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学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
ロッカーは血に染まり、生徒の遺体が積み重なり、食堂で食べているのは謎の肉ではなく教職員だ。悪夢のようなウイルスが解放され、人間は食人ゾンビに変わり、藤見高校は文字通り地獄と化す。これは生存の過酷な講座であり、学生たちは自分たちの学校で生き残るために戦わなければならない。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
謎のウイルスが爆発的に拡散し、人間がゾンビと化していく中、藤見高校の生徒たちは突如として地獄と化した学校で生き残りをかけた戦いに巻き込まれる。主人公・小室孝は幼なじみの麻生雨霧や仲間たちとともに脱出を図るが、ゾンビに支配された世界では学校の外も安全な場所ではなかった。崩壊していく社会の中で、少年少女たちはそれぞれの生き方と向き合いながら、極限の状況を生き抜こうとする。みどころ・魅力
① 容赦なきゾンビアクションと息をのむサバイバル描写
学校・街・ショッピングモールと次々と変わる舞台で繰り広げられる迫力満点のアクション。銃火器や鈍器、剣道の竹刀まで駆使した戦闘シーンは、ゾンビホラーとしての緊迫感と爽快感を同時に味わえる。見ている側のアドレナリンを一気に引き上げる演出が続く。② 社会崩壊がむき出しにする人間ドラマ
ゾンビよりも恐ろしいのは人間かもしれない——。崩壊していく秩序の中で露わになる大人たちのエゴ、権力争い、裏切り。若い主人公たちが理不尽な現実にぶつかりながら成長していく姿には、単なるホラー以上の重みとドラマ性がある。③ 個性派キャラクターたちの濃密な関係性
毒舌の天才女子・毒島冴子、天然ドジっ子ナース・紫藤麗、頭脳派の宮本恵など、強烈な個性を持つキャラクターが揃う。危機的状況の中で育まれる絆と、ラブコメ要素も加わった人間関係の変化が物語に彩りを加えている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 荒木哲郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| 原案キャラデザ | 佐藤ショウジ |
| キャラクターデザイン | 田中将賀 |
| 音楽 | 和田貴史 |
| 美術監督 | 川本亜夕 |
| 音響監督 | たなかかずや |
| OP | Kishida Kyoudan & The Akeboshi Rockets「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」 |
| ED | Maon Kurosaki「君と太陽が死んだ日」 |
| ED | Maon Kurosaki「Color Me Dark」 |
| ED | Maon Kurosaki「Return to Destiny」 |
| ED | Maon Kurosaki「Cold Bullet Blues」 |
| ED | Maon Kurosaki「Memories of Days Gone By」 |
| ED | Maon Kurosaki「Under The Honey Shine」 |
| ED | Maon Kurosaki「fuss fuzz」 |
| ED | Maon Kurosaki「The place of hope」 |
| ED | Maon Kurosaki「宝石のスパイ」 |
| ED | Maon Kurosaki「THE last pain」 |
| ED | Maon Kurosaki「Hollow Men」 |
| ED | Maon Kurosaki「The Eternal Song」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ゾンビ×高校生」という設定を聞いて、そこそこ本格的なホラーアクションを期待して見始めた。1話序盤20分は確かに緊張感があって、「これはいける」と思った。最初の教師がゾンビ化するシーンの不穏な静けさ、廊下に響く異音——作りはちゃんとしている。問題はそこから先だ。2周目で確認したら、1話だけでパンチラカットが何カット入っているか数えるのが嫌になった。これは「ゾンビサバイバルにエロを混ぜた作品」ではなく「エロにゾンビを混ぜた作品」だという認識に切り替えたほうが、正しく楽しめる。その切り替えをしてから、不思議なことに評価が上がった。
終末と欲望、どちらが先に来るか——危機的状況で人間が真っ先に取り戻すもの
表向きはゾンビアポカリプスでの高校生サバイバルだが、本作が一貫して描いているのは「危機的状況における人間の欲動」だと思っている。ただしそれを、緻密な心理描写ではなく、かなり直接的な視覚表現で叩きつけてくる。
