selector infected WIXOSS 『緑子さんとピルルクたん』

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2014selector infected WIXOSS 『緑子さんとピルルクたん』

selector infected WIXOSS 『緑子さんとピルルクたん』

★ 2.9 / 5.0コメディ
放送年2014年
フォーマットスペシャル
話数3話
原作その他
制作J.C.STAFF

「セレクターインフェクテッド ウィクロス」シリーズのBlu-ray/DVDに収録された特別編です。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「セレクターインフェクテッド ウィクロス」のBlu-ray・DVDに収録された特別編。本編では言葉を話せないLRIG・緑子(みどりこ)が、クールな態度で知られるピルルクと繰り広げるドタバタなやりとりを描いたコメディ作品。シリアスな本編からがらりと雰囲気を変え、二人のLRIGのほのぼのとしたやりとりが楽しめる短編エピソードとなっています。

みどころ・魅力

① 本編では見られない緑子のコミカルな一面

本編では無口で謎めいた印象の強い緑子が、コメディタッチで生き生きと描かれます。言葉を話せないからこそ生まれる独特のテンポ感とユーモアが、ファンにとって新鮮な驚きを与えてくれるポイントです。

② ピルルクのギャップ萌えが炸裂

普段はクールで近寄りがたい雰囲気のピルルクが、緑子に振り回される姿が絶妙に面白い。本編では描かれなかった二人のかけあいが、キャラクターへの愛着をさらに深めてくれます。

③ ウィクロスの”もう一つの顔”を体感できる

ダークな展開が続く本編とは対照的に、終始明るくゆるい空気感が漂う癒し系エピソード。重い物語の息抜きとして、あるいはシリーズを見終えた後の余韻として楽しめる一作です。

キャスト・声優一覧

ピルルク
ピルルク
メイン
大西沙織
緑子
緑子
メイン
髙橋ミナミ
植村一衣
植村一衣
サブ
茅野愛衣
紅林遊月
紅林遊月
サブ
佐倉綾音
小湊るう子
小湊るう子
サブ
加隈亜衣
浦添伊緒奈
浦添伊緒奈
サブ
瀬戸麻沙美
蒼井晶
蒼井晶
サブ
赤﨑千夏
タマ
タマ
サブ
久野美咲

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スタッフ

EDキュア「realize -夢の待つ場所-」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編を見終わったあと、精神的に若干ぼろぼろになった状態でBlu-rayのメニューを開いたら「特典映像:緑子さんとピルルクたん」というのが入っていた。タイトルだけで何かが違うと察した。「たん」だ。ピルルク「たん」。あの無表情で毒舌のピルルクに「たん」をつけている。

本編でさんざん重い感情を叩きつけられたあとに見るコメディとしては、かなり正しい選択だったと思う。最初は「ファンサービス枠だろうから流し見でいいか」と構えていたのに、気づいたら一衣とピルルクのテンションのすれ違いで笑っていた。2回目に見たとき気づいたのは、キャラクターの「素」がここにしか出ていないということで、本編とのギャップを楽しむための短編として、思ったよりよくできている。

「地獄のゲームの当事者」を、普通の人間として見せてくれるもの

本編のWIXOSSは、願いとLRIGという構造を通して、普通の女の子たちが追い詰められていく話だった。植村一衣というキャラクターは、あの世界でもっとも「コスト」を払ったひとりで、茅野愛衣さんの演技もそのぶん消耗感があって、見ている側が息を詰める場面が多かった。

この短編がやっていることは、そういうキャラクターを「選ばれた少女」ではなく普通の人間として見せること、それだけだ。ピルルクとの掛け合いに重大な意味は何もない。日常のくだらないやり取りがあるだけで、誰かが追い詰められるわけでも、願いをかけて何かを失うわけでもない。

