてきた草摩一族に変化をもたらしていく。見ていて自然と応援したくなる、少女漫画史に残るヒロイン像として今も多くのファンに愛されている。

③ 2001年放送ながら色褪せない普遍的なテーマ性

家族の絆、孤独、自己受容、そして「呪い」に象徴される人間関係の縛り——本作が描くテーマは放送から20年以上経った今も共感を呼ぶ。後に完全版リメイク(2019年)が制作されるほど愛され続けた原点として、オリジナルアニメならではの雰囲気とテンポを楽しめる一作でもある。

キャスト・声優一覧

草摩夾
草摩夾
メイン
関智一
草摩紫呉
草摩紫呉
メイン
置鮎龍太郎
本田透
本田透
メイン
堀江由衣
草摩由希
草摩由希
メイン
久川綾
草摩藉真
草摩藉真
サブ
井上倫宏
相田リカ
相田リカ
サブ
松本美和
草摩楽羅
草摩楽羅
サブ
三石琴乃
草摩利津
草摩利津
サブ
冨永みーな
花島咲
花島咲
サブ
安原麗子
竹井誠
竹井誠
サブ
うえだゆうじ
草摩はとり
草摩はとり
サブ
井上和彦
草摩潑春
草摩潑春
サブ
章央陶山

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スタッフ

監督大地丙太郎
シリーズ構成中瀬理香
キャラクターデザイン林明美
音楽武藤星児、安部純
音響監督大地丙太郎、蝦名恭範
OP岡崎律子「For フルーツバスケット」
ED岡崎律子「小さな祈り」
ED「セレナーデ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

2001年版を最初に見たのは、深夜枠でぼんやりテレビをつけていたときだった。「干支に変身する」という設定を聞いた時点で、正直なめてかかっていた。コメディ寄りのラブコメだろうと思って見始めたら、序盤の10分で空気が違うと気づいた。透が段ボール箱の中で一人で暮らしている場面。笑いで誤魔化しているけど、実はかなりしんどい話をやっている。

リメイク版もちゃんと見た。比べながら見ると、2001年版のほうがテンポが荒削りで、それがかえって生々しさになっている場面がある。堀江由衣の透は、声の丸さがキャラクターと完璧に一致していて、「守ってあげたい」という感情が反射的に出てくる。2回目以降に見ると、その「守られる透」がいかに周囲の感情を動かしているかが見えてきて、単純なヒロインじゃないなと改めて思う。

「呪い」は家族という名の檻の話であり、人に触れることを恐れる話だ

この作品を「干支に変身するファンタジーラブコメ」として消費しようとすると、どこかで詰まる。変身の設定はあくまでギミックで、本当にやっているのは「家族という構造の中で、自分の形を決められてしまった人間たちの話」だ。

草摩家の面々が「呪い」を受けているというのは表層で、その下にあるのは、家族の中で役割を与えられ、その役割から外に出ることを許されない状態のことだと思う。楽羅(三石琴乃)が支配者として君臨しているのは、彼女が単純な加害者だからではなく、彼女自身も「支配者でなければ草摩家にいられない」という別の呪いの中にいるからだ。この構造を序盤の段階からちゃんと見せていたのは、原作の強さでもあり、アニメとしての誠実さでもあった。

関智一の夾は、感情の爆発を繰り返しながら、その奥に深い自己嫌悪がある。「俺なんか」という言葉の使い方が、声のトーンで全然違う意味を帯びてくる。怒りで言う「俺なんか」と、静かに言う「俺なんか」は別の台詞だ。2回目以降に見ると、関さんがその使い分けを意図的にやっているのがわかって、ちょっとやられる。

置鮎龍太郎の紫呉は、この作品の中で一番「状況を理解している大人」として機能していて、だからこそ掴みどころがない。笑って核心を言う、という芝居の難しさを軽々やっている。あの飄々とした声で真実を口にされると、逆に怖い。

透がこの呪いを解こうとするのは、別に彼女がヒーローだからじゃない。ただ、人の痛みを見たときに目を逸らせない体質だからだ。それが強さに見えることもあれば、「この子は自分を大事にしていない」と不安になる場面もある。そのアンビバレンスを綺麗に整理せずに出してくれているのが、この作品の誠実なところだと思っている。

