SDガンダムワールド 三国創傑伝

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

2019SDガンダムワールド 三国創傑伝

SDガンダムワールド 三国創傑伝

★ 2.4 / 5.0アクションメカ
放送年2019年
フォーマットONA
話数10話
原作オリジナル
制作Sunrise

かつて栄えた国々は繰り返される戦争で破壊され、大地は荒廃した。復興が見え始めた矢先、謎の黄色ゾンビウイルスが流行する。ウイルス感染者は正気を失い人々を襲い始める。生き残った人々は城壁で囲まれた都市内での保護を余儀なくされる。しかし閉ざされた城壁の中で、領主董卓が専制的に行動していた。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

かつて栄えた国々は繰り返される戦争で破壊され、大地は荒廃してしまった。ようやく復興の兆しが見え始めた頃、謎の黄色ゾンビウイルスが猛威を振るい始める。感染した者は正気を失い、人々を襲い始める。生き残った人々は城壁に囲まれた都市での生活を余儀なくされるが、閉ざされた城壁の内側では、領主・董卓が独裁的な支配を敷いていた。乱世に立ち向かう英雄たちの戦いが幕を開ける。

みどころ・魅力

① 三国志×SDガンダムという唯一無二の世界観

劉備・曹操・孫権といった三国志の英雄たちがSDガンダムのフォルムで登場するという、一見奇抜ながらも絶妙にハマった設定が本作最大の魅力。ガンダムファンも三国志ファンも入りやすい間口の広さが光る。

② ゾンビウイルスが加わったダークな世界観

通常のロボットアクションにとどまらず、感染によって人が凶暴化するゾンビウイルスという要素が緊張感を高める。明るいSDデザインとのギャップが独特の雰囲気を生み出しており、単純な子ども向け作品では収まらない深みがある。

③ テンポよく楽しめるONA形式

ONA(オリジナルネットアニメ)として配信されており、各話がコンパクトにまとまっているため非常にサクサク視聴できる。アクションシーンも密度が高く、短い尺の中でしっかり見せ場が詰め込まれている。

キャスト・声優一覧

劉備ユニコーンガンダム
劉備ユニコーンガンダム
メイン
梶原岳人
ナレーター
ナレーター
うえだゆうじ

🎁 キャラクターグッズをお探しなら METALBOX

スタッフ

監督池添隆博
シリーズ構成待田堂子
美術監督金子雄司
音響監督藤野貞義
OP「Removes」
ED霧雨アンダーテイカー「トライアライブ」

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「SDガンダムと三国志」というタイトルを見たとき、なんとなくわかる、と思った。ガンダムのSDデフォルメと、三国志の英雄群像劇は、なぜか直感的に噛み合う気がする。調べてみたら2019年のONA配信作品で、そのくだりの「なんとなく」の正体を確かめたくて見始めた。

最初の数話は、予想していた以上にダークなトーンに少し面食らった。SDキャラのぽってりしたフォルムと、ゾンビウイルスが蔓延する荒廃した世界観は一見ちぐはぐに見える。でも2周目で改めて見ると、そのギャップ自体が作品のある種の戦略なんだと気づいた。かわいい外見のキャラクターたちが、泥臭い政治と戦争を生き抜く——この落差が、むしろ三国志というテーマにぴったり合っている。

「小さな英雄」が巨大な腐敗に立ち向かうとき、三国志は永遠に更新される

この作品が描こうとしているのは、単純なガンダム×三国志のコラボレーションではない。SDサイズに縮めたキャラクターたちに、あえて重い政治的文脈を背負わせることで、「英雄とは何か」という三国志の根本命題を、現代的なフォーマットで問い直している。

序盤から印象的なのは、董卓が単なる悪役として描かれないことだ。城壁で守られた都市の中での専制統治は、見方によっては「秩序の維持」にも読める。ゾンビウイルスという外部の脅威が存在する世界で、力による支配と、民のための統治の間にある曖昧さ。三国志の英雄たちが歴史上繰り返し直面してきたのは、まさにこの問いだった。

ONAという配信フォーマットの特性上、1話あたりの尺は短く、テンポは速い。従来のTVアニメに比べると映像のスケール感に制約を感じる場面もあるが、逆にそれがSDキャラクターの軽快な動きと相性がいい。「制約があるから生まれた美学」という言い方は少し大げさかもしれないが、少なくとも配信専用の丁寧な作り込みは伝わってくる。

