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Fate/strange Fake
| 放送年 | 2026年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | A-1 Pictures |
聖杯戦争では、魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が、あらゆる願いを叶える万能な願いの器である聖杯の支配をめぐって戦う。日本での第五次聖杯戦争終了から数年が経った。今、西米国の都市スノーフィールドに新たな聖杯出現の兆候が現れる。案の定、マスターとサーヴァントが集い始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)がペアを組み、あらゆる願いを叶える「聖杯」をめぐって命がけの戦いを繰り広げる聖杯戦争。日本での第五次聖杯戦争が幕を閉じてから数年後、今度は西米国の都市スノーフィールドに新たな聖杯出現の兆候が現れる。本物の聖杯戦争とは似て非なる”偽りの儀式”に、世界各地から強大なマスターとサーヴァントたちが集結。混沌と謀略が渦巻く戦場で、それぞれの思惑と願いが交錯していく。みどころ・魅力
① 「偽り」の聖杯戦争が生む予測不能な展開
正規の儀式とは異なる歪んだ聖杯戦争という設定が、シリーズファンにとっても新鮮な驚きをもたらす。召喚されるサーヴァントも規格外のものが多く、誰が何を目的に動いているのか最後まで読めない複雑な構図がスリルを生み出している。② 個性豊かなサーヴァント・マスターの群像劇
敵味方の区別が曖昧なまま進む群像劇形式が魅力で、各陣営それぞれに深い背景と信念がある。英霊たちの生前の伝説と現代の戦場での戦い方が絡み合い、キャラクターへの没入感が高い。③ ファンタジーとミステリーが融合した世界観
魔術や超常現象が飛び交う中に、謎めいた陰謀や情報戦の要素が組み込まれている。アクション一辺倒でなく、誰が何を隠しているのかという知的興奮も楽しめる作りになっている点が他のFateシリーズとの差別化となっている。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 榎戸駿、坂詰嵩仁 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大東大介 |
| 原作 | 成田良悟 |
| 原案キャラデザ | 森井しづき |
| キャラクターデザイン | 山田有慶 |
| OP | SawanoHiroyuki[nZk]:Yosh「Belong」 |
| OP | SawanoHiroyuki[nZk]:Jean-Ken Johnny & TAKUMA「PROVANT」 |
| ED | SawanoHiroyuki[nZk]:Laco「FAKEit」 |
| ED | 13.3g「潜在的なアイ」 |
| ED | SawanoHiroyuki[nZk]:Jean-Ken Johnny & TAKUMA「PROVANT」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
Fateシリーズはとにかく多い。Zero、stay night、Apocrypha、Grand Order……どこから手を付けていいか分からないまま何年も経った。その中でstrange Fakeは、「アメリカで起きる偽の聖杯戦争」というワンフレーズだけで、ずっと気になってたやつではある。原作小説も積んだまま。
で、いざ見始めると、最初の印象は「Fateってこんなに乾いた空気感も出せるんだ」だった。スノーフィールドという架空のアメリカ西部の都市、砂漠の乾いた光、英霊召喚のはずなのに漂うクライムドラマっぽい空気。2回目に見たとき気づいたのは、1話の時点で画面の情報量が想定の2倍くらいあるということ。初見では流してた背景に、ちゃんと伏線が刺さってた。
「本物」がない戦場で、英雄たちは何のために戦うのか
タイトルの「strange Fake」という言葉は、作品全体に通底するテーマをそのまま名前にしている。これは「偽の聖杯戦争」の話だ。正規の手順を踏まずに召喚された英霊たち、本物かどうかも定かでない聖杯、そもそも何を願うのかも曖昧なマスターたち。「本物」の聖杯戦争と比べたとき、すべてがひとまわり歪んでいる。