特に刺さったシーン

久川綾の由希が、序盤に透へ本音を少しだけ漏らす場面がある。学校では「完璧な王子様」として振る舞っている由希が、家の中でほんの少し崩れる瞬間。久川さんの声は品があって柔らかいのに、その崩れ方が絶妙に不安定で、「ああ、この人も限界ギリギリで立っているんだな」とわかる。

2回目に見たとき、その場面が単なる「キャラクターの弱さを見せる演出」じゃなくて、透が安全な人間だと由希が判断した瞬間の話だったんだと気づいた。透の側から見ると「ただ話を聞いていた」だけなのに、由希にとっては大きな出来事だった。そのすれ違いが、この作品のあちこちにある。

笑いで誤魔化しているように見えて、実は全員が必死で立っている。それを一番強く感じるのが、コメディシーンの直後に静かな場面が来る編集の感覚だ。笑った後に少し息が詰まる、という構成がうまい。

読んで見たくなったら——『フルーツバスケット』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 家族関係にしんどさを感じたことがある人
  • 「自分がいると迷惑をかける」という感覚を持ったことがある人
  • 少女漫画的なフォーマットだと知りつつ、それを超えてくる作品を探している人
  • 声優の演技のニュアンスを追いながら見るのが好きな人
  • 2001年代の空気感のアニメが好きな人(作画の荒削り感ごと受け入れられる人)

合わない人

  • 変身設定のファンタジー要素をちゃんと使ってほしい人(変身はほぼ道具立てで終わる)
  • 話がはっきり完結してほしい人(2001年版は原作途中で終わる)
  • 恋愛メインで見ようとしている人(恋愛は副線。メインは家族と自己受容)
  • テンポの速いアニメに慣れている人には、2001年版は間が長く感じる可能性がある

次に見るなら

フルーツバスケット(2019年版リメイク)——2001年版を見たなら比較で見る価値がある。原作を完走した構成になっており、結末まで追いたい場合はこちら。作画と音響は別格に上がっているが、2001年版にあった荒削りの熱量とは別物だと思って見る方がいい。

こどものおもちゃ——家族機能不全と子どもの感情を真正面から扱う、という点でジャンルが近い。少女漫画的な外見に反して、かなりハードな話を平気でやってくる。こちらも複数回見て初めて気づくことが多い作品だ。

スキップとローファー——テーマの重さは全然違うが、「人に素直に接することで周囲が変わっていく」という構造がフルーツバスケットと近い。透とみつみは根っこが似ている。重さを抜いたバージョンとして見ると面白い対比になる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『フルーツバスケット』(2001年版)は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluの主要5サービスで配信中です。サブスクに加入していれば追加料金なしで視聴できるため、気軽に視聴をスタートできます。各サービスの無料トライアルを活用すれば、まずは無料で全話チェックすることも可能です。

よくある質問

Q. フルーツバスケット(2001年版)はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで配信中です。各サービスのサブスク会員であれば追加料金なしで全話視聴できます。
Q. 2001年版と2019年のリメイク版は何が違いますか?
A. 2001年版は原作の途中までをアニメオリジナルの展開で完結させた作品です。2019年版は原作全巻を忠実に映像化したリメイクで、物語の結末まで描かれています。どちらも独立した作品として楽しめます。
Q. 何話まであますか?子どもでも楽しめますか?
A. 全26話です。変身シーンなどコミカルな描写も多く、家族で楽しめる内容ですが、孤独や家庭の複雑な事情も描かれるため、小学校高学年以上から視聴するのがおすすめです。
Q. 原作マンガを読んでいなくても楽しめますか?
A. はい、アニメ単体でも十分に楽しめます。キャラクターの背景や世界観はアニメ内で丁寧に説明されるため、原作未読でも違和感なく視聴を始められます。

まとめ

『フルーツバスケット』(2001年版)は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluの主要5サービスで配信中です。サブスクに加入していれば追加料金なしで視聴できるため、気軽に視聴をスタートできます。各サービスの無料トライアルを活用すれば、まずは無料で全話チェックすることも可能です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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