世界の闇図鑑

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2017世界の闇図鑑

世界の闇図鑑

★ 2.0 / 5.0ホラー超自然
放送年2017年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数13話
原作オリジナル
制作ILCA

このアニメはオムニバス形式の短編作品で、UFO、未確認生物、呪い、古代文明、超能力、霊的体験、奇妙な事件、異次元、都市伝説など、この世界に存在する奇想天外で不可思議な現象や出来事を、紙芝居のようなスタイルで描く。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

UFO・未確認生物・呪い・古代文明・超能力・霊的体験・都市伝説……。この世界に実在するとも囁かれる不可思議な現象や奇妙な出来事を、紙芝居風のビジュアルスタイルでオムニバス形式に描く短編ホラーアニメ。各エピソードは独立しており、異次元や超自然的な謎をコンパクトにまとめた構成で、次々と怪異の世界へと引き込む。

みどころ・魅力

① 紙芝居スタイルが生み出す独特の不気味さ

動きを抑えた紙芝居風のアニメーション表現が、かえって想像力を刺激し、不気味な雰囲気を際立たせる。絵本的なビジュアルと怪異の組み合わせが独自の恐怖感を生み出しており、他の深夜ホラーアニメとは一線を画すスタイルになっている。

② 幅広いジャンルの怪奇テーマを1話完結で楽しめる

UFOや未確認生物から都市伝説・呪い・異次元まで、多彩なオカルトテーマを1話完結で展開。短編形式なのでどのエピソードからでも視聴でき、気になるテーマだけつまみ食いするような楽しみ方も可能な構成になっている。

③ 短時間でサクッと味わえるTV短編フォーマット

TV_SHORT形式のため1エピソードが短く、スキマ時間にちょうど良い。次々と異なる怪異が登場するオムニバス構成と相まって、飽きさせないテンポ感が維持されており、ホラー初心者にも取り組みやすい作品となっている。

キャスト・声優一覧

ナレーター
ナレーター
斎藤工

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スタッフ

監督飯塚貴士、中平一史、上野遼平
音楽福田裕彦
EDモノノアワレ「me to me」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ホラーが苦手なのに、なぜか短編アンソロジーものだけは見てしまう。「短いし」「作画が独特だし」という言い訳で始めたら、最初のエピソードが終わる頃にはもう後悔していた。紙芝居スタイルの静止画に近い絵が、逆に想像力を刺激しすぎる。動きが少ない分、目が絵の細部を追って、余白に勝手に何かを見出してしまう。2回目に見たとき気づいたのは、怖さの構造がシンプルであることだった。UFOでも呪いでも都市伝説でも、「知らなかった何かを知ってしまった」という感覚に収束している。それが短編の5分以内にきれいにまとまっている。

「知ってしまった」という不可逆性が、この作品の怖さの正体

ホラーには大きく分けて二種類ある。「モンスターが怖い」系と、「知識が怖い」系だ。世界の闇図鑑は明確に後者で、それがこの作品を単純な「驚かし」系アンソロジーと一線を画している要因だと思う。

UFOや未確認生物、古代文明、都市伝説——これらは現実の延長線上にある「もしかしたらあるかもしれないもの」だ。完全なフィクションとして処理できない。見終わった後に「まあ創作だし」と棚上げができない領域を、この作品は意図的に選んでいる。紙芝居スタイルの素朴な絵柄は、それをさらに加速させる。リアルなCGやぬるぬるした動画よりも、手描きに近い静止画の方が「どこかで実際に記録された資料」のような質感を持つ。民俗学の資料を読んでいるような、奇妙なドキュメンタリー感がある。

各エピソードのテーマ選定も巧みで、「UFO」「古代文明」という大きな話から「呪い」「霊的体験」という個人に近い話まで幅がある。遠い話で距離感を作り、近い話で自分ごとにする、というリズムが意図的かどうかはわからないが、機能はしている。短編なので説明過多になりようがなく、「この現象は何なのか」を宙吊りにしたまま終わるエピソードも多い。この「回収されない余白」こそが、見た後も頭に残る理由だと思う。知ってしまったのに理解できない、という状態が最も不快で、最も記憶に刻まれる。

