攻殻機動隊ARISE

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2013攻殻機動隊ARISE

攻殻機動隊ARISE

★ 2.8 / 5.0メカSF
放送年2013年
フォーマットスペシャル
話数4話
制作Production I.G

ゴーストインザシェル アライズの映画ブルーレイに収録された3DCGスペシャルエピソード。ロジコマが主役となるショートストーリーで、全4話から構成されている。第1話「ロジコマビート」、第2話「ロジコマコート」、第3話「ロジコマハート」、第4話「ロジコマルート」。各エピソードではロジコマの個性的なキャラクターが描かれ、本編とは異なる視点で物語が展開する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『攻殻機動隊ARISE』のBlu-rayに収録された3DCGスペシャルエピソード。全4話(「ビート」「コート」「ハート」「ルート」)で構成され、本編では脇役的存在のロジコマが主役を務める。個性豊かなロジコマたちが繰り広げる短編ストーリーは、本編とはひと味違うユーモアと温かみに満ちており、本編ファンへの”ご褒美”的な内容となっている。

みどころ・魅力

① ロジコマが主役を張る異色のスピンオフ

本編では補助的な役割が多いロジコマに、全4話を通じてスポットが当たる。それぞれが個性を持つロジコマたちの掛け合いは独特のユーモアに溢れており、シリアスな本編とは全く異なるテイストで攻殻世界を楽しめる。

② 本格3DCGで描かれる機械生命体の表情

3DCGアニメーションならではの滑らかな動きと立体感で、ロジコマの動作や仕草が生き生きと表現されている。セル調の本編とは異なる映像体験が新鮮で、キャラクターへの愛着がさらに深まる作品に仕上がっている。

③ 短編ながら攻殻世界の奥行きを補完

各エピソードは短編形式ながら、本編では描かれないロジコマの視点から世界観を掘り下げている。本編を視聴済みの人ほど細かな設定やキャラクター描写に気づきやすく、本編後の「もう一度楽しむ」きっかけとしても最適です。

キャスト・声優一覧

ロジコマ
ロジコマ
メイン
沢城みゆき

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ARISEのBlu-rayを買ったのはほぼ義務感だった。攻殻好きとして「一応おさえとかないといけない」という、あの感覚。押井版とも2045とも違う、神山版とも違う——ARISEって毎回「これはどう受け取ればいいんだ」という宿題だけ残して終わる印象があって、正直頭の中で整理しきれていない。でもBlu-rayに付いてきたこのロジコマ短編は、変な話、本編より気楽に見られた。4話で各15分前後、全部ロジコマが主役で、本編の重さが抜けている。最初は「おまけか」と思って再生したら、沢城みゆきの声が出た瞬間から態度が変わった。あのロジコマの声だ、と。2回目以降はむしろ本編の前に見るようになった。

「人格があるかどうか」という問いを、ロジコマだけが笑いながら引き受けている

攻殻シリーズが何十年もやってきた「ゴーストとは何か」という問いを、このショートシリーズはロジコマというキャラクターに全部託している。しかもそれをシリアスにではなく、ほとんどコメディのトーンで。

ロジコマは多脚戦車型のAIで、劇中では複数機が並列で存在している。個体差があるのかないのか、記憶を共有しているのかどうか、感情があるのかどうか——本編でもふわっとしたままな部分を、この短編では4話それぞれのシチュエーション(音楽、スポーツ、感情、道案内)に変換して描いてくる。タイトルが「ロジコマビート」「ロジコマコート」「ロジコマハート」「ロジコマルート」と、すべてロジコマの名前+単語という構成になっているのも、「このキャラクターと○○はどういう関係か」を毎回問い直す構造になっている。

特に「ハート」の回は直球だ。感情を持つとはどういうことか、を正面から扱いながら、でもロジコマはおそらくあまり深刻に考えていない。これが面白い。押井版だと「ゴースト」の問いは常に重く、草薙素子が背負うものとして描かれる。でもARISEのロジコマは、その問いを「とりあえず試してみる」というスタンスで走り抜けていく。哲学的な重さをキャラクターの軽さで中和しているというか——攻殻のテーマをエンタメとして消化するなら、このやり方が一番素直かもしれないと思った。押井版で重くなりすぎた頭には、むしろ風通しがいい。

