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タブー・タトゥー
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | J.C.STAFF |
格闘術が得意な若者・赤塚正義は、路上で暴漢に襲われていたホームレスの老人を救う。老人は正義に手のひらに刻印される入れ墨のような物体を与える。これは普通の入れ墨ではなく、時空を歪める超自然的な力を与える特殊な武器である。正義はこの力を手に、新たな冒険へ向かう。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
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作品概要・あらすじ
あらすじ
格闘術を得意とする高校生・赤塚正義は、路上で暴漢に絡まれていた老人を助けたことをきっかけに、手のひらに謎の刻印「シール」を刻まれる。それは時空を歪める超自然的な力を宿した特殊な武器であり、アメリカ軍が極秘裏に開発した技術だった。やがて正義の前に、シールをめぐる組織や強敵が次々と現れる。平和な日常が一変し、正義は自らの力と向き合いながら、命がけの戦いに身を投じていく。
みどころ・魅力
① 超能力×格闘のハイスピードバトル
「シール」と呼ばれる特殊な刻印が発動する超常能力と、肉体を駆使した格闘戦が融合したアクションが見どころ。スピード感あふれる戦闘シーンは迫力満点で、能力バトルものとして純粋に楽しめる作りになっている。強敵との能力の読み合いや、体術との組み合わせも面白い。
② ギャグとシリアスが共存する独特の作風
熱血主人公・正義を中心に、幼なじみのトムとの掛け合いや、個性的なキャラクターたちによるコメディ要素が随所に散りばめられている。シリアスな展開とのギャップがクセになる独特のテンポ感で、重くなりすぎない軽快さが作品全体に漂っている。
③ 謎めいた組織と世界観の広がり
シールを巡るアメリカ軍・謎の王国・各勢力の思惑が絡み合う複雑な構図が、物語に深みを与えている。それぞれの陣営に強力なシール使いが登場し、主人公が巻き込まれる戦いのスケールは徐々に拡大。世界の裏側で蠢く陰謀を追う面白さもある。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 渡部高志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 関島眞頼 |
| キャラクターデザイン | 長谷川眞也 |
| OP | メイン「Belief」 |
| ED | TRIGGER [Bluesy Fluesy「EGOISTIC EMOTION」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——「タトゥーで能力バトル」の情報だけで止まってた2016年作
放送当時、追ってなかった。「タトゥーで能力バトル」「コメディあり」「セクシー要素あり」——この情報の組み合わせが、なんとなく「まあ、あとでいいか」のフォルダに放り込まれる感じで、気づいたら8年経っていた。
いざ見始めると、第1話から思ったより荒削りで、そのテンポの雑さが妙に2016年らしくて懐かしい。主人公の赤塚正義がホームレスの老人を助けたら手のひらに謎の印が刻まれるくだりは、「あ、これ昔のジャンプ漫画の匂いがする」と素直に思った。能力の説明と戦闘が同時進行するせいで、1回見ただけでは設定の全貌が追いきれない。2周目でようやく「そういうことか」と腑に落ちるシーンがある。
「力を持ってしまった普通人」が、国家権力と個人の間で引き裂かれる話
表向きはタトゥー(印章)を巡る能力バトルだが、この作品が実際に描こうとしているのは「力の出所を自分でコントロールできない状態で、どう立つか」という問いだと思う。正義は選んで力を手に入れたわけじゃない。路上で助けた老人に刻まれてしまった——この受動性が、物語全体を貫く。
アメリカ王国という架空国家が絡んでくることで、話は個人の成長譚から国家と個人の力関係へとスケールアップしていく。印章の持ち主たちが「兵器」として扱われる構図は、2016年当時にしてみれば割とオーソドックスな設定ではあるが、そこに森川智之演じるブラッド・ブラックストーンのような「使う側の論理を体現したキャラクター」を置くことで、単純な善悪にならないようにしている。森川さんの声は、どんな役でも「このキャラには思想がある」と感じさせるんだが、ブラッドは特にその重さが効いている。
一方でコメディとセクシー要素が序盤から混在しているせいで、「これ、シリアスに受け取っていいのか」と視聴者が迷う構造になっている。それが欠点でもあるし、ある種の誠実さでもある。全部マジメにやり切れないという正直さ、と言ってもいいかもしれない。2クール分の尺があればまた違った着地があったかもしれないが、1クールで畳みにいった結果、終盤の駆け足感は否めない。
特に刺さったシーン
序盤、正義が印章の力を初めて意図せず発動させてしまう場面。「自分でも何が起きているかわからない」という混乱が、演技で伝わってくる。このシリーズの主人公ポジションとしては珍しく、力への陶酔感がなくてむしろ怖がっている。
杉田智和演じるトム・シュレッドフィールドが絡む戦闘シーンは、杉田さんの「余裕があるのか本気なのかわからない」声の芝居が効いていて、2回目で聞き直すと緊張感の作り方がわかる。こういう役を自然にこなせる人は少ない。
喜多村英梨演じるリサ・ラブロックは、終盤に差し掛かるほど声の温度が変わる印象がある。喜多村さんは感情の急転換を無理なくやれる人で、このキャラのブレが演技として成立している。小松未可子演じるブリージィ・フルージィは、コメディ担当としての軽さと、戦闘時の切り替えのギャップが面白く、「夜あそびのMCやってる人がこの役か」という妙な感慨がある。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2010年代前半〜中盤の「ちょっとエロあり能力バトル」ジャンルに郷愁がある人
- 杉田智和・森川智之・喜多村英梨あたりの演技を目当てに見る人
- 設定が複雑でも「まあ雰囲気で見る」ができる人
- 荒削りな1クールアニメを「当時の空気ごと見る」感覚で楽しめる人
合わない人
- ストーリーの整合性や設定の説明を丁寧に求める人(終盤が特に駆け足)
- コメディとシリアスの混在が苦手な人
- 原作を先に読んでいてアニメ化への期待値が高い人(尺の問題は明らか)
- ファンサービス描写がノイズになるタイプの人
次に見るなら
聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉(2015年)——特殊能力を持つ学園生が組織と戦う構図が近い。こちらも1クールで駆け足だが、「雰囲気バトルアニメ」として同じ文脈で楽しめる。タブー・タトゥーの「国家 vs 個人」テーマに引っかかったなら見て損はない。
最弱無敗の神装機竜〈バハムート〉(2016年)——同じ2016年の能力バトル×コメディ×セクシー路線。主人公が力を持て余す感覚が似ていて、こちらはやや学園もの寄り。1クールの密度感が近い。
落第騎士の英雄譚〈キャバルリィ〉(2015年)——印章ではなく「魔導師」設定だが、組織の論理に巻き込まれる主人公という構造が重なる。バトル描写のクオリティはこちらのほうが安定していて、タブー・タトゥーの世界観が好きなら入りやすい。
よくある質問
まとめ
『タブー・タトゥー』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。各サービスの会員であれば今すぐ全話視聴することができます。サブスクを活用して、超能力×格闘の熱いバトルをぜひチェックしてみてください。
