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WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Asahi Production |
茨城県大洗市を舞台に、日ノ岡真咲が転校生・秋月翔と夏休み前に友人となり、サーフィンにのめり込むようになる。この競技を通じて、真咲は新しい友人たちと出会い、大人へと成長する過程で友人たちとも距離が生まれていく物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
茨城県大洗市を舞台に、夏休みを目前に控えた日ノ岡真咲は、転校生・秋月翔と出会い友人となる。翔に誘われるかたちで触れたサーフィンの世界に、真咲は次第にのめり込んでいく。波に乗る高揚感、仲間と過ごすかけがえのない時間――競技に打ち込むなかで、真咲は新たな友人たちと出会い、ひと夏の経験を通じて少しずつ大人へと近づいていく。しかし成長していく過程で、かつての仲間との間には少しずつ距離も生まれていく。海と青春、出会いと別れを瑞々しく描くサーフィン青春ストーリー。みどころ・魅力
① 大洗の海を舞台にしたサーフィン描写
実在する茨城県大洗市を舞台に、波に挑む若者たちの姿が描かれる。打ち寄せる波、海辺の空気感、ボードの上で立ち上がる瞬間の高揚感――サーフィンという競技ならではの爽快感とスピード感が、作品全体を瑞々しく彩っている。② 出会いと成長、そしてすれ違いを描く青春群像
転校生・秋月翔との出会いをきっかけに、真咲の世界は大きく広がっていく。新しい仲間との絆を深める一方で、大人へと成長するなかで生まれるすれ違いや距離感も丁寧に描かれ、ただ明るいだけではない青春のリアルが胸に響く。③ 日常系×スポーツの心地よいバランス
熱い競技描写と、何気ない日常のやり取りが心地よく同居しているのも本作の魅力。サーフィンに打ち込む真剣さと、仲間とのゆるやかな時間が交互に描かれることで、観る人を大洗のひと夏へと自然に引き込んでいく。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 尾崎隆晴 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| 原案キャラデザ | さらちよみ |
| キャラクターデザイン | 岩佐とも子 |
| OP | 波乗りボーイズ「伝説のサーフプリンス」 |
| ED | オアライトリー「BEAT BLUE BEAT」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、見始めたきっかけは「やっぺ」の三文字だった。サーフィンもののタイトルにこの語感、どこの方言だ、と気になって調べたら舞台が茨城・大洗で、要するに「やろうぜ」の北関東なまり。なるほどな、と妙に納得したまま劇場の席に沈んだ。最初は軽い気持ちだったというか、波に乗ってキラキラする青春もの、くらいの構えで見ていた。ところが序盤の海のシーンで、音響がいきなり水の重さを連れてくる。スクリーン越しに潮の匂いまで届きそうな質感で、ああこれは家のモニターでは半分しか受け取れないやつだ、と早々に姿勢を正した。テンションが高いわけでもない、派手な事件が起きるわけでもない。そのぶん、ひとつひとつの夏の手触りが残る。
波に乗れるようになるほど、隣の誰かが遠ざかっていく
この作品は単なるサーフィン青春ものではなくて、「うまくなること」と「離れていくこと」がセットで進んでいく話だと思っている。日ノ岡真咲は転校生の秋月翔と出会って、夏の入り口でサーフィンにのめり込んでいく。そこまではよくある導入だ。でも本当に描かれているのは、ひとつのことに本気でのめり込んだ人間の周りで、人間関係の地図が静かに描き替わっていく過程のほうだ。
誰かと同じ波を追いかけていたはずなのに、上達の速度も、向き合い方の深さも、人によって違う。同じ場所に立っているつもりで、気づくと見ている景色がずれている。真咲が大人へ近づいていくほど、かつて当たり前に隣にいた友人との距離が、本人にもどうしようもなく開いていく。この「成長は別れを連れてくる」という残酷さを、声を荒らげずに、夏の終わりの光の角度みたいな静かさで置いていくのがいい。
サーフィンというモチーフがここで効いてくる。波は同じものが二度と来ない。乗れたと思った瞬間にはもう次の波で、さっきの完璧な一本は記憶の中にしか残らない。友情も、夏も、たぶんそういうものだ、と作品はわざわざ言葉にしない。言葉にしないから、こっちが勝手に受け取って勝手に痛くなる。大人になるって、誰かと一緒に同じ波を待てた時間が、もう戻らないと知ることなのかもしれない。そういう温度のことを、海の映画として丁寧にやっている。
特に刺さったシーン
終盤、仲間それぞれの距離感がはっきりしてくる展開で、男たちの声の芝居が一気に立ってくる。前野智昭の陽岡マサキは、押しの強さの裏にある不器用さが声の引き際に出ていて、強がりが一瞬だけほどける呼吸がうまい。岡本信彦のフケ倫道はテンションの上げ下げの落差で場の空気を動かすタイプで、軽口の奥にちゃんと体温がある。森久保祥太郎の森ウィリアム聡一郎は名前の通りどこか飄々としているのに、ふと真顔になる瞬間の声の沈み方が効く。佐藤拓也の厳名コウスケと土岐隼一の木戸ナオヤも、群像の中で埋もれずに各々の温度を持っていて、海辺の掛け合いが本当に「友達の夏」に聞こえる。
個人的にやられたのは、波待ちの静寂のシーンだ。劇場の大音量の中でふっと音が引くと、ボードを叩く水の音と呼吸だけが残る。あの無音に近い間で、登場人物の心の距離まで聞こえてくる気がして、思わず息を止めていた。家で見ていたら絶対に流していた一秒だと思う。
読んで見たくなったら——『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な事件より、夏の手触りや人間関係の機微で泣きたい人
- 「成長すると友達と離れる」という痛みに覚えのある人
- 海・水の音響を浴びる体験として映画を楽しみたい人
- 男子グループの掛け合いと、声優陣の芝居の細部を味わいたい人
合わない人
- スポーツものに激しい勝負や明確な勝敗を求める人
- 展開の起伏とスピード感がないと退屈に感じる人
- キャラクターの感情を全部セリフで説明してほしい人
次に見るなら
水と青春の相性で言うなら、まずはFree!。水泳という競技を通して、近づいたり離れたりする男子たちの関係を描いていて、「うまくなるほど見える景色がずれる」感覚が地続きだ。
海そのものの空気に浸りたいならあまんちゅ!。ダイビングと海辺の町を舞台にした日常もので、波の代わりに海の底のゆっくりした時間が流れる。のんびりした手触りが好きならこっち。
成長と別れの痛みを正面から受けたいならTARI TARI。海辺の町の高校生たちが、それぞれの道へ分かれていく最後の季節を描いていて、夏の終わりに胸を締めつけられたい人にちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。複数のサービスで取り扱われているため、すでに利用しているサービスがあれば、そのまま視聴を始められます。気になった方は、お好きな配信サービスで青春サーフィンの世界をチェックしてみてください。