ゾンビが溢れ、社会秩序が崩壊し、死が隣にある状況で、このアニメのキャラクターたちは妙に色気づいている。普通の感覚だと「そんな場合じゃないだろう」となるのだが、これ、実は人類学的に完全な嘘でもない。生命の危機に瀕したとき、生存本能と繁殖本能は同時に活性化する——というのは冗談みたいに聞こえるが、研究として存在する話だ。本作はそれをポップに、かつ露骨に可視化した作品と見ることもできる。
諏訪部順一が演じる小室孝が興味深いのは、ヒーロー的な自意識と、ただの高校生男子の本能の間で引き裂かれているように見える点だ。強さへの憧れと、身近な女性への感情の整理がついていない。沢城みゆきの毒島冴子は逆に過剰なほど自分を律したキャラクターとして機能していて、この対比が作品に骨格を与えている。沢城さんの演技は冷静と怒りの間を細かく使い分けていて、セリフが少ない場面でも空気感が変わる。宮野真守が演じる井豪永のような周辺キャラクターが、どこか浮足立った「非常時の空気」の体現として機能しているのも、設計として悪くない。
「単なるエロアニメではないか」という批判は正しい面もある。ただ「エロを抜いたらどうなるか」と想像すると、意外にも作品の核心まで抜けてしまう気がする。エロスと暴力が同じ画面に共存しているこの過剰さ自体が、本作のテーマそのものだと解釈したほうが筋が通る。問題作と言われる所以がそこにある。2010年にこれを地上波でやったのは、今思えば相当な度胸だった。
特に刺さったシーン
終盤、橋の上でのアクションシーケンス。ゾンビの群れを突破していく場面は、エロ描写が減ってほぼ純粋なアクションとして機能していて、作画の密度が急に上がる。「あ、この作品、やろうと思えばちゃんとできるんだ」と思った瞬間だった。カメラが引いたショットで集団を動かす作画の手数が多く、序盤の疲弊感が一瞬吹き飛ぶ。
喜多村英梨演じる高城沙耶の、感情が壊れかける場面も印象に残っている。ハイテンションなキャラクターとして機能していた彼女が、ある瞬間に素の脆さを見せる。喜多村さんの声が持つ明るさと、その明るさが揺らいだときの落差が効いていた。2回目に見ると、それ以前のセリフの端々に既に綻びの予兆が埋め込まれているのが分かって、脚本の仕事を感じた。
あと、井上麻里奈の宮本麗が序盤で見せる教師との関係の描写。ここだけで一本になりそうな情報量が数分に詰まっていて、本作がキャラクターの過去を積み上げようとしていた痕跡を感じる。最後まで見ると、このシーンの意味がじわじわ変わってくる。
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この作品が刺さる人・合わない人
向いている人
- エロとアクションが同居していても気にならない人
- 2010年前後のアニメが持つ、今では通らないタイプの過剰さを楽しめる人
- 沢城みゆき・諏訪部順一・喜多村英梨・井上麻里奈のキャスト陣を追いかけている人
- ゾンビものの中でも「重くなりすぎない」ものを探している人
合わない人
- 本格ホラーとしてのゾンビサバイバルを期待している人(かなり裏切られる)
- カメラワークが気になり始めると最後まで気になり続けるタイプの人
- 原作が未完のまま終了しており、続きが出る見込みがない。そこが許せない人
- 過剰な性的描写が生理的に無理な人(これは完全に合わないので無理しないほうがいい)
次に見るなら
デッドマン・ワンダーランド——施設に閉じ込められた生存競争という構造が近い。暴力の過剰さは共通しているが、エロ要素は少なくホラー寄り。2011年の一期で原作に追いついて止まった点も含めて既視感がある。HOTDの「見たいものが途中で終わった感覚」を引きずったまま見ると、妙な連帯感がある。
ブラック・ラグーン——社会秩序の外側で生きる人間を描く点が近い。沢城みゆき演じるレヴィとの声優つながりで見ると、沢城さんの役の幅の広さを改めて実感できる。こちらのほうが物語の完成度は高く、「ちゃんとした作品も見たい」というときの解毒剤として機能する。
東京喰種トーキョーグール——人間が捕食される側になるという構造の共通点。エロ要素はなく、代わりにキャラクターの内面描写に寄っている。HOTDで物足りなかったドラマ部分を補完するように見ると、同じ「非日常サバイバル」でこれだけ振れ幅があるかという発見がある。
よくある質問
まとめ
『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD』は現在、U-NEXT・DMM TV・Huluの3サービスで配信中です。サブスクに加入していればすぐに全話視聴できる環境が整っているため、気になった方はすぐチェックしてみてください。複数のサービスで展開されているので、普段使いのプラットフォームからそのままアクセスできます。
