光が死んだ夏

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2025光が死んだ夏

光が死んだ夏

★ 4.0 / 5.0ホラーミステリーサイコロジカル超自然スリラー
放送年2025年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作CygamesPictures

田舎の村に住む親友・義樹と光。ずっと一緒だった二人だったが、光が山から帰ってきた時、彼は別人になっていた。「何か」が光の体、記憶、感情を乗っ取り、二人が知っていた全てが崩れ始める。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

田舎の村でずっと一緒に育ってきた親友、義樹と光。ある夏、光が山から戻ってきたその日から、何かが変わっていた。見た目は光のまま——だが、記憶も感情も、笑い方すら、どこかが確実にズレている。「これは本当に光なのか?」義樹はじわじわと侵食される恐怖の中で、親友の喪失と正体不明の「何か」に向き合っていく。田舎の静けさと閉塞感を背景に、愛着と恐怖が表裏一体で絡み合うホラー×ミステリー作品。

みどころ・魅力

① 「変わってしまった友人」という最も身近な恐怖

モンスターや幽霊ではなく、「大切な人の中身がすり替わっている」という心理的恐怖が核心。外見はそのままなのに何かが違う——その違和感が積み重なる描写は、ホラーとしての完成度が高い。知っているはずの相手への疑念が恐怖に変わる過程が丁寧に描かれる。

② 閉じた田舎の村という舞台が生む息苦しさ

逃げ場のない地方の村という環境が、物語全体に閉塞感と逃れられなさを与えている。豊かな自然の描写と不気味な静けさのコントラストが独特の雰囲気を形成しており、心理的プレッシャーを視覚的に演出する舞台設計が秀逸。

③ 義樹視点で描かれる「信じたい」と「怖い」の葛藤

主人公・義樹の内面が丁寧に描かれており、ホラーとしてだけでなく、喪失と向き合う物語としても機能している。「親友を失いたくない」感情と「目の前にいるのは別の何かだ」という確信の間で揺れる心理描写が、本作最大の見どころのひとつ。

キャスト・声優一覧

辻中よしき
辻中よしき
メイン
›
小林千晃
忌堂光
忌堂光
メイン
›
梅田修一朗
田中
田中
サブ
›
小林親弘
暮林理恵
暮林理恵
サブ
›
小若和郁那
山岸朝子
山岸朝子
サブ
›
花守ゆみり
田所結希
田所結希
サブ
›
若山詩音
巻ゆうた
巻ゆうた
サブ
›
中島ヨシキ
辻中薫
辻中薫
サブ
›
広瀬世華
辻中俊紀
辻中俊紀
サブ
›
小松史法
辻中沙都子
辻中沙都子
サブ
›
白石涼子
武田一
武田一
サブ
›
石井康嗣
三笠徹
三笠徹
サブ
›
島田敏

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スタッフ

監督竹下良平
シリーズ構成竹下良平
キャラクターデザイン高橋裕一
美術監督本田光平
音響監督笠松広司、竹下良平
OPバウンディ「再会」
EDトゥーボー「あなたはかいぶつ」
ED辻中良樹「日々の影」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルを見た瞬間、少し立ち止まった。「光が死んだ夏」。重い。どんな字面だ。ホラーか、それとも詩的な青春ものか判断がつかなくて、とりあえず1話だけのつもりで再生したのが間違いだった。

田舎の夏、親友、山。この3つの単語が揃った時点でいやな予感はあった。日本のホラーにおいてこの組み合わせは「何かある」以外の意味を持たない。案の定、山から帰ってきた光は——光の形をした何かだった。

最初に見たとき正直、「雰囲気系かな」と思っていた。2回目で気づいたのは、義樹の視線の動かし方が変わっていくこと。序盤から細かいところで「おかしい」を積み上げていて、1話目の時点でもうフラグが埋まっている。そういう構造が好きな人間なので、3話目あたりで完全に無理になった。褒め言葉として。

「知っている顔」に宿った他人——親密さが反転する恐怖の話

この作品の核は、超自然的な恐怖ではない。もっと内側にある。

幼馴染が山から帰ってきた。笑う。話す。名前を呼ぶ。でも何かが違う。そのズレは最初、説明できない違和感として現れる。仕草が少し遅い、目が笑っていない、昨日まで当たり前に通じていた文脈が通じない——義樹が感じる「光じゃない」という確信は、言語化できないまましばらく放置される。ここが巧い。

人間関係において、「この人のことを一番よく知っている」という自負ほど脆いものはない。長年の友人だから、癖も好みも全部わかっている——その「わかっている」という感覚が根拠として機能しなくなる瞬間が、この作品の最大の恐怖だと思っている。ホラー的な意味ではなく、実存的な意味で。

光の体の中にいる「何か」は、光の記憶を持ち、光の声で話す。つまり外側からは「光に見える」。そこに義樹だけが気づいている状況は、ほとんどサスペンスとして機能する。周囲に言っても信じてもらえない孤独、でも自分が狂っているわけでもない確信——この板挟みが、全編を通じた義樹の立ち位置だ。

