黒子のバスケ

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2012黒子のバスケ

黒子のバスケ

★ 3.9 / 5.0コメディスポーツ
放送年2012年
フォーマットTVアニメ
話数25話
原作漫画
制作Production I.G

帝光中学バスケットボール部は、5人の傑出した選手による独特で息をのむようなスキルにより3年連続で優勝を果たした。しかし卒業後、「キセキの世代」として知られるこのチームメイトたちは別々の道を歩み、互いをライバルと見なすようになる。清陰高校では、新入生の2人が立ち上がろうとしている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

帝光中学バスケットボール部は、「キセキの世代」と呼ばれる5人の天才選手を擁し、3年連続で全国制覇を達成した。しかし彼らは卒業後それぞれ別の高校へ進み、互いをライバルと見なすようになる。そんな中、清陰高校に入学した黒子テツヤは、目立たない存在ながらも「幻の6人目」として類まれなパスセンスを持つ選手。アメリカ帰りの豪快なプレイヤー・火神大我とバディを組み、キセキの世代に挑んでいく。

みどころ・魅力

① 超人的なスキルが炸裂するバトル漫画的バスケ演出

「幻のシュート」「無重力ドリブル」など、現実を超えた必殺技の応酬が最大の見せ場。試合ごとにエスカレートする能力バトルは、スポーツアニメでありながら少年漫画的なカタルシスを生み出す。派手なエフェクトと音楽が相まって、初見でも引き込まれるテンポの良さが光る。

② 個性豊かなキセキの世代との因縁と成長

青峰・緑間・黄瀬・紫原・赤司と、それぞれ異なる圧倒的個性を持つライバルたちとの対決が物語の骨格。単なる強敵ではなく、各キャラクターの過去や哲学が丁寧に描かれており、倒した後の余韻も深い。黒子と火神がどう壁を越えていくかを追う過程で、チームスポーツの本質にも触れられる。

③ 「影」と「光」が生み出すバディの魅力

目立たない黒子と圧倒的な存在感を持つ火神という対照的なコンビの化学反応が作品の核心。黒子の献身的なプレースタイルと、それを活かす火神の成長が絡み合うことで、単純な強さ比べではない独自のドラマが生まれる。二人の信頼関係の深まりが、試合の感動を底上げしている。

キャスト・声優一覧

黒子テツヤ
黒子テツヤ
メイン
›
小野賢章
火神大我
火神大我
メイン
›
小野友樹
紫原敦
紫原敦
サブ
›
鈴村健一
今吉翔一
今吉翔一
サブ
›
中井和哉
高尾和成
高尾和成
サブ
›
鈴木達央
小金井慎二
小金井慎二
サブ
›
江口拓也
小堀浩志
小堀浩志
サブ
›
佐々木義人
水戸部凛之助
水戸部凛之助
サブ
›
相田景虎
相田景虎
サブ
›
三木眞一郎
桃井さつき
桃井さつき
サブ
›
折笠富美子
春日隆平
春日隆平
サブ
›
早志勇紀
森山由孝
森山由孝
サブ
›
樋口智透

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スタッフ

監督多田俊介
キャラクターデザイン菊地洋子
音楽飯田龍太、中西亮輔
音響監督三間雅文
OPグランロデオ「Can Do」
OPグランロデオ「RIMFIRE」
EDオルドコデックス「Start it right away」
ED前山田健一「カタルリズム」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

バスケ漫画と聞いて、スラムダンクの記憶が先に来てしまって、正直なところ腰が重かった。「またスポーツもの」じゃなくて、これは「超人バスケ」だと理解したのは第1話の終わり頃だった。影の薄い選手がパスの名手で、それが主人公——この設定だけでかなり引き込まれた記憶がある。

2回目以降で気づいたのは、序盤の黒子が意図的にセリフを少なくしているということ。小野賢章の声が棒読みに聞こえた最初の視聴とは違って、あのフラットな演技が「存在感を消す」というキャラクター設定に完全に乗っかっていると分かってからは、全部のシーンの見え方が変わった。

あと正直に言うと、テツヤ2号のことがずっと頭にある。犬一匹でこんなに空気を変えられるのか、という驚きが今でも残っている。

天才が「楽しさ」を失ったとき、バスケットボールはただの勝利装置になる

黒子のバスケは表向きにはバトル漫画のフォーマットを使っているが、核心にあるのは「競技の喜び」を失った少年たちの話だと思っている。キセキの世代のメンバーは、強すぎるがゆえに誰とも本気で戦えなくなった。勝利に意味がなくなった、という状態。これは単なるスポーツ漫画の強敵造形ではなく、完成されすぎた才能が自分自身を食い潰すというテーマとして機能している。

緑間翔太の「運命論的な確率論」も、青峰大輝の「誰も俺を楽しませない」という虚無も、紫原敦の「強者しか相手にしない」という選別思考も、すべて同じ根っこから来ている。鈴村健一が演じる紫原の台詞回しは特にそこが出ていて、飄々としているようで底に空洞がある声だった。