特に刺さったシーン

怖いのが苦手なので正直全部フラットに見ていたんだが、霊的体験系のエピソードよりも、古代文明や異次元を扱うエピソードの方が個人的に長く頭に残った。「明確な答えがない怖さ」の方が後を引く。都市伝説系のエピソードで、日常のありふれた場所が舞台になっている回は、終わった後に自分の部屋や駅のホームを見る目が少し変わった。それが嫌だった、という意味で刺さっている。

ナレーションの淡々とした語り口も印象的で、感情を煽らず事実を積み重ねていくスタイルが、かえって「これはドキュメンタリーなのか」という錯覚を生む。声のトーンが怖がらせようとしていないぶん、絵と内容だけで怖さを担保しなければいけない構造になっており、それに成功しているエピソードと失敗しているエピソードがはっきり分かれる。そのばらつきも含めて、アンソロジーらしい作品だった。

読んで見たくなったら——『世界の闇図鑑』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 都市伝説・UMA・オカルト系コンテンツが好きな人
  • 1話5分前後の短編アンソロジー形式が得意な人
  • 紙芝居・切り絵的なビジュアルスタイルに耐性がある人
  • 「説明しすぎない怖さ」が好みの人
  • 深夜にひとつだけ見て寝る、という使い方ができる人

合わない人

  • ホラーが苦手な人(当然)
  • ストーリーの起伏や感情的なカタルシスを求める人
  • 作画クオリティや動きの多さを重視する人
  • 全話通じて一貫したキャラクターを追いたい人
  • 「意味がわかると怖い」系の回収される怖さが好みの人

次に見るなら

同じ紙芝居スタイルのホラー短編アンソロジーとして闇芝居が定番。怖さの密度は高めで、こちらの方が一話あたりのインパクトは強い。世界の闇図鑑よりもじっとりした後味で、深夜に見ると後悔する。

オムニバス形式で「日常の奇妙な側面」を描く作品なら地獄少女も近い。怨みと呪いという一貫したテーマがある分、アンソロジーとしての構造が安定していて、キャラクターに感情移入しやすい。ホラー耐性が低くても見やすい方。

都市伝説や未解決の謎をエンタメとして楽しむ方向なら美少年探偵団より文豪とアルケミスト……ではなく、怪異や異界をテーマにした夏目友人帳が緩衝材として機能する。怖さよりも哀愁寄りで、世界の闇図鑑を見てダメだった人がリハビリするのに向いている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『世界の闇図鑑』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信されています。いずれも見放題プランで視聴できますので、すでに加入中のサービスからすぐに楽しめます。短編形式で1話が短いため、隙間時間にも気軽に視聴できる作品です。

よくある質問

Q. 『世界の闇図鑑』はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。各サービスの見放題プランに加入していれば追加料金なしで視聴できます。
Q. 1話どのくらいの長さですか?
A. TV_SHORT(短編)フォーマットの作品です。1話が短くまとまっているため、隙間時間でも気軽に視聴できます。
Q. ホラーが苦手でも楽しめますか?
A. 紙芝居風のビジュアルスタイルで激しいグロ描写は少なく、オカルト・不思議系の怪談に近い雰囲気です。強烈な映像ホラーが苦手な方でも比較的楽しみやすい作品です。
Q. 全話通して観る必要がありますか?
A. 各エピソードは独立したオムニバス形式のため、どの話から視聴しても問題ありません。気になるテーマのエピソードだけ選んで観ることもできます。

まとめ

『世界の闇図鑑』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信されています。いずれも見放題プランで視聴できますので、すでに加入中のサービスからすぐに楽しめます。短編形式で1話が短いため、隙間時間にも気軽に視聴できる作品です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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