ただ、見ていて思ったのは、「だからといってこの戦争が嘘くさいかというと、全然そんなことない」ということだ。むしろ逆で、召喚された英霊たちは、「本物かどうか」なんて気にしていない。エルキドゥは小林ゆうの声で、静かに、でも確固として存在している。ギルガメッシュは関智一の、あの底抜けに自信に満ちた声で、どんな状況でも王として振る舞う。偽の舞台でも、彼ら自身は本物だ。
この構造が面白いのは、「偽物」という設定が皮肉ではなく、逆説的に「本物らしさとは何か」を問い返してくるからだ。フラット・エスカルドスという、松岡禎丞が演じるちょっとズレた魔術師が、わりと軽いノリで戦争に参加しているのも、この作品の空気感に合っている。英霊を敬いながらも友達みたいに接するフラットは、「マスターと英霊の関係ってこれでいいの?」という問いを、重くなく提示してくれる。
そして花澤香菜演じる沙条綾香。彼女のキャラクターは、この「偽の聖杯戦争」に一番深く傷つく立場にいる。あの声で紡がれる台詞の端々に、どうしようもない悲しさがある。感情を抑えた演技の中に、ギリギリのところで揺れているものが見えた。
特に刺さったシーン
ウェイバー・ベルベット——というかロード・エルメロイII世として登場する彼が、浪川大輔の声で画面に現れた瞬間、思わず姿勢を正した。Fate/Zero視聴済みの人間には分かる、あの少年がこうなったか、という感慨がある。浪川大輔は元々ウェイバーをやっていた人で、その積み重なった年数ごと声に乗せてくれる。2回目に見たとき、序盤の彼の台詞回しがZeroの頃とどう変わったか意識して聞いたら、ちゃんと違った。同じ声優が同じキャラクターの成長を演じることで生まれる、アニメでしかできないことをやってくれていた。
あとはエルキドゥが戦闘に入る場面。小林ゆうの声は、ふだんはかなりフラットで無機質に近い。それが戦闘シーンで急に体温を持つ瞬間があって、そのギャップが怖い。「この存在は人間じゃない」というのが、演技だけで伝わってくる。
読んで見たくなったら——『Fate/strange Fake』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- Fate/Zeroは見た。mainlineのstay nightは途中で止まってる、という人(むしろそのくらいがちょうどいい)
- 聖杯戦争のバトルより、マスターと英霊の関係性や思想のぶつかり合いが好きな人
- アメリカ西部の砂っぽいクライム・ノワール的な空気感が好きな人
- 関智一のギルガメッシュ、浪川大輔のウェイバーを追いかけてきた人
合わない人
- Fate完全初見。用語と固有名詞の量に1話で離脱する可能性が高い
- 「聖杯戦争」ものに食傷気味で、また似たフォーマットかと思ってしまう人
- 1クールで綺麗に完結する話を求めている人。strange Fakeは原作自体が長い
次に見るなら
Fate/Zero——strange Fakeより先に見るべきという意見もあるくらいの前日譚。第四次聖杯戦争の話で、ウェイバーとギルガメッシュがどういう存在として描かれてきたか知っておくと、strange Fakeの重みが段違いになる。虚淵玄脚本の容赦なさが、Fateという素材に最も合っていた時期の作品。
Re:CREATORS——「フィクションの存在が現実に召喚される」という構造が、strange Fakeの「偽の英霊」というテーマと妙に響き合う。こちらはより現代的なメタフィクションで、「創られた存在が自分の意味を問う」という話。アクションの密度も高い。
DARKER THAN BLACK -黒の契約者-——アメリカ→東京という舞台の違いはあるが、「超常の力を持つ存在が都市を舞台に暗躍する」空気感が近い。主人公がどこまで人間で、どこから違うのか分からない不気味さも、strange Fakeのエルキドゥ周辺と似た感触がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『Fate/strange Fake』はABEMA・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Disney+で視聴可能です。複数の主要配信サービスに対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。見逃した回も各サービスの見逃し配信でチェックできます。


