レック

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2006レック

レック

★ 3.3 / 5.0コメディドラマラブコメ
放送年2006年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作漫画
制作Shaft

『REC』のDVD限定特別編。元々9話中の第7.5話にあたる、DVD版では第8話の特別編10話中の1本である。タイトルは「許されざるもの」。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

本作はTVアニメ『REC』のDVD限定特別編。全9話構成の第7.5話にあたるエピソードで、DVD版では第8話として収録された全10話中の1本です。サブタイトルは「許されざるもの」。TV放送では描かれなかったシーンを補完する形で、松丸文彦と音田明佳の関係をより深く掘り下げた内容となっています。

みどころ・魅力

① TV未収録エピソードで補完される二人の関係

地上波放送ではカットされた7.5話分の物語が、このDVD特別編で初めて描かれます。松丸と明佳の関係性における「空白」を埋めるエピソードとして、本編ファン必見の一本です。

② サブタイトル「許されざるもの」が示す感情の深み

ラブコメながらもシリアスなニュアンスを帯びたサブタイトルが印象的。二人の間にある葛藤や感情の揺れを丁寧に描いており、本編とは一味異なるドラマ性を楽しめます。

③ コンパクトな尺で濃縮された『REC』らしさ

短編ながらも、コメディとロマンスのバランスという『REC』本来の魅力はそのまま。本編を見終えた後に改めて視聴することで、物語の解像度がぐっと上がります。

キャスト・声優一覧

恩田赤
恩田赤
メイン
酒井香奈子
田中
田中
メイン
こやまきみこ
松丸文彦
松丸文彦
メイン
保村真
畑田良夫
畑田良夫
サブ
小野大輔

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スタッフ

監督中村隆太郎
音響監督明田川仁
OP酒井香奈子「Cheer-Makka na kimochi」
EDブレスディー 「Devotion」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルで一瞬止まった。「レック」。REC。録音、記録、記憶——どれかな、と思いながら再生した覚えがある。TVシリーズを全部見てから「DVD版に7.5話相当のSPがあるらしい」と知って、こういうのは大抵ファンサービス以上のものにはならないと構えていた。

そういう予防線を張っておくと、意外と刺さる。2回目に見たとき、このSP自体が本編の”余白”をあえて埋めにいっている話だと気づいた。題して「許されざるもの」。ロマコメにつけるにしては重いタイトルで、そこがちょっと面白い。

「許されざるもの」——でも、許してしまう話

本編のREC(レック)は、声優を目指す松丸文彦と広告マンの畑田良夫が、偶然の再会と同居という無茶な設定から始まるラブコメだ。SP「許されざるもの」は、その本編で描ききれなかった”2人の間にある微妙な距離”を一本使って丁寧に掘り返してくる。

ロマコメの文法として、こういう特別編は「かわいいイチャイチャの補足」になりがちなんだけど、このSPは少しだけ違う角度から入ってくる。「許されない」と思っていることを、それでも許してしまう——その瞬間の居心地の悪さと、でもそこにある温度感を、コメディのフォーマットで包んで出してくる。

保村真が演じる松丸文彦のキャラクターは、強がりと脆さが同居していて、本編でもそのバランスが魅力だった。SPでは特にその「脆さを見せたくない側の感情」が滲む場面があって、台詞よりも間と声のトーンで伝えてくる。保村真の芝居の強みがそこで出ている。

小野大輔が演じる畑田良夫は、出演作316本というキャリアの中で「普通の男」を一番うまく演じる声優の一人だと思っていて、このSPでもそれが機能している。派手な見せ場があるわけじゃない。ただ、隣にいる存在としての重さが自然に出る。それが作品の温度をちょうどよく保っている。

「許されざるもの」というタイトルは、深読みすれば「この2人の関係自体がそもそも許されざるものではないか」という問いかけとも取れる。ラブコメの甘さの中に、そういう小さな棘が一本残っているのが、このSPを単なる補完エピソードで終わらせない理由だと思う。

特に刺さったシーン

終盤、2人の間に気まずさが残ったまま場面が続く流れがある。会話のテンポが微妙にずれていて、でもそのずれを誰も指摘しない。ここで保村真の声が少しだけ低くなる瞬間があって、台本通りなのか現場判断なのか知らないけど、そこで急に「あ、これは痛い話だ」と気づいた。

コメディ仕立てで包んでいるから笑えるんだけど、笑った直後に「でもこれは笑えないな」という感覚が来る。そのラグが好きだった。

小野大輔の畑田が空気を読んで一歩引く場面も、派手さはないのに妙に印象に残る。「ちゃんと見えてる人」の演技というか、気を遣っていることを悟らせない気の遣い方が声だけで伝わってくる。

読んで見たくなったら——『レック』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズのREC本編を全話見ていて、2人の関係の余白が気になっていた人
  • ロマコメに「甘さ7:苦さ3」くらいのバランスを好む人
  • 保村真小野大輔の芝居を声優単体で追いかけている人
  • DVD特典の特別編でも「ちゃんとドラマをやる」作品を求める人

合わない人

  • TVシリーズを見ていない状態でここから入ると文脈が抜け落ちて何もわからない
  • 特別編にはひたすら甘くて明るいファンサービスを求める人
  • 30分以内に完結しない感情の余韻を「消化不良」と感じるタイプ

次に見るなら

同じ「声優×ラブコメ」のフォーマットで、もう少し深く刺さりたいならSHIROBAKOがある。こちらはアニメ制作現場の話だけど、夢を追う人間の焦りと愛着の描き方が近い温度感で、RECのSPで感じた「許す・許されない」の感情線が好きなら刺さる可能性が高い。

「普通の男女が同じ空間に住んでいることの気まずさとおかしさ」を徹底してやった作品ならいちご100%の時代の空気感も近い。2000年代前半のラブコメ特有のテンポと、踏み込まない・踏み込めない関係性の描き方が共鳴する。

声優演技の細かさを軸に見るならef – a tale of memories.も候補に入る。小野大輔がより感情的な振れ幅の大きい役を演じていて、RECのSPで感じた「静かな芝居の重さ」とは別のアプローチで聴き応えがある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『レック』特別編(SP)は、U-NEXTおよびDMM TVで視聴できます。いずれも配信ラインナップに含まれているため、各サービスの会員であればすぐに楽しめます。本編全話と合わせてDVD特別編もまとめて視聴できる環境が整っています。

よくある質問

Q. 『レック』特別編(SP)はどこで見られますか?
A. U-NEXTとDMM TVで配信されています。本編シリーズと合わせて視聴できますので、各サービスにご登録のうえお楽しみください。
Q. 本編を見ていなくてもこの特別編は楽しめますか?
A. 本編の7.5話にあたる補完エピソードのため、まず本編(全9話)を視聴してからこの特別編を見ることをおすすめします。単体では内容が把握しにくい場合があります。
Q. この特別編はどんなジャンルですか?
A. コメディ・ドラマ・ラブコメの要素を含む作品です。本編と同じトーンで、主人公二人の関係をユーモアと感情的な深みを交えて描いています。
Q. 特別編のサブタイトル「許されざるもの」はどんな内容ですか?
A. 松丸と明佳の関係に生じる葛藤や感情のすれ違いを描いたエピソードです。ラブコメらしい軽さの中にも、シリアスな感情の動きが盛り込まれています。

まとめ

『レック』特別編(SP)は、U-NEXTおよびDMM TVで視聴できます。いずれも配信ラインナップに含まれているため、各サービスの会員であればすぐに楽しめます。本編全話と合わせてDVD特別編もまとめて視聴できる環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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