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さばげぶっ!
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Signpost |
ももかは転校が多く、どこの学校でも「新しい子」だった。しかしアオギリ高校での初日が変わる。武装した見張り番に助けられ、カモノハシに襲われ、銃を持つ女性兵士の秘密組織に強引に入れられる。実は学校のサバイバルクラブだが、カモノハシは本物だ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
転校の多い少女・園川モモカは、アオギリ高校への初登校の日、電車内で痴漢に遭いそうになったところを一人の女子生徒・園川未来(実は……)に助けられる。彼女に導かれるまま足を踏み入れたのは、エアソフトガンで武装した少女たちが集う「サバイバルゲーム部」、通称“さばげぶ”だった。半ば強引に入部させられたモモカは、個性の強すぎる先輩や仲間たちに囲まれながら、サバゲーを通じて少しずつ毒づきと妄想に満ちた“たくましい女子”へと変貌していく。可愛い見た目とは裏腹のブラックなギャグが炸裂する、笑撃のサバゲーコメディ。
みどころ・魅力
① 可愛い絵柄で容赦なく振り切れるブラックコメディ
パステル調の可愛らしいキャラクターデザインとは裏腹に、ギャグの方向性はとことん辛辣でブラック。主人公モモカの腹黒い独白や、回ごとに容赦なく訪れるオチの落差が最大の魅力で、油断して観ていると思わぬ角度から笑わされます。
② 強烈すぎる個性派キャラと小気味よいテンポ
妄想癖のあるモモカをはじめ、ナルシスト、武器マニア、腐女子と濃すぎる部員たちが勢ぞろい。短いエピソードを畳みかける構成と切れ味のいい会話劇で、1話のなかに何度も山場が訪れます。誰か一人は推したくなるキャラの濃さです。
③ ナレーションと小ネタが生む独特のテンポ感
淡々としつつ毒のあるナレーションが物語に絶妙な合いの手を入れ、サバゲーの戦略パートとギャグパートを軽やかに行き来します。パロディや時事的な小ネタも随所に散りばめられ、繰り返し観ても新しい発見があるのも本作ならではの楽しさです。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 太田雅彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | あおしまたかし |
| キャラクターデザイン | 工藤昌史 |
| 音楽 | 三澤康広 |
| 美術監督 | 河合泰利 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | 大橋彩香「YES!!」 |
| ED | Gesukawa☆Girls「ぴてぃぱてぃサバイバード」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「女子高生がサバゲーする、まあ可愛い系の部活ものだろう」と高をくくって再生した。ところが主人公の園川モモカ、転校初日からどうも様子がおかしい。可愛い顔で、平然と人を蹴落とす。1話が終わる頃には「これは部活ものの皮をかぶった、別の何かだ」と察しがついていた。2回目に見て効いてくるのはむしろナレーションのほうで、モモカのやらかしを毎回きっちり“処理”してくれる、あの容赦のなさにようやく気づく。配信がDMM TVにしか残っていないと知って、こういう良性の悪意がひっそり埋もれているのかと、ちょっとだけ惜しくなった。
サバゲーはほぼ口実——可愛い絵柄で「主人公がろくでもない」を貫く話
さばげぶっ!を「サバゲーアニメ」として紹介するのは、半分くらい嘘になると思う。銃は出てくるし試合もする。でもこの作品が本当に描いているのは、園川モモカという女の子がどれだけ自分本位で、どれだけ小狡くて、それでも憎みきれないか、その一点だ。サバイバルゲームはあくまで舞台装置で、本題は「主人公がまったく善人じゃない」という事実を、最後まで薄めずに貫くことにある。
普通のアニメなら、主人公の身勝手さはどこかで反省や成長に回収される。さばげぶっ!はそれをしない。代わりに用意したのが、あのナレーションだ。モモカが調子に乗るたび、語り手が淡々と彼女を“退場”させる。良心の代理人を作品の外側に置いて、内側のキャラクターはとことん俗物のまま走らせる——この役割分担が、見ていて妙に気持ちいい。誰も裁かれないわけじゃない、でも誰も本気で改心しない。その絶妙な無責任さが、毒っ気を笑いとして成立させている。
可愛い絵柄でドス黒い中身を描く、というのは言葉にすると簡単だが、最後までトーンを崩さないのは案外むずかしい。途中で情に流れて「実はいい子」展開を入れたら、全部台無しになる。この作品はそこを踏みとどまる。単なる下品なギャグの連発に見えて、芯のところは「人間、そう簡単に変わらないし、変わらなくても面白い」という乾いた肯定なんだと、見返すたびに思う。
特に刺さったシーン
刺さるのはたいてい、モモカの本性が一番ひどい形で出る瞬間だ。可愛い顔のまま平然と仲間を売る、そのテンションの低さが逆に怖い。声の演技でこの作品を支えているのは脇のメンバーで、堀江由衣が演じる佐倉江那の、モモカに踏まれて喜ぶあの倒錯した熱量はもはや一種の様式美になっている。豪徳寺かよを演じる東山奈央は、天使みたいな笑顔で物騒なことを言う温度差で笑わせてくるし、内山夕実の鳳美煌は部長らしい威厳とポンコツさの落差がいい。春日野うららの大久保瑠美は色気担当を任されつつ、その色気が毎度オチに使われる損な役回りを楽しそうにこなしている。そして園川かず江、つまりモモカの母を井上喜久子が演じていて、この母にしてこの娘あり、という説得力が一声で立ち上がる。誰かが暴走したとき、思わず巻き戻してもう一回見てしまう回が何度もあった。
読んで見たくなったら——『さばげぶっ!』はDMM TVで視聴できる(14日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 主人公が善人じゃなくても、むしろ俗物なほうが面白いと思える人
- 可愛い絵柄と真っ黒な中身の落差で笑えるブラックギャグ好き
- 大仰なナレーションでオチをつける様式美に弱い人
- テンション低めの乾いたユーモアが性に合う人
合わない人
- サバゲーの本格的な戦術・描写を期待している人
- 主人公に感情移入して応援したいタイプ
- 毒っ気のない、ほのぼの部活ものを求めている人
次に見るなら
あそびあそばせが好きなら、というか逆かもしれない。可愛い絵柄の下に隠した本性で笑わせる構造はほぼ同じ系統で、顔芸とテンションの落差を浴びたいならこちらも合う。
同じ女子サバゲー部ものとしてはステラ女学院高等科C³部がある。ただしこちらは内面の葛藤を真正面から描く青春寄りの作品で、さばげぶっ!の対極。サバゲーという同じ素材がここまで違う料理になるのか、と並べて見ると面白い。
大仰なナレーションで下らない展開を無駄に盛り上げる芸が刺さったなら、監獄学園もおすすめ。真剣な語り口とアホな中身の温度差という一点で、確実に同じツボを押してくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「さばげぶっ!」は、2026年6月現在、DMM TVで視聴することができます。可愛い絵柄とブラックなギャグのギャップを存分に楽しみたい方は、DMM TVでの配信をチェックしてみてください。まずは気軽に第1話から、モモカたちの暴走サバゲーライフを覗いてみるのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
「さばげぶっ!」は、2026年6月現在、DMM TVで視聴することができます。可愛い絵柄とブラックなギャグのギャップを存分に楽しみたい方は、DMM TVでの配信をチェックしてみてください。まずは気軽に第1話から、モモカたちの暴走サバゲーライフを覗いてみるのがおすすめです。


