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ひぐらしのなく頃に卒
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 15話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Passione |
昭和五十八年、雛見沢村で繰り返される惨劇。主人公の前原圭一は、レナたちと共に平和な生活を送っていたが、ダム工事跡地で不穏な話を聞く。一方、魅音は黒幕と疑うお魎を監禁するが、既に息絶えていた。物語は、北条沙都子が古手梨花を引き留めるために裏で糸を引いた事件の真相へと迫り、真の結末へと動き出す。止まらない惨劇の連鎖が、圭一たちを襲う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ひぐらしのなく頃に卒」は、前作「業」で描かれた惨劇の真相に迫る完結編です。昭和五十八年の雛見沢村を舞台に、前原圭一やレナたち仲間が、再び繰り返される悲劇へと巻き込まれていきます。なぜ惨劇は何度も繰り返されるのか——その鍵を握るのは、古手梨花を雛見沢に引き留めようとする北条沙都子の存在でした。村を出て新たな道へ進みたい梨花と、今の日常を守りたい沙都子。二人の少女の想いが交錯する中で、長きにわたるループの物語はついに最後の結末へと動き出します。
みどころ・魅力
① 「業」の謎がついに解き明かされる完結編
前作「業」では数々の惨劇が描かれながらも、その黒幕や動機は伏せられたままでした。「卒」ではついにその真相が明らかになり、誰が・なぜループを引き起こしていたのかが視点を変えて描かれます。長年シリーズを追ってきたファンにとって、待望の「答え合わせ」となる構成が大きな魅力です。
② 沙都子と梨花、すれ違う二人の少女の物語
本作の核心にあるのは、北条沙都子と古手梨花の関係です。村を出て前へ進みたい梨花と、今の日常を守りたい沙都子。互いを大切に思うからこそ生まれるすれ違いが、惨劇の連鎖を生む切なくも残酷なドラマとして描かれ、ただのホラーにとどまらない深い人間ドラマを味わえます。
③ シリーズおなじみの惨劇と緊張感あふれる心理描写
キャラクターの表情が一変するホラー演出や、極限まで追い詰められていく心理描写は健在です。穏やかな日常と狂気が紙一重で同居する独特の緊張感が、最後まで視聴者を引き込みます。ミステリーとサイコホラーが融合した「ひぐらし」らしさを存分に堪能できる一作です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川口敬一郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | ハヤシナオキ |
| キャラクターデザイン | 渡辺明夫 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 美術監督 | 井上一宏 |
| 音響監督 | 森下広人 |
| OP | 彩音「Analogy」 |
| ED | 鈴木このみ「Missing Promise」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
業の最終話で放り出された謎を、ちゃんと回収してくれるはず。その一点だけで身構えて見始めた。昭和五十八年の雛見沢に、また戻れる。それだけで最初は十分だった。ところが序盤はしばらく、すでに知っている惨劇を別の角度から並べ直す時間が続く。正直に言うと、何度かスマホに手が伸びた。卒はなあ、と今でも思う。見てたけど、という妙な距離感が抜けないままだった。それでも二度目に通したとき、退屈に見えた反復が全部、ある一人の少女の長い言い訳に思えてきて、急に背筋が冷えた。あれは構成が冗長だったんじゃなくて、こっちが気づくのが遅かっただけだ。「このままでいい」が、誰かを地獄に縛りつける話
卒を業の答え合わせとしてだけ見ると、たぶん物足りない。延々と繰り返される惨劇、入れ替わる凶器と被害者、誰が誰を手にかけたのかというパズル——そこにばかり気を取られていると、この作品が本当に描いているものを見落とす。骨子はものすごく単純で、生々しい。ひとりの少女が、大好きな友だちと「今のまま」でいたいと願った。ただそれだけだ。梨花が別の学校へ、別の未来へ行こうとする。そのささやかな選択を、沙都子はどうしても受け入れられない。だから時間を巻き戻す。何度でも巻き戻す。友だちが「もう疲れた、ここから出たい」と泣いても、それでも巻き戻す。惨劇の燃料は雛見沢症候群でも遠大な陰謀でもなく、「離れたくない」という子どもじみた、誰にでも覚えのある執着だった。一番ぞっとしたのはここだ。呪いより、見覚えのある感情のほうがよほど怖い。田村ゆかりの梨花が、ループを重ねるごとに声を擦り減らしていく。明るさが薄皮一枚になっていくあの芝居を聞いていると、これは恋でも純粋な友情でもなく、相手の人生を質草に取る共依存の話なんだとわかってくる。終わらせたいのに終われない。その構図そのものが、この長いシリーズの正体だったんじゃないか、と思っている。特に刺さったシーン
忘れられないのは派手な惨劇の場面じゃなくて、終盤、追い詰められた側の表情がふっと抜け落ちる瞬間だった。さっきまで必死だった顔が、糸の切れた人形みたいに無になる。あの落差を見たとき、思わず一時停止して画面を見つめてしまった。声の芝居も容赦がない。中原麻衣のレナが、優しい声のまま不穏な話を続ける序盤のシーン、あの体温の低さは何度聞いても鳥肌が立つ。保志総一朗の圭一が叫びと正気のあいだで揺れるところ、ゆきのさつきの魅音が姉として踏ん張ろうとして崩れていくところ。そして堀江由衣の羽入が、もう自分には何もできないと知りながらそばにいる、あの無力な相づち。どれも大見得の見せ場ではないのに、声優陣の小さな崩れ方の積み重ねが、この村の閉塞感をずっと底上げしている。怖いのは血じゃなくて、声だった。読んで見たくなったら——『ひぐらしのなく頃に卒』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 業を見て、放り出された謎の決着をちゃんと見届けたい人
- 怪奇現象より「人間の執着」のほうが怖いと感じるタイプの人
- 同じ出来事を別視点から並べ直す構成や、ループものに耐性がある人
合わない人
- 初代も業も通っておらず、ここから入ろうとしている人
- 既知のシーンの反復が、とにかく退屈に感じてしまう人
- 後味のいい解決やまっすぐなカタルシスを求めている人
次に見るなら
まず順番としてひぐらしのなく頃に業。卒は業の解答編なので、これを見ずに卒だけ見ても半分も入ってこない。出題編と解答編でひとつの作品だと思ったほうがいい。 誰かを手放せずに時間を巻き戻し続ける構図に痺れたなら魔法少女まどか☆マギカ。沙都子と暁美ほむら、願いの形は逆でも「離したくなさ」の業の深さはよく似ている。 同じ竜騎士07作品のミステリの手触りが欲しいならうみねこのなく頃に。閉鎖空間で繰り返される惨劇と、それを読み解く嘘の感触は卒と地続きだ。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「ひぐらしのなく頃に卒」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの5つの配信サービスで視聴できます。複数のサービスに対応しているため、普段お使いのサービスからそのまま視聴を始められます。前作「業」とあわせて、お好みの環境でじっくり楽しめます。
よくある質問
まとめ
「ひぐらしのなく頃に卒」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの5つの配信サービスで視聴できます。複数のサービスに対応しているため、普段お使いのサービスからそのまま視聴を始められます。前作「業」とあわせて、お好みの環境でじっくり楽しめます。