小林千晃が演じる辻中よしき(義樹)の芝居は、この「信じたい」と「信じられない」の間で揺れる感情の繊細なバランスが出ていて、声だけで表情が見える。声優と夜あそびのMCとしての印象が強い人も、このキャスティングで見方が変わるはず。

それから見過ごせないのが島田敏演じる三笠徹の存在感。村の空気を一人で背負っているような重さがあって、ベテランの声が場面に「歴史」を足すとはこういうことだと改めて思った。

特に刺さったシーン

序盤、義樹と光が2人で過ごすシーンで、「昔からの口癖」が出てこない場面がある。たった一言、返ってくるはずの言葉が来ない。義樹は笑ってごまかすけど、画面のこちら側で息が止まった。こういう「ないこと」で恐怖を作るのは、文章より映像のほうが残酷にできる。

花守ゆみりの山岸朝子は、作品の中でいわゆる「普通の反応をする人」として機能している部分があって、彼女の声が場面に入ってくると少し空気が緩む。その緩みが後の締め付けと対比になっているのは計算なのか、と2回目で気になった。

白石涼子演じる辻中沙都子が出てくる場面も、感情の置き場所として機能していて、声の質感が「この村に長く住んでいる人」を感じさせる。派手な演技じゃないからこそ、場面の湿度が上がる。

石井康嗣の武田一は、キャラクターとしての立ち位置も含めて序盤の「普通」を担っているんだけど、中盤以降の場面でその「普通」の重さが変わってくるのが面白い。

読んで見たくなったら——『光が死んだ夏』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「何かがおかしい」を説明できないまま積み上げていくタイプの恐怖が好きな人
  • 田舎×夏×超自然という組み合わせに条件反射で反応する人
  • ホラーよりも「人間関係が壊れていく過程」を見るのが好きな人
  • 幼馴染ものの特有の距離感と閉塞感が刺さる人
  • 複数回見て「あそこはそういう意味だったのか」をやりたい人

合わない人

  • 明確な答えとカタルシスを求める人(このタイプの作品は解決より余韻で終わる傾向がある)
  • グロ・恐怖描写が苦手な人(直接的ではないが、精神的に来る場面がある)
  • テンポの速い展開が好きな人(序盤はじっくり積み上げる構成)
  • 登場人物に感情移入しながら見るタイプ(義樹の孤独な戦いは、共感するとかなりきつい)

次に見るなら

サマータイムレンダ——離島に帰郷した主人公が、死んだはずの幼馴染と再会するところから始まるホラー×ミステリー。「知っているはずの人間が別物になっている」という恐怖の扱い方が近い。テンポはこちらのほうが速いので、余韻より展開が好きな人はこちらから入るのもあり。

シキ——山間の閉鎖的な村で起きる怪異を描いた作品。村という共同体の圧力と、「隣人が別のものになっていく」感覚の描写がじわじわくる。2クール分の長さを使って積み上げる構造で、『光が死んだ夏』の空気が好きなら間違いなく合う。

ぼっち・ざ・ろっく!——と書こうとして違うと思い直した。同じく2025年前後で「感情の解像度が高い」という軸ではアンデッドガール・マーダーファルスを挙げたい。謎解きと超自然の組み合わせ、キャラクターの関係性の密度が近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『光が死んだ夏』はABEMAおよびNetflixで視聴可能です。ABEMAでは見逃し配信を含め幅広いデバイスで視聴でき、Netflixでは字幕・吹替など各種オプションと合わせて楽しめます。どちらのサービスも登録済みであれば追加費用なく視聴できるため、気になった方はそれぞれのプラットフォームでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『光が死んだ夏』はどこで視聴できますか?
A. ABEMAとNetflixで配信されています。両サービスに加入済みの方はすぐに視聴可能です。各サービスのアプリまたはブラウザからタイトル検索してご確認ください。
Q. 原作はありますか?
A. はい、モクモクれん先生による同名漫画が原作です。ホラー・ミステリー色の強い作風で、じわじわと積み上がる不気味さが原作の大きな魅力となっています。
Q. グロ・スプラッター描写は強いですか?
A. 本作の恐怖は主に心理的・雰囲気的なもので、過激なスプラッター描写が前面に出る作品ではありません。怖い雰囲気は苦手でなければ比較的見やすいホラー作品です。
Q. 何話構成ですか?
A. 2025年放送のTVアニメ作品です。話数・放送スケジュールの詳細は各配信サービスの作品ページまたは公式サイトにてご確認ください。

まとめ

『光が死んだ夏』はABEMAおよびNetflixで視聴可能です。ABEMAでは見逃し配信を含め幅広いデバイスで視聴でき、Netflixでは字幕・吹替など各種オプションと合わせて楽しめます。どちらのサービスも登録済みであれば追加費用なく視聴できるため、気になった方はそれぞれのプラットフォームでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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