特に刺さったシーン

「ロジコマビート」で、ロジコマがリズムを「理解」しようとする過程が妙に好きだ。データとして音楽を処理しているはずなのに、どこかでその処理が「楽しんでいる」に近づいてしまっている、あのズレの描き方。

そしてそこで聞こえてくる沢城みゆきの声の使い方がうまい。ロジコマという役は、基本的に無邪気で早口で情報量が多い。でも沢城みゆきはそこに微妙なトーンの揺らぎを入れていて、「このセリフは本当に無邪気なのか、それとも何か気づいてしまった後の発言なのか」が一瞬わからなくなる。出演作385本というキャリアの人間が、15分のショートアニメのサイドキャラに対してそれをやっている。聞き返したくなって2回目を再生した、というのが正直なところ。本編でもロジコマは出てくるけれど、このショート短編の方が台詞量が多い分、声の表情が細かく聞けるという意味で、声優目当てで見るにも悪くない。

読んで見たくなったら——『攻殻機動隊ARISE』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 攻殻ARISEを本編まで見ていて、ロジコマのことが気になったまま終わった人
  • 攻殻シリーズの「ゴーストとは何か」というテーマを、重くなく受け取りたい人
  • 沢城みゆきの声の使い方を細かく聞き込むのが好きな人
  • 15分×4話という短い構成で、アニメを隙間に消化したい人

合わない人

  • 押井守版の重さ・哲学的な密度を攻殻に求めている人(トーンが全然違う)
  • ARISE本編を見ていない状態で見ようとしている人(前提なしだとロジコマの文脈が薄い)
  • ストーリーのカタルシスや感情的な山場を求める人(あくまで短編・おまけ的な構成)

次に見るなら

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXが好きなら、ARISEとの「違い」を改めて整理したくなるはずで、それ自体が面白い体験になる。SACのタチコマとARISEのロジコマを見比べると、同じ「AI戦車キャラ」がシリーズごとにどう変わるかがよくわかる。

サイコパスは、ARISEと同時期の「近未来・組織・AIと人間」テーマのアニメとして見やすい。ロジコマショートで感じた「AI視点で社会を見る」という角度に近い問いを、別の形でやっている。

電脳コイルは攻殻系の重さが苦手な人向けの保険として。拡張現実と意識・記憶の問いを子供向けのフォーマットで包んでいるけれど、テーマの核はかなり近い。ロジコマのコメディトーンが合う人なら入りやすい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『攻殻機動隊ARISE』のロジコマスペシャルエピソードは、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixにて視聴できます。主要な配信サービスで幅広くラインナップされているため、すでに契約しているサービスからすぐにアクセスできます。本編『攻殻機動隊ARISE』と合わせて楽しめる環境が整っています。

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よくある質問

Q. 攻殻機動隊ARISEのロジコマスペシャルはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで配信中です。いずれかのサービスに加入していれば追加料金なしで視聴できる場合が多いので、まず契約中のサービスを確認してみてください。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 単体でも楽しめる短編ですが、本編『攻殻機動隊ARISE』を先に視聴しているとロジコマへの愛着が増し、より深く楽しめます。本編視聴後のボーナスコンテンツとして位置づけるのがおすすめです。
Q. 全何話で、どのくらいの時間で見られますか?
A. 全4話構成の短編エピソードです。各話の尺は短く設定されており、まとめて視聴してもそれほど時間はかかりません。隙間時間にサクッと見られるのも魅力のひとつです。
Q. 3DCGアニメとのことですが、映像クオリティはどうですか?
A. Blu-ray特典として制作されたこともあり、クオリティの高い3DCGアニメーションで仕上げられています。ロジコマの動きや表情が丁寧に描写されており、攻殻シリーズファンも満足できる映像となっています。

まとめ

『攻殻機動隊ARISE』のロジコマスペシャルエピソードは、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixにて視聴できます。主要な配信サービスで幅広くラインナップされているため、すでに契約しているサービスからすぐにアクセスできます。本編『攻殻機動隊ARISE』と合わせて楽しめる環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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