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うら☆ひぐ
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | Studio DEEN |
DVDに付属する特別なスペシャルです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『うら☆ひぐ』は、『ひぐらしのなく頃に』のDVD購入者向けに収録された特典スペシャル作品です。本編の重厚なホラー・サスペンスとは一転、雛見沢のキャラクターたちが日常のコミカルなシチュエーションで大騒ぎするギャグ色の強いショートエピソード集。本編を楽しんだファンへのサービス映像として制作されており、暗く張り詰めた本編の緊張をほぐしてくれる、ユーモラスな「裏の顔」が堪能できます。
みどころ・魅力
① 本編キャラが”別人”に見えるギャップの面白さ
本編では恐怖や悲劇の中心にいたキャラクターたちが、脱力系のコメディに全力で取り組む姿は新鮮そのもの。ホラーとのギャップが大きいぶんだけ笑いも倍増し、「あのキャラがこんなことを!」という驚きが随所に詰まっています。
② 本編ファンへの”ご褒美”的なサービス精神
DVD特典という性格上、本編をすでに知っているファンに向けたネタやパロディが随所に仕込まれています。本編のセリフや演出を逆手に取ったギャグは、知っているほど笑えるつくりになっており、ファンなら思わずにやりとする場面が満載です。
③ 短時間で気軽に楽しめるショート形式
特典映像ならではのコンパクトな尺で、テンポよく笑いが続きます。重い本編を見終えたあとの「箸休め」として最適で、気負わずさっと楽しめる点も魅力のひとつ。シリーズのお気に入りキャラがいるなら、ぜひ確認しておきたい作品です。
キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 今千秋 |
|---|---|
| 音楽 | 川井憲次 |
| 音響監督 | 郷田ほづみ |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ひぐらしのDVD特典として封入されていた代物で、存在は知っていたけれど長いこと放置していた。「コメディです」と言われても、あの綿流し編のトラウマが残ってる状態で古手梨花たちが笑顔でふざけてる映像を受け入れる準備が整ってなかったというか。2周目の雛見沢に慣れ始めたころにようやく再生したら、思いのほか「これが見たかったやつだ」という感覚があった。本編では絶対に見せてくれない、あの村の日常のもう少し力の抜けたバージョン。田村ゆかりの梨花が「にぱー」じゃないトーンで喋ってるのを聞いて、妙に新鮮だった。
「怖い作品」のキャラクターが、ただそこに生きているだけの話
ひぐらしという作品を通して見てきた人間なら分かると思うけれど、雛見沢のメンバーに対して「この人たち、普段どんな顔して暮らしてるんだろう」という余白がずっとある。本編はその余白を恐怖と謎で埋めてくる構造なので、笑える瞬間はあっても根底にある緊張感はほぼ抜けない。うら☆ひぐが面白いのは、その緊張感を意図的にゼロにしてくる点で、ある意味これはデトックスというか、本編で消耗した分を補填するための作品として機能している。
堀江由衣が演じる羽入は本編でも独特の存在感があるキャラクターだけど、このスペシャルでは明らかに空気が違う。本編の羽入が持っていた重さみたいなものが取り払われていて、純粋にキャラクターとしての面白さだけが前に出てくる。堀江由衣という声優のコメディ適性はそもそも高いので、そこを存分に使ってきた印象がある。保志総一朗の圭一も、本編では精神的に追い詰められていく場面が多いキャラクターだけに、こういう何も起きない状況での彼の演技を聞けるのは純粋に嬉しかった。
単純に「コメディスペシャルです」で片付けてしまうのは少しもったいなくて、本編を経た後でこれを見るという体験自体に意味がある。本編でさんざん引き裂かれたキャラクターたちが、何事もなかったように(というか実際何もなく)ふざけている。それが成立するのは、ひぐらし本編を見ているからこそで、文脈込みで初めて笑えるギャグになっている構造がある。知らない人が見ても「なんか元気なキャラクターたちですね」で終わるだろうし、コアファン向けというのはそういう意味だと思う。
特に刺さったシーン
中原麻衣のレナが、本編とほぼ変わらないテンションで何かに熱中しているくだり。本編のレナって「かわいいもの大好き」という属性が物語の文脈上どんどん別の色を帯びていくキャラクターなので、それが純粋にただかわいいものを追いかけているだけの映像として成立しているのが、妙に沁みた。中原麻衣の声はレナに対してほぼ完璧にはまっていて、コメディタッチの台本でも「あ、レナだ」という確信がある。ああいうキャラクター固有の声って、余白があるほど際立つんだなと改めて思った。本編で何度も繰り返し聞いた声が、全然違う文脈に置かれることで新しく聞こえるのが面白かった。
あと、配信が一切ない作品なので「これどこで見るの」という問題が残るんだけど、それを含めてコアファン向けという位置づけが貫徹されているのは清々しい。DVDを持っているか、どこかで掘り出すしかない。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ひぐらし本編を最低でも1周、できれば2周以上見ている人
- 本編で精神的に消耗した後に「あの子たち元気に過ごしてほしい」と思った人
- 堀江由衣・田村ゆかり・中原麻衣のコメディ演技が好きな人
- DVD特典や非公式流通の映像を掘るのが苦にならないコレクター気質の人
合わない人
- ひぐらしを未視聴の人(キャラクターへの文脈がないと何も刺さらない)
- 「ひぐらしはホラー・ミステリーとして好き」という人(コメディ全振りなのでギャップが激しい)
- 配信で手軽に見たい人(現状どこにもない)
- 本編との整合性やアニメとしての完成度を求める人(そういう作品じゃない)
次に見るなら
ひぐらしのなく頃に——当然ながら本編を見ていない人はまずここから。綿流し編・目明し編あたりを見終えた後でうら☆ひぐに戻ってくると、キャラクターへの見え方がまるで変わる。スペシャルの笑いが成立する前提は全部本編にある。
うみねこのなく頃に——同じ07th Expansionの作品で、こちらも複数ループ・情報量の多さという点でひぐらしと近い構造を持つ。コメディスペシャルではないが、「謎を何度も見直す」という鑑賞スタイルが好きなら次に行くべき作品としては自然な流れ。
らき☆すた——これは直接関係ないけれど、「シリアス文脈なしにキャラクターたちが日常でふざけている」という体験としては近い。うら☆ひぐが提供してくれる「キャラクターの素の顔を見たい」という欲求を、もっと正面から満たしてくれる作品。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『うら☆ひぐ』は現時点で主要な動画配信サービスへの配信は確認されていません。DVDの特典映像として制作された作品のため、視聴にはDVDソフトの入手が必要です。本編『ひぐらしのなく頃に』のファンであれば、DVD購入時にぜひあわせてチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『うら☆ひぐ』は現時点で主要な動画配信サービスへの配信は確認されていません。DVDの特典映像として制作された作品のため、視聴にはDVDソフトの入手が必要です。本編『ひぐらしのなく頃に』のファンであれば、DVD購入時にぜひあわせてチェックしてみてください。