SDガンダムと三国志の相性がいいのは、おそらく「記号としての強さ」が両者に共通しているからだと思う。呂布は最強の武人、諸葛亮は知略の化身——三国志のキャラクターたちは、元々かなりキャラクター的に記号化されている。それをさらにデフォルメしたSDガンダムのビジュアルで表現するのは、むしろ原典の精神に近いかもしれない。

特に刺さったシーン

序盤の、城壁の外に出た主人公たちがウイルス感染者の群れと初めて対峙するシーン。あのシークエンスで思わず一時停止したのは、背景美術の作り込みが予想以上だったからだ。ONA作品にしては、廃墟と化した都市のディテールに手を抜いていない。SDサイズのキャラクターが、廃墟の前に立つと実際より大きな世界に見える——この遠近感の操作は明らかに意図的だ。

うえだゆうじのナレーションは、この作品全体のトーンを決定している。165本以上の出演歴を持つ声優が、淡々と世界の状況を語る声には独特の重みがある。派手な抑揚ではなく、むしろ静かに事実を告げるような語り口が、この世界の「日常化した絶望」を過不足なく表現していた。ナレーターとしての起用だが、物語の空気感を作っているのは実質あの声だと思う。

読んで見たくなったら——『SDガンダムワールド 三国創傑伝』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 三国志の英雄たちのキャラクター関係性が好きで、物語の骨格をすでに知っている人
  • SDガンダムシリーズのデフォルメ美学に慣れ親しんでいる人
  • 短い尺でテンポよく話が進む、配信向けアニメが好きな人
  • ダークな設定とコミカルなビジュアルが共存する作品を面白がれる人
  • うえだゆうじのナレーションを聞きたい人

合わない人

  • 三国志の知識がまったくなく、キャラクターの相関関係に乗れない人
  • SDキャラクターのデフォルメビジュアルが生理的に苦手な人
  • TVアニメ相当の映像スケール感を期待している人
  • 1話の尺が短くテンポが速いため、じっくり人間ドラマを描く作品が好みの人

次に見るなら

SDガンダムワールド ヒーローズが好きなら同系統の楽しみ方ができる。SDガンダムに実在の歴史・神話の英雄を重ねるシリーズの別バージョンで、三国創傑伝で気に入ったデフォルメ×シリアスの空気感を引き続き味わえる。

アルスラーン戦記が好きなら、荒廃した世界で若い英雄が腐敗した支配者に立ち向かうという構造が近い。こちらはより本格的な長尺の群像劇なので、三国創傑伝で物語の骨格が気に入ったなら次のステップとして見ごたえがある。

横山光輝 三国志(1991年アニメ)は原典を知りたくなった場合の定番。三国創傑伝でキャラクターの名前や関係性に興味を持ったなら、こちらで全体像を把握してから見直すと発見が増える。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『SDガンダムワールド 三国創傑伝』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。いずれも見放題対応のサービスですので、気軽に全話まとめて視聴可能です。三国志の世界観とガンダムが融合した独自の作品をぜひ確認してみてください。

よくある質問

Q. SDガンダムワールド 三国創傑伝はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴可能です。いずれも見放題プランに対応しているため、まとめて全話視聴するのに適しています。
Q. 三国志の知識がなくても楽しめますか?
A. 知識がなくても十分楽しめる作りになっています。キャラクターの個性や関係性はアニメ内で丁寧に描かれているため、三国志初心者でも問題なく視聴できます。
Q. ガンダムシリーズを知らなくても大丈夫ですか?
A. 本作はガンダムの世界観を踏まえつつも、三国志オリジナルの物語として独立しています。ガンダムを知らない視聴者でも、キャラクターのデザインや世界観を純粋に楽しむことができます。
Q. 子どもでも見られる内容ですか?
A. SDガンダムのかわいらしいデザインは幅広い年代に受け入れられますが、ゾンビウイルスによる戦闘描写など、やや暗いシーンも含まれます。小さいお子さんと一緒に視聴する場合は内容を確認してからがおすすめです。

まとめ

『SDガンダムワールド 三国創傑伝』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。いずれも見放題対応のサービスですので、気軽に全話まとめて視聴可能です。三国志の世界観とガンダムが融合した独自の作品をぜひ確認してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

目次