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LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Gokumi |
かつての勇者4人は、現代の京都で静かに転生した人生を送っていた。しかし、彼らが以前倒した転生した魔王である早熟な小学生が現れ、深刻な要求をし始めたことで、彼らの理想的な生活は打ち砕かれる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて異世界で活躍した4人の元勇者たちは、現代の京都で一般人として転生し、平穏な日常を楽しんでいた。ところがある日、自分たちがかつて倒した魔王も小学生の少女として転生していることが発覚。しかも彼女はなぜか元勇者たちに「パシりになれ」と要求してくる。のんびり暮らしたいのに振り回される元勇者たちのドタバタ日常コメディが展開される。みどころ・魅力
① 元勇者たちのゆるすぎる日常
かつては世界を救った英雄も、現代ではアルバイトや主婦として生活するごく普通の人たち。勇者らしさのかけらもないダラけた日常と、そのギャップから生まれるコメディが本作最大の魅力です。異世界コメディとは一味違う「日常系」の空気感が楽しめます。② 可愛くて理不尽な転生魔王ちゃん
小学生に転生した魔王が元勇者たちをこき使おうとする構図は、ありそうでなかった逆転発想。強大だったはずの魔王が子どもの姿でわがままを言う様子はどこかコミカルで愛らしく、物語に独特の温かみとユーモアをもたらしています。③ 京都を舞台にしたファンタジーの融合
舞台となる現代の京都は、古都の雰囲気と異世界転生というファンタジー要素が絶妙にマッチ。街並みや日常描写が丁寧に描かれており、ファンタジー世界出身のキャラクターたちが現代文化に戸惑いながら馴染んでいく様子も見どころのひとつです。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 橋本裕之 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 鈴木次郎 |
| キャラクターデザイン | 土屋圭 |
| 音楽 | kz |
| 音響監督 | 山口貴之 |
| ED | キズナアイ「Precious Piece」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、雰囲気はなんとなく伝わった。「レイドバッカーズ」——要するに「ぐうたらしてる人たち」でしょ、と。かつての勇者が現代の京都で静かに暮らしているというだけで「ああ、そういう話ね」と思いながら劇場の椅子に座った。劇場版、上映時間も長くない、入り口はゆるい。身構える必要のない作品だと思っていた。
で、実際どうだったかというと——思ったより笑えるし、思ったより引っかかるものがある。「謎の作品」という感覚は見終わっても変わらなかったけど、それが悪い方向ではなかった。haruのメモに「謎の作品」と書いたのは、見た直後に「これどう評価すればいいんだ」という戸惑いがあったから。でも時間が経つと、妙に思い出す場面がある。そういう作品だった。
「もう戦いたくない」と言える人たちが、それでも動いてしまう話
この作品を単純な「異世界転生コメディ」として見ると、少しもったいない。確かに笑えるし、テンポもいい。でも根っこにあるのは、もっと地味な問いだと思っている。「英雄だった人間は、英雄を辞められるか」という話だ。
かつて魔王を倒した勇者4人が、現代の京都で転生してのんびり暮らしている。コンビニで働いていたり、日常に溶け込んでいたり。彼らは明らかに「もうあの頃には戻りたくない」と思っている。戦いを求めていない。それが伝わるから、コメディとして機能している。
そこに現れるのが、自分たちがかつて倒した魔王の転生——しかも早熟な小学生の姿で、だ。ここで作品が面白くなる。敵が「小学生」という形で現れると、英雄たちは「倒す」という選択肢をそのままでは取れない。でも無視もできない。この「どうにもならない感じ」が、作品の中心にある。
英雄という役割は、本人が辞めると言っても周りが許してくれない。そして、本人自身も、結局は動いてしまう。それが使命感なのか習慣なのか、あるいは単純に放っておけない性格なのか——この作品はそこをはっきりと言語化しない。ゆるいコメディの皮をかぶったまま、じんわりと見ている側に染み込んでくる。
「レイドバック(laid-back)」というタイトルに含まれた皮肉は、そこにある。彼らは「ゆるく生きたい」と思っているのに、ゆるくいられない。ゆるくいようとする努力が、すでにゆるくない。
特に刺さったシーン
転生した魔王——小学生の外見をした、しかし中身は紛れもなく魔王——が勇者たちに「深刻な要求」をしてくるくだり、ここが一番好きだった。
シリアスに見えるセットアップが、次の瞬間にコメディとして着地する、そのタイミングが絶妙で。日高里菜と内山夕実のやり取りが特に面白くて、二人とも普段の「元気なヒロイン」とは少し違う、疲れを含んだリアクションが妙にはまっていた。内山夕実のアーネリアはどこか「もう知らん」という空気があって、その乾いた反応が劇場のスクリーンで見ると余計に映える。
福山潤のロンは、声だけでキャラクターの「過去がある感じ」が伝わってくる。派手な演技じゃないのに、妙に存在感がある。小西克幸のレナードも同様で、この二人がいると画面が締まる。花守ゆみりの本天沼久美は、空気を変えるタイプの役どころで、登場シーンのたびにテンポが変わるのが面白かった。
劇場の音響で聞くと、声優の細かいニュアンスが普段のTV視聴より届く。それがコメディの間を支えていたと思う。
読んで見たくなったら——『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「はたらく魔王さま!」や「この素晴らしい世界に祝福を!」が好きで、ファンタジー×日常コメディのゆるい空気感に慣れている人
- 福山潤・小西克幸・内山夕実といったベテラン声優の演技を聞き分ける楽しさを知っている人
- 「転生して平和に暮らしたかったのに巻き込まれる」という構図が好きな人
- 90分前後で完結する、重くない劇場版アニメを探している人
- 「謎の作品」と言われると逆に気になってしまうタイプ
合わない人
- 序盤から世界観やキャラクターの掘り下げを期待している人(テンポ優先の作品なので、深掘りは少ない)
- 「倒した魔王が子どもになって帰ってくる」という設定にそもそも乗れない人
- コメディよりシリアスな異世界ファンタジーを求めている人
- すっきり解決する結末を重視する人(余韻があるタイプの終わり方なので)
次に見るなら
はたらく魔王さま!——魔王が現代日本に転移してバイトで生計を立てるコメディ。「強大な存在が日常に溶け込もうとする」という構図が近い。こちらはTV版で話数もあり、世界観をじっくり楽しめる。レイドバッカーズの軽いノリが好きなら、同じ感覚で入れる。
異世界おじさん——17年間異世界に転生していたおじさんが現代に戻ってくる話。「英雄だった過去と現代のギャップをコメディにする」という意味でかなり近い。こちらは原作ファンも多く、声優陣の演技の振れ幅が楽しい。
この素晴らしい世界に祝福を!——パーティ全員がどこかずれていて、でも妙に愛着が湧くタイプのファンタジーコメディ。「勇者らしくない勇者たちの群像劇」が好きなら、レイドバッカーズの次に見るには自然な流れ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』は、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも月額サブスクリプションで見放題対象となっていますので、すでに契約中の方はすぐに視聴できます。転生コメディをのんびり楽しみたい方にぴったりの作品です。