黒子が黒子テツヤである理由——「キセキの世代の影でいた」という過去——もこのテーマと直結している。存在感がない分、彼は試合の「楽しさ」を外側から見続けていた唯一の人間だった。だから仲間を変えられると信じている、という動機が腹落ちする。

中井和哉の今吉翔一は出番こそ多くないが、この「競技を戦略として捉える人間」側の代表として機能していて、黒子・火神との対比が静かに効いている。ああいう渋い脇役を中井和哉に当てると、本当に場が締まる。

2クール以降で気づいたことだが、敵チームの描き方が類型的に見えて実はそうじゃない回が何話かある。「強い敵が改心する」という展開をやらない、というのもこの作品の誠実さだと思う。青峰は負けても特に変わらないし、紫原も一試合で何かを取り戻すわけではない。そこを誤魔化さなかったことで、物語全体の説得力が保たれている。

特に刺さったシーン

高尾和成が初登場する序盤の試合で、鈴木達央の声がとにかく良かった。軽口と本気が同居している声域で、緑間とのコンビが「友情」でも「格差」でもない妙な関係性に見えてくる。高尾は作中でも数少ない「自分の立場を分かった上で楽しんでいる」キャラクターで、その分ある試合のラストで表情が崩れる瞬間は、何度見ても少し胸が痛くなる。

相田景虎が絡む場面も好きで、三木眞一郎の声が「大人の側の人間」として機能していると感じたのは2回目の視聴だった。最初は普通の顧問キャラに見えていたのが、チームの内部衝突が起きるシーンで初めて、この人が何を我慢して見ているかが分かる。355本出演のキャリアが「言葉を削る」演技に出ているな、と思う声優の一人。

テツヤ2号が初めて画面に出てきたとき、正直笑ってしまった。あの間の取り方と、黒子が全く動じずに「テツヤ2号です」と言うところ。何話見ても笑う。

読んで見たくなったら——『黒子のバスケ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • スポーツ漫画に「超人バトル」の文脈で入れる人。リアル路線を求めていると出力が合わない
  • 「強すぎて虚無になった天才」という設定が好きな人
  • バスケ経験がなくても、試合の流れより「この局面でこの選手が何を考えているか」に乗れる人
  • 声優単位で作品を追っている人には出演陣がかなり豪華

合わない人

  • リアル路線のスポーツ漫画(ハイキュー!!、アオアシ系)が好きな人。物理法則とかなり別れを告げるシーンがある
  • 全キャラクターに感情移入したい人には、敵側の描写が薄く感じる回もある
  • 主人公が「縁の下の力持ち」タイプで、活躍がカタルシス型でないことに慣れないと中盤がしんどい

次に見るなら

ハイキュー!!——チームスポーツで「自分の役割を見つける」という軸が近い。黒子のバスケよりリアル寄りだが、主人公が「飛べない天才」である構造は共通している。テンポが良く、試合外の日常描写も丁寧。

黒子のバスケ 劇場版 LAST GAME——TVシリーズの後日談として制作された劇場作品。キセキの世代が揃う構成で、シリーズを見終えてからだと別の重みがある。本編ファンなら必ず見ておきたい一本。

ダイヤのA——野球だが「天才に食らいつく努力型主人公」という構造と、ライバルキャラの造形が近い。長尺になるが、脇役それぞれに見せ場があるという点で黒子のバスケと同じ快感がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『黒子のバスケ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluの5サービスで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめます。まとめて一気見したい方にも、各サービスの無料期間を活用したい方にも対応しやすい配信環境が整っています。

よくある質問

Q. 黒子のバスケは何期まであるの?
A. TVアニメは全3期構成です。2012年放送の1期から始まり、2013年に2期、2015年に3期が放送されました。また劇場版『LAST GAME』(2017年)も制作されており、本編の完結後を描いた物語として人気を集めています。
Q. 原作漫画を読まなくてもアニメだけで楽しめる?
A. アニメだけで十分に楽しめます。原作漫画のストーリーをほぼ忠実にアニメ化しており、試合シーンも動きと音楽で迫力が増しています。アニメを見てから原作を読むと、細かい描写の違いを楽しめてさらにおすすめです。
Q. バスケットボールを知らなくても楽しめる?
A. ルールを知らなくても問題なく楽しめます。本作は超人的な能力が飛び交うバトル色が強く、スポーツ知識よりもキャラクターの個性やドラマが見どころの中心です。試合中の解説も丁寧なので、バスケ未経験者からも人気があります。
Q. どのサービスで全話無料で見られる?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluは初回無料トライアル期間が設けられており、期間内であれば全話を無料で視聴できる可能性があります。各サービスの最新の無料期間や条件は、公式サイトでご確認ください。

まとめ

『黒子のバスケ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluの5サービスで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめます。まとめて一気見したい方にも、各サービスの無料期間を活用したい方にも対応しやすい配信環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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