リトルバスターズ!

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2012リトルバスターズ!

リトルバスターズ!

★ 3.6 / 5.0コメディドラマ日常系超自然
放送年2012年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作ビジュアルノベル
制作J.C.STAFF

リキ・ナオエは子どもの頃、両親の死による悲しみから四人の子どもたちに「リトルバスターズ」へ勧誘されて救われた。高校生となった今、リキと他のバスターズはまだ親友同士だ。正義の味方になるという夢は薄れたが、互いのためなら何でもする。そのため、リキは今、二つの特別な任務を遂行している。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

幼い頃に両親を失い深い悲しみに暮れていた直枝リキは、仲間たちに「リトルバスターズ」へと誘われ救われた。高校生となった今も、リキはクドリャフカ・ノウドゥ、西園美魚、能美クドら個性豊かな仲間たちと青春の日々を送っている。そんな中、リキは「世界の秘密」に迫る特別な使命を帯びていく。笑いあり涙ありの日常と、その裏に隠された切ない真実が交錯する、青春群像アドベンチャー。

みどころ・魅力

① 笑いと涙が共存する圧倒的な感情の振り幅

序盤はドタバタコメディとして展開しながら、各キャラクターのルートに入ると一転して胸を締め付けるドラマへと変貌する。Key作品ならではの「泣かせる」構成が随所に仕込まれており、笑えるシーンほど後から効いてくる。感情の落差が大きいぶん、感動もひとしおだ。

② 個性豊かなキャラクターたちのリアルな友情

リトルバスターズの面々は単なる「仲良しグループ」ではなく、それぞれが過去の傷や弱さを抱えた等身大の人物として描かれる。互いをからかいながらも本気でぶつかり合う関係性は、見ていて自然と感情移入させられる。野球チームを作るという他愛ない目標の中に、仲間との絆の本質が見え隠れする。

③ 謎めいた「世界」の構造と明かされる真相

日常描写の中に少しずつ埋め込まれる違和感や伏線が、後半で鮮やかに回収される構成は、原作ゲームの醍醐味を踏まえた作り。「なぜこの世界は繰り返されるのか」という核心に迫るにつれ、物語の意味が根底から塗り替えられる体験ができる。

キャスト・声優一覧

直枝理樹
直枝理樹
メイン
›
堀江由衣
井ノ原真人
井ノ原真人
メイン
›
神奈延年
宮沢謙吾
宮沢謙吾
メイン
›
織田優成
神北小毬
神北小毬
メイン
›
やなせなつみ
西園美魚
西園美魚
メイン
›
巽悠衣子
棗鈴
棗鈴
メイン
›
民安ともえ
棗恭介
棗恭介
メイン
›
緑川光
三枝葉留佳
三枝葉留佳
メイン
›
すずきけいこ
来ヶ谷唯湖
来ヶ谷唯湖
メイン
›
田中涼子
能美クドリャフカ
能美クドリャフカ
メイン
›
若林直美
古式みゆき
古式みゆき
サブ
›
本多陽子
チェルヌーシュカ・ストルガツカヤ
チェルヌーシュカ・ストルガツカヤ
サブ
›
若林直美

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スタッフ

監督山川吉樹
シリーズ構成島田満
原案キャラデザNa-Ga、樋上いたる
キャラクターデザイン飯塚晴子
音楽麻枝准、POSTMÄRCHEN、三輪学、戸越まごめ、折戸伸治
音響監督本山哲
OP理多「Little Busters! ~TV animation ver.~」
ED理多「Alicemagic ~TV animation ver.~」
EDリタ「Alicemagic」
EDリタ「雨のち晴れ」
EDリタ「Little Busters! ~TV animation ver.~」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——「いつか見る」が10年続いた作品

Keyの作品というのは、名前だけ知っていて見られないまま年月が過ぎるタイプの作品だと思う。AIRで泣いた友人の話は2004年に聞いた。CLANNADが「人生」と呼ばれていることは5年ぐらいRTで流れてきた。リトルバスターズ!については、アニメ化されたことと、原作がKeyのゲームであることと、「泣ける」という評判だけをずっと知っていた。それ以上でも以下でもなく。

実際に見始めたのは、配信サービスのサムネイルが目に入ったという、きわめてドラマのない理由だった。第1話を見た第一印象は「思ったより賑やかだな」だった。もっと静かで湿った話を想像していたから、野球をやったり訓練と称してドタバタしている最初の数話は少し戸惑った。2周目になって気づいたのは、あのにぎやかさが意図的に設計されたものだということ。最初に見えているものと、後から見えるものが全然違う。

「守られてきた側」が、自分で立つまでの話

この作品を一言で言うなら、依存からの自立の物語だと思う。ただしそれを正面から描かず、にぎやかな日常コメディとヒロインたちのエピソードの積み重ねで迂回しながら描いているのが特徴だ。

主人公の直枝理樹は、幼いころに両親を亡くし、棗恭介たちリトルバスターズに救われた。それ以来ずっと、恭介を中心としたグループの中にいる。恭介は圧倒的なカリスマで、すべてを仕切って、みんなを守る存在として描かれている。理樹はその庇護の中で高校生になるまで生きてきた。

