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それが声優!
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | GONZO |
一流の声優になるには、良い声があるだけでは足りない。新人声優の一ノ瀬双葉は、愛されるキャラクターの声になるために必要な努力、決意、そして心を学ばなければならない。仕事は決して簡単ではなく、断られることほど辛いことはないが、双葉は大物声優になるという夢を叶えるために頑張る。ただし、彼女には限られた時間しかない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
一流の声優になるには、ただ良い声を持っているだけでは足りません。新人声優・一ノ瀬双葉は、声優事務所に所属したばかりの駆け出し。期待に胸を膨らませて業界に飛び込んだものの、待っていたのは「ガヤ」と呼ばれる端役や、なかなか掴めないチャンスの数々でした。同期の小花鈴と鬼海綾日とともに、双葉は仕事の厳しさ、断られることの辛さ、それでも前へ進む決意を少しずつ学んでいきます。夢である大物声優への道は遠く、与えられた時間も限られている——。声優という職業のリアルな日常を、等身大の視点で描いた物語です。みどころ・魅力
① 声優業界のリアルな裏側がのぞける
アフレコ現場の空気感、オーディションの緊張、ギャラの仕組みやアルバイトとの両立まで、声優という仕事の知られざる日常が丁寧に描かれます。華やかなイメージの裏にある地道な努力が見えてくる、業界ものならではの面白さが詰まっています。② 等身大の新人声優・双葉に共感できる
うまくいかないことだらけでも、腐らずに食らいついていく双葉の姿は、夢を追うすべての人に響きます。落ち込んでは立ち上がり、小さな一歩を積み重ねる成長の物語は、観る人の背中をそっと押してくれます。③ 実在声優によるドキュメンタリー風コーナー
各話の合間に挿入される実写コーナーでは、現役声優たちが業界のリアルを語ります。アニメ本編とのギャップが新鮮で、声優の世界をより深く知りたくなる、本作ならではのユニークな構成も大きな見どころです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 池畠博史 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| 原作 | 浅野真澄 |
| 原案キャラデザ | 畑健二郎 |
| キャラクターデザイン | 佐々木政勝 |
| 音楽 | 橋本由香利 |
| 美術監督 | 小野智広 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | イヤホンズ「それが声優!」 |
| ED | イヤホンズ「あなたのお耳にプラグイン!」 |
| ED | イヤホンズ「耳の中へ」 |
| ED | イヤホンズ「光の先へ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
声優の話なのに、最初に思い出した声優が全員違った。竹達彩奈と悠木碧と石原夏織あたりのやつ、と長いこと記憶していて、いざ見返したら主役は高橋李依だった。声優を題材にした作品で声優を取り違えるという、わりと間抜けな入り方をしている。最初は深夜に流し見するつもりだった。新人声優がオーディションを受けて、落ちて、また受ける。華やかさの手前にある地味な部分を延々と見せてくる作りで、流し見のつもりが気づくと姿勢が直っていた。2015年の、当時そんなに騒がれた記憶もない一本なのに、なぜか折に触れて見返してしまう。たぶん、夢の話に見せかけた不安の話だからだと思う。華やかさの裏で、ずっと「これで食っていけるのか」を問い続ける話
この作品は、声優というキラキラした職業に憧れる話ではない。むしろその逆で、憧れの手前にある「これで生活できるのか」という問いを、最後まで手放さない。一ノ瀬双葉には限られた時間しかない、という設定がずっと効いている。才能の有無の話ですらなくて、決められた猶予の中で結果を出せなければ、好きなだけでは続けられないという、身も蓋もない現実が土台にある。だから双葉たちは、声の仕事だけでは食べていけず、バイトをしながらオーディションに通う。受かるより落ちる回数のほうが圧倒的に多い。集役の小清水亜美が演じる先輩格の存在があることで、少し先を行く人間の現実も同時に見える構造になっていて、夢の入り口と、その数歩先の景色が一枚の画面に同居している。個人的には、この作品の芯にあるのは「好き」を仕事にしたあとの長い消耗だと思っている。好きで始めたはずなのに、好きだけでは一ミリも前に進まない。その矛盾を、コメディの皮をかぶせて、笑える温度のまま見せてくる。声優の裏側を描いていると言われがちだけれど、やっていることはもっと普遍的で、夢を持った人間が現実とどう折り合いをつけるか、その一点を地味に、しつこく描いている。特に刺さったシーン
序盤、双葉がオーディションで声を出す場面。高橋李依の演技が、上手いのに上手く聞こえないように作られていて、つまり「新人が緊張で固まった声」として演技している。プロが新人の未熟さを演じるという二重構造で、ここで一回背筋が伸びた。本人がコロリという別キャラも演じているのも、一人の声優が複数の役を抱える現実とそのまま重なっていて、見ていて妙な気持ちになる。サヨ役の佐倉綾音や、汐留ヒカリ役の生天目仁美といった面々が要所で出てくるたびに、画面の外の本物の現場を思い出してしまう。終盤、結果がなかなか出ない時期の、あの黙ってしまう間。台詞のない数秒が、どんな派手な展開より重かった。笑える話のはずなのに、ふとした瞬間に喉の奥が詰まる。そういう温度差が、この作品のいちばん好きなところだ。読んで見たくなったら——『それが声優!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 夢を追う話の、華やかな部分より地味な部分が見たい人
- お仕事ものに、リアルな消耗や不安まで描いてほしい人
- 声優の演技そのものを細かく味わいたい人
合わない人
- テンポのいいギャグや、明快なカタルシスを求める人
- 主人公が短期間でぐんぐん成長する物語が好きな人
- 業界の裏側より、純粋な憧れだけを浴びたい人
次に見るなら
業界もののリアルさが好きならSHIROBAKO。アニメ制作の現場版で、夢と現実の折り合いをつける、という芯がそのまま同じ。理想と納期に挟まれて消耗する感覚に覚えがあるなら、たぶん刺さる。
トーンは明るめがいいならNEW GAME!。好きを仕事にした若手の日常を描いていて、表面は柔らかいけれど、その下に「この道で食べていく」という同じ重みが流れている。
職場のやりとりをコメディで転がす空気が好きならWORKING!!。物語の重さは控えめだが、変な人間が集まる現場の温度感は近い。肩の力を抜いて口直しに見るのにちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「それが声優!」は、dアニメストアとU-NEXTで配信中です。どちらのサービスでも見放題で視聴できるため、声優業界の裏側を描いた本作をじっくり楽しめます。月額制で気軽に始められるので、気になった方はこの機会にチェックしてみてください。
