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水槽のアリア
| 著者 | はるうた |
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海辺の町、汐浦——小さな水族館のある静かな町。 汐見千草は、クラスのムードメーカー。いつも笑っていて、頼まれたことは断らない「なんでも屋」。 でも閉館後の水族館で、イルカの水槽の前に座っているときだけ、笑顔を外す。 そこだけが、千草が千草でいられる場所だった。 秋、転校生がやってくる。岬帆波。静かで、自分のペースを崩さない少女。 千草がいつものように面倒を見ようとするが、帆波は助けを必要としない。 ある夜、帆波は閉館後の水族館で、笑っていない千草を見つける。 二人だけの秘密が生まれたその日から、水槽の硝子は少しずつ薄くなっていく。 笑顔という鎧を脱ぐまでの、海辺の町の百合小説。
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目次
まとめ
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