問題は、それが「居心地いい」ということだ。恭介が引っ張ってくれるなら、自分が決断しなくていい。仲間がいるなら、一人で立ち向かわなくていい。でも作品はその居心地のよさを、じわじわと揺らしていく。ヒロインたちのルートで理樹が経験することは、どれも「誰かの痛みに自分で向き合う」体験だ。恭介が解決してくれるわけじゃない。理樹が動かなければならない。

堀江由衣が演じる理樹の声は、序盤と終盤でかなり印象が変わる。序盤のやや受け身な語り口から、終盤に向けて少しずつ芯が入ってくる感じがあって、そこを意識しながら見ると別の発見がある。緑川光の恭介は、表面の豪快さと内側にある何かを同時に演じていて、あのキャラクターが単純な「頼れる兄貴」ではないことを声だけで伝えている。

「仲間と一緒にいること」と「一人で立つこと」は矛盾しない、というのがたぶんこの作品の答えだ。ただそこに辿り着くまでの道が、思ったより長くて、思ったより痛い。

特に刺さったシーン

神奈延年が演じる井ノ原真人のエピソードには、正直序盤は笑っていた。筋肉キャラのギャグ担当、という認識で見ていたから。それが中盤以降、彼の過去と向き合うシーンになったとき、笑いのテンポで作られていたキャラクターが急に別の重さを持ち始める。神奈延年の演技がそこで一段変わる瞬間があって、「このキャラをずっとコメディリリーフだと思っていた」という自分の油断を突かれた感じがした。

2回目に見たとき、序盤の真人の言動が違う意味を帯びて見えた。あの過剰な元気さは、何かを隠すためのものだったんだなと。1周目では気づけなかったことが2周目でわかる構造になっている作品で、真人のパートはその典型だと思う。「最初から全部そこにあった」という感覚は、こういう作品で一番好きな体験だ。

読んで見たくなったら——『リトルバスターズ!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人:

  • AIR・CLANNAD・Kanonなど、Key作品を1本でも通過した人
  • 日常系のにぎやかさをある程度楽しめる人(前半は本当に賑やかだ)
  • 複数回視聴することに抵抗がない人(1周目と2周目で見え方が変わる)
  • キャラクターが動いてから泣くより、構造を理解してから泣くタイプ

合わない人:

  • 序盤の展開の遅さに耐えられない人(前半はかなりのんびりしている)
  • 超自然的な要素・ループ構造に感情移入できない人
  • 原作ゲームと比較したくなる人(アニメ版は構成上の制約がある)
  • 「泣けるアニメ」に身構えすぎると引っかかりにくいかもしれない

次に見るなら

CLANNAD——同じKeyブランドで、家族と成長を描いた作品。リトルバスターズ!が「仲間」の話なら、こちらは「家族」の話だ。2クールかけてゆっくり積み上げていく構造はよく似ている。見終わったあとの重さも近い。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。——幼少期の仲間、失われたもの、残された者が前に進む話、という軸が近い。こちらは全11話とコンパクトで、感情の密度が高い。リトルバスターズ!の後に見ると、「仲間で在ること」の別のバリエーションとして機能する。

Angel Beats!——Keyとは別スタジオだがP.A.Works制作でKeyの麻枝准が脚本。学校という閉じた空間、仲間、そして「卒業」という構造がリトルバスターズ!と重なる部分が多い。全13話で完結するため、長さを気にする人にはこちらから入るのもありだと思う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『リトルバスターズ!』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで配信中で、サブスク加入者はすぐに全話視聴できる。複数サービスで配信されているため、普段利用しているプラットフォームからそのまま視聴できるのは嬉しいポイントだ。続編『リトルバスターズ! ~Refrain~』とあわせて一気見するのがおすすめ。

よくある質問

Q. リトルバスターズ!は全何話ですか?
A. 第1期は全26話。続編『リトルバスターズ! ~Refrain~』が全13話で、合わせて全39話構成です。物語の核心は後半のRefrain編で描かれるため、2期まで通して視聴することを強くおすすめします。
Q. 原作ゲームを知らなくても楽しめますか?
A. 問題なく楽しめます。アニメ単体でもキャラクターの魅力や物語の感動は十分に伝わります。ただし原作ゲームはアニメ化されていないルートも多く、より深く世界観を楽しみたい方はゲーム版もおすすめです。
Q. どのサービスで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで配信中です。各サービスの無料トライアルを利用すれば、初月は実質無料で視聴できる場合があります。
Q. 泣けるアニメと聞きましたが、どのあたりから感動シーンが始まりますか?
A. 第1期後半の各キャラクターの個別ルートから感動的な展開が増えていきます。特に続編Refrain編の終盤は多くの視聴者が号泣したと語る屈指の名シーンが続くため、ぜひ最後まで視聴してください。

まとめ

『リトルバスターズ!』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで配信中で、サブスク加入者はすぐに全話視聴できる。複数サービスで配信されているため、普段利用しているプラットフォームからそのまま視聴できるのは嬉しいポイントだ。続編『リトルバスターズ! ~Refrain~』とあわせて一気見するのがおすすめ。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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