ただ、それがうれしい。本編を通して見てきたファンなら、この「何もない時間」の価値がわかる。ピルルクが毒舌で、一衣がそれに振り回されていて、でも誰も傷つかない。そういう時間が、本編には1秒もなかった。茅野愛衣さんの一衣が軽いテンションで声を出しているだけで、ここまで安堵感があるのかと、2回目で改めて思った。

コメディとして見ると「普通の短編」かもしれない。でも本編というコンテクストの上に置いたとき、この10分前後は「生き残った人たちの日常」として機能する。あのゲームの外側に普通の時間が存在する、という事実の確認として。

特に刺さったシーン

ピルルクが一衣に対してどこまでも塩対応で、でも一衣のほうがちゃんと懐いているという関係性の非対称さが全編を通して効いているのだが、中盤あたりで一衣が何かちょっとしたことを提案したときのピルルクの反応——あの一拍のあとの返し方が好きだ。本編でさんざん冷たい判断を下していたピルルクが、ここでは「ただ面倒くさい」という顔をしているだけで、そのサイズ感の落差に笑った。

茅野愛衣さんの一衣は、本編の疲弊した空気がいい意味で抜けていて、ちょっとだけ脱力したトーンが新鮮だった。あと久野美咲さんのタマが少し顔を出す場面があって、あの声を聞いた瞬間に本編の記憶が一瞬戻ってきて、変なところで感情が動いた。コメディ文脈なのに条件反射で胸が締まるのは、タマというキャラクターに久野さんの声がどれだけ刻まれているかということだと思う。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • selector infected WIXOSSを本編まで見た上でキャラクターに愛着がある人
  • 本編の重さを引きずったままBlu-rayを開封した人(一番正しい見方)
  • ピルルクと一衣のコンビが好きで、掛け合いだけで満足できる人
  • 茅野愛衣さん・佐倉綾音さんの声だけで楽しめる人

合わない人

  • WIXOSS本編を未視聴の人(キャラの関係性の前提がないと何も刺さらない)
  • 特典映像にストーリーの続きや謎の解答を期待する人
  • 10分のギャグ短編に価値を見出せない人

次に見るなら

本編がまだなら、まずselector infected WIXOSSから。この短編はあくまでご褒美枠で、本編を経由しないと何も機能しない。カード対戦×少女の願いという構造が、思った以上に重い場所に行く。

本編も含めて見終わって、キャラクターとの別れが惜しいならselector spread WIXOSSへ。続編なので当然だが、一衣とピルルクがどこへ向かうのかを最後まで見届けてほしい。

WIXOSSを完走してカードゲーム×精神的重さのある作品をもっと見たいなら遊☆戯☆王(初代)が意外と近い感触を持っている。ゲームの外側に感情の重さがある構造として、原点を掘り返す価値はある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
本作は現在、定額制の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはBlu-rayまたはDVDを入手する必要があります。ウィクロスシリーズのファンであれば、ぜひソフト版で本編と合わせてチェックしてみてください。

よくある質問

Q. この特別編はどこで視聴できますか?
A. 現在、動画配信サービスでの配信は行われていません。「セレクターインフェクテッド ウィクロス」のBlu-ray・DVDに収録されているため、ソフトを入手してご視聴ください。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. コメディ色が強く単体でも楽しめますが、緑子やピルルクへの愛着があるとより面白さが増します。本編を先に視聴してからこちらを見ることをおすすめします。
Q. 本編と雰囲気はどのくらい違いますか?
A. 本編はダークで心理的な重さのある作風ですが、この特別編はコメディに振り切った軽快な内容です。同じキャラクターたちのまったく異なる一面を楽しめる点が魅力です。
Q. どのBlu-ray・DVDに収録されていますか?
A. 「セレクターインフェクテッド ウィクロス」の特定巻に収録されています。購入前に各巻の収録内容を公式情報や販売ページでご確認ください。

まとめ

本作は現在、定額制の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはBlu-rayまたはDVDを入手する必要があります。ウィクロスシリーズのファンであれば、ぜひソフト版で本編と合わせてチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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