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ひぐらしのなく頃に 猫殺し編
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio DEEN |
賭けに負けたケイイチ、魅音、レナ、里子、梨花は仮装して町を行進する。道が分かれたところで、近くの廃村・矢口に行くことに決める。そこでケイイチとレナは、不気味に幽霊が出ると噂の採石場の謎を知り、調査に行くかどうかで議論する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
罰ゲームとして奇抜な仮装に身を包んだ圭一、魅音、レナ、里子、梨花の5人は、賑やかに町を練り歩いていく。やがて道が分かれた場所で、近くにある廃村・矢口へ足を運ぶことに決める。立ち入る者の少ない寂れた村で、圭一とレナは「幽霊が出る」と噂される採石場の不気味な言い伝えを耳にしてしまう。好奇心を抑えきれない一行は、その真相を確かめに行くべきか否かをめぐって意見を交わす。雛見沢の日常から一歩外れた、賑やかでどこか不穏な小さな冒険が幕を開ける。みどころ・魅力
① 本編とは一味違う、肩の力を抜いた番外編
シリアスな惨劇が連続する本編に対し、本作は仮装行進から始まる遊び心満載の特別編。いつものメンバーが見せるコミカルなやり取りや軽妙な掛け合いは、雛見沢の住人たちの“素の表情”を堪能できる貴重な一幕になっています。② 廃村・採石場が醸し出す独特の空気感
舞台となる廃村・矢口と、幽霊の噂が囁かれる採石場。コメディ調でありながらも、ひぐらしらしいゾクッとする不穏さが随所に漂います。明るさと不気味さが同居する絶妙なバランスが、本作ならではの味わいです。③ お馴染みのキャラ全員集合の賑やかさ
圭一・魅音・レナ・里子・梨花という主要メンバーが勢揃いし、それぞれの個性が存分に発揮されます。ファンにはたまらない掛け合いが続き、シリーズを追ってきた人ほどニヤリとできる小ネタや関係性の妙が詰まっています。キャスト・声優一覧










スタッフ
| 監督 | 今千秋 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 坂井久太 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| OP | 島みやえい子「ひぐらしのなく頃に」 |
| ED | 片霧烈火「Why,or why not」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
猫殺し編。タイトルだけ見て身構えた。本編であれだけ人が壊れていく様を見せられたあとだ、今度は猫か、と。覚悟を決めて再生したら、いきなり罰ゲームの仮装行列が始まって、しばらく口が半開きになった。怖い話を期待していたのに、出てきたのは賭けに負けた連中がぞろぞろ町を練り歩く、ただただ間抜けな絵面だった。最初は「タイトル詐欺では」と思って見ていたんだけど、2回目に見返したとき、この脱力こそが狙いなんだと腑に落ちた。本編を通った人間にだけ効く、独特の安堵がここにある。
「猫殺し」という看板の下で、誰も壊れないという贅沢
この一本が描いているのは、事件でも惨劇でもない。雛見沢の面子が、ただ仲良くバカをやっている時間そのものだ。本編を見た人間なら知っている。圭一も魅音もレナも、どこかの世界線では必ず崩れていく。疑い、刺し、刺される。そういう運命を背負わされたキャラたちが、ここでは罰ゲームの仮装で恥をかいて、廃村に肝試しに行くかどうかで子どもみたいに揉めているだけだ。何も起きない。誰も死なない。その「何も起きなさ」が、本編を通過したあとだと異様に沁みる。
猫殺し編というおどろおどろしい看板は、たぶん意図的に置かれた釣りだ。観客はホラーを期待して身構える。その身構えを、肩透かしで丸ごと笑い飛ばす。これは単なるおまけのコメディSPではなく、本編が観客に植えつけた恐怖を逆手に取った、構造ごと遊んでいる一本だと思う。怖がりながら見ている自分が、いつの間にかこいつらの脱力に巻き込まれて笑っている。雛見沢が「事件の起きる村」ではなく「友達がいる村」に見える瞬間が、ほんの一瞬だけ訪れる。それを味わわせるためだけに、わざわざ一番怖そうなタイトルを貼った——そう読むと、この悪趣味な命名がやけに優しく見えてくる。
特に刺さったシーン
採石場へ行くか行かないかで、圭一とレナが押し問答するくだり。ここで保志総一朗の圭一が、本編の鬼気迫る独白とはまるで違う、軽くて少し情けない声を出すのがいい。同じ喉から出ているとは思えない。中原麻衣のレナも、あの「嘘だッ」の人と同一人物かと疑うくらい、のんびり間延びした声でかわす。怖い記憶があるからこそ、この緩さに思わず頬がゆるんだ。そして時々、田村ゆかりの梨花が「にぱ〜」の裏でふっと別の温度を覗かせる瞬間がある。コメディの中に一滴だけ本編の影が落ちる、あの計算された声の切り替えに、ここで背筋が反応した。何も起きない話なのに、声優陣の演技だけで二重の意味が走っている。
読んで見たくなったら——『ひぐらしのなく頃に 猫殺し編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ひぐらし本編(TVシリーズ)を見終えて、あの面子のことが好きになってしまった人
- 緊張の連続だった物語のあとで、キャラがただ脱力している時間に価値を感じる人
- 声優の演技の「振れ幅」を聴き比べるのが好きな人
合わない人
- タイトル通りの猛烈なホラー・惨劇を期待している人
- 本編未視聴で、ここから入ろうとしている人(前提知識がないと、ただの内輪のバカ騒ぎに見える)
- 事件や謎解きの進展がないと物足りない人
次に見るなら
シリアスな本編を通ったうえでこの脱力を楽しめたなら、まず正規の続きであるひぐらしのなく頃に解へ。猫殺し編で緩んだぶん、ここで一気に張り直される落差がきつい。同じく仲間内の日常と狂気が地続きになる感覚が好きならがっこうぐらし!もいい。日常系の皮を被った、別の怖さを持った一本だ。怖い記憶のあるキャラたちが結局つるんでいる空気が好きなら、罪と謎を抱えた面々の関係性を描くうみねこのなく頃にへ進むと、同じ作者の手つきがまた違う形で味わえる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ひぐらしのなく頃に 猫殺し編」は、dアニメストアとHuluで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアと、幅広い映像作品を扱うHuluのいずれかに加入していれば、すぐに楽しむことができます。ご自身の利用しやすいサービスを選んで視聴